第3話玄関あけたら自称メイドさん【中編】
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こんにちは皆さん!全力で駆け抜けたのに秒で捕まった湊です!
一つ目のかどを曲がる頃には既に妹は背後にいたよ!
僕は今妹に首根っこを捕まれ、脱走した猫のように家まで移送されています……あのメイドのコスプレをした少女の家へ…………あれ?この言い方だと家主あの子みたいじゃない?まぁいっかw
そんな現実逃避を脳内でつくりあげていると気づいた時には玄関まで連れ戻されていた。
(戻っちゃったよこの謎空間にマジで帰りたい…家はここだけどてゆうか)
「お帰りなさいませ湊様」
何で玄関あけたらカーテシーするような少女がいるのかなぁ?
それによく見ると彼女のメイド服の素材がなんというかなんか普通のコスプレと違う【語彙力低下】
なんかこう本場?のような……
僕がそんな風に考えていると、
「ねぇねぇ、おにぃ!いい加減に誰か話してよ!あれなの青春が謳歌できないからってついにそうゆう
サービスを…………それなら…兄・即・斬するよ?」
「やめて下さい零式だけはやめて下さい!!!!」
現状が分からないあまりパニックを起こした妹は腰をひねり両腕を後ろにさげていた。
上半身ぶっぱだけは嫌だぁぁあー!!
僕がそんな絶体絶命のピンチの時、今まで寡黙にしていた当事者の少女はついに重い?口を開いた。
「私はあの時救っていただいた者で『鶴の恩返しじゃないんだから!そんなこと言われても全然分かんないよ!』」
えっと…………あのね…うん、そうだね!
ミステリアスな雰囲気を纏ったメイド【不審者】に対して突っ込める我が妹マジリスペクト……そこに痺れる憧れるぅぅぅー!
しばらく脳が震えるぅをしていると発言が遮られたメイド【本当にどなた?】は「ごほんっ」と咳をするとこちらを見つめて話し始めた。
「発言をお許しいただけますか?湊様」
先ほどのことはなかったことにするらしい。
かなりさらっと無視をしていた。まぁ頬と眉間が小刻みにピクピクしてたけど…頬とか怒り?で赤く染まってだけど。
きっとおそらく冷静沈着平常そのものなのだろう!
まぁ話してもらわないとこの問題も片付かない。
僕はとりあえず「えっと…どうぞ」と相槌を打った。
「ありがとうございます。では恐悦至極ですがことの顛末を話させていただきま『バッターン!!!!』」
後方から凄まじくアグレッシブな音がした。
妹の様子から誰かは検討がつくが……入り方だけで人がわかるとか空港のセキュリティゲートより優秀な気がする。
一周まわって虚しくなるわ!
そんな僕の苦悩なんか知らない!と言わんばかりの傲慢な声が聞こえた。
『話は聞いた!』『私達に任せなさい!』
混乱きわまる戦場に舞いおりた二人の戦士は…
ジョジ○立ちする両親だった。
to be continued!
ヤッハローサッシーです!遅れてすみません!
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追伸 他のも書かなきゃ(●>皿<●)