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「あ…そういえば職員室

行かなきゃいけないんだった!!梓ついてきて〜」


私は咲の言葉に頷くと

二人仲良く職員室へと

向かった。


「あ!矢田先生発見〜」

ん……?

咲の言葉通り目の前には

矢田先生がいた。

「お前ら相変わらず

べったりしてんなぁ!!」 そう笑う先生。

「咲のこと好きだもん!

でもね、私好きな人できたんですよ!!」

そう言って

私は笑ってみせた。


何を勘違いしたのか

先生は自分の指輪をみせ

「ごめんな…

俺結婚してるからさ…」

そう言って

悲しそうな顔をする。


「先生なわけないでしょ」そう言って私と咲は

笑い合った。

「残念ながら

梓の好きな人はクラスの

男子でーす!!」

そう言って先生をバカに

したように笑う咲。

それにつられて私も先生も笑っていた……


「よしちょっと待っとけ」そう言うと

先生は職員室から

クラス名簿を

持ち出してきた。

「こいつかな…

でもこいつも有り得る」


先生は名簿を見ながら

真剣に悩みだした。

「先生…

何やってるんですか?」

笑いながら問い掛ける

私と咲……


「梓の好きな人探し!!」

そう言って笑う先生。

「そこまでしなくても!」私と咲は見つめ合った。



「だって梓の好きな人

すっげぇ気になるから」



え……?

先生の思いがけない言葉に思わずドキッとした。

気になるって……


……別に

深い意味はないよね!!


「今度…

教えてあげますから!!」

私は先生にそう言うと

咲を引っ張って教室に

戻った……


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