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プロローグ・残念な審判

エルフ、オーク、ゴブリンと旅する残念な冒険者01


プロローグ・残念な審判


「お気の毒ですが、あなたの命のともしびは消えてしまいました」

「はあ?」

俺は目の前にいた見ず知らずの女性にとつぜん宣告されてしまった。

「な、何、訳のわからないこと言ってるんだ! 俺はこの通りピンピンしているぞ」

「またですか。急な出来事だったから自分の身に何が起こったか理解してない人が」

女性はうさんくさそうに俺の顔をじーーっと見つめた。

「わかりました。あなたの身に何が起こったのか再現します。そうすれば、すぐ理解できるでしょう」

そう言うと、目の前の女性の体が大きくなり出した。肌の色は黒くなり、手足からは長い鉤爪が飛び出した。背中からはコウモリを思わす羽が両翼に伸びた。

とても人間と呼べる姿ではない。

俺はその光景をあっけにとられて見ていた。

「ま、まさか……」

「あなたたち人間は私のことをこう呼んでいますよね……」

いったん間を開けて、女性は俺を見て笑った。

「……『悪魔』、と」

うそ、だろ? 

俺は悪魔をマジで目にしているのかよ!?

「そ、それじゃ、ここは……」

「地獄の一丁目、いわば入り口に当たる所です」

「そ、そんな。冗談じゃない! 俺はこんなとこにいたくない! 返してくれよ。もと居た世界にぃーーーーっ!」


「うるさいわねえっ!!!!!」


俺の叫び声よりさらに大きな声が響き渡った。

後ろを振り向くと女の子が目をこすりながら、こっちに歩いてくるのが見えた。

年は15から17歳ぐらいか。かわいらしい顔をしている。

それ以上に目を引くのは『胸』だ。

俺の見立てでは間違いなくバスト90はある。もはや巨乳と言ってもいいぐらいだ。

女の子に免疫のない俺は、しばらくその子に見惚れていた。

巨乳の子はしばらく周りを見回していたが、やがて俺と悪魔がいるのに気づいてこっちに向かってきた。

「ねえ、ここどこよ?」

俺と悪魔の二人を交互に見ながら声をかけてきた。

少し高いがかわいらしい声だ。

「ちょっと、あんた新人のAD? ここどこよ? 何の収録?」

女の子は俺の顔をじっと見た。

目の前で見るとさらにかわいい。アイドルと言っても通用するぐらいだ。

って、『AD』とか『収録』って? 

「ねえ、何ボーっと見てるのよぉ。どこにマネージャーさんいるか知らない?」

「知らない、って言うか、ひょっとして芸能人ですか?」

俺は自慢じゃないが、芸能関係にはうとい。よっぽどの有名人でない限り覚えていない。次から次に新人や芸人やらが出てくるので覚えようという気にならないからな。

「ええーーっ、あたしのこと知らないのぉ? けっこう有名なんだけどなあ」

 そう言うと、くるくるっと回ってポーズを見せる。

「今人気の『karen24』のグループメンバーよ」

 karen24と言えば、そこそこ知られている流行のグループアイドルものだ。俺でも名前ぐらいは聞いたことがあった。

 でも、俺はアイドルオタじゃないからな。誰が誰かまではぜんぜんわからん。握手券なんか買ったこともないし。

「へえー」

 いまいち反応のない俺の態度に、巨乳の子は不機嫌そうな顔になった。

「ふーん、あんたあたしのこと知らないか。ま、オタっぽい感じだし、変なアニメのTシャツ着てるし」

 確かに俺はオタだが、あんたに言われる筋合いはない。それにこれは俺の手書きなんだが。

 俺はアニメオタが高じて、自分でもイラストを描いている。そこそこ人気があって、ネットにも投稿している。おかげで有志が俺の絵のシャツを作ろうと企画を立ち上げてくれた。これはその時のものだ。

「あんたに馬鹿にされる覚えはないんだがな」

「何よ、偉そうに。そんなことよりここどこか知らない?」

 俺の気など知ったことかと言わんばかりに、巨乳の子は聞いてきた。

「あっーーっ! わかった。何かのドッキリでしょう。ほら後ろの仮装している人、でっかいフリップ持ってる」

 言われて後ろを振り替えると、さっきの女悪魔が大きな看板を持っていた。

『お気の毒ですが、あなたの命のともしびは消えてしまいました。大切なことなので2回言いました』



「ええーーっ!! ホントにあたし死んでいるのおおおおおおおおおおお!!!」 

「あなたたちには耳はないのですか? どっきりとか、収録とかいうことではありません。正真正銘、間違いなし、1+1が2というぐらい確実にあなたたちは死んでいます」

「認めないわよ。何であたし死ななきゃならないのよ。まだ、高校生なんだよ。やっとアイドルになってこれからってときに!」

 巨乳の子の必死のアピールにもかかわらず、女悪魔は冷めた目で見つめた。

「お言葉ですが、このままアイドルをしていても芽が出ることなく落ちぶれていくだけでしょう。その後、落ち目になったあなたはくだらない言い争いから刺し殺されていました。遅かれ早かれここへ来る宿命だったのでしょう」

 女悪魔がたんたんと言う。

「あんたなんかに何がわかるって言うのよ!」

「わかりますとも。私はあの世の管理官ですから」

「ちょ、ちょっと待って。あの世って?」

 巨乳の子はようやく事態を理解し始めたのか、不安げな顔で周りを見回した。

「だからさっきから言ってるじゃないですか。あなた方はすでに死んでいて、ここはあの世だと」

「そんな……どうしてよぉ?」

「わかりました。理解力のないあなたたちのために、どうやって亡くなったのかお見せしましょう」

 そう言うと、女悪魔は手を振りかざした。

 目の前の暗い空間に映像が浮かび上がった。

「おおっ、すげえ」

 3Dで空間全体に映像を映し出せるとは、なかなかのものだ。

「まずはあなたからです」と言って、女悪魔は巨乳の子を見た。

「自称・木下萌果。本名・村富美子」

「プププッ。芸名と本名と違いすぎだろ。苗字が『村』って、どこの田舎出身だよ」

「うるさいわねっ!」

「女性。年齢18歳。両親と兄の四人家族。家庭環境良好。高校入学後、『karen24』のメンバーとして歌手活動」

「お前、本当にアイドルだったのかよ」

「へへーーーん、すごいでしょ。あんたみたいな奴がこのあたしに会えるなんてすごいラッキーなことなのよ。この出会いに感謝しなさい」

「へいへい」

 この横柄さから、俺はこの女がいずれ殺されてここへ来るという予言は現実のものになると確信できた。

「でも、『karen24』ってかなり有名だけど、どこにいたんだ?」

「どこって……、それは」

 萌果は視線をそらした。

「センターのぉ、その後ろのぉ、そのバックのぉ、その背後の右から二番目に」


     前方

    ○○○○

   ○○○○○○

  ○○○○○○○○

   ○●○○○○

     後方


 つまり、そういうことか。

 いや、待てよ。

「ああ、思い出した。確かにkaren24にいた!」

「えっ、本当?」

 富美子の表情がうってかわって明るくなった。

「そうだよ、思い出した。たしか木下萌果って、以前見たプロフィール欄に『趣味:アニメ、マンガ』とか書いてなかったか?」

 唐突に富美子の表情がくもった。俺から目をそらし、うつむいた。目が明らかに泳いでいる。

「え、ええ、まあ」

「それで覚えてたんだ。俺と趣味を同じくする者だって」

「冗談じゃないわ。あんたみたいなオタクと一緒にしないでよ」

 富美子は豚か小鬼でも見る目で俺を見た。

「な、なんだよ。その顔は。アニメやマンガが趣味って書いていたくせに」

「確かに趣味とは書いたけど、あたしはベロバラとスイーティスイーティしか認めないの。いつか王子さまが来てあたしを幸せにしてくれるのがいいんじゃないの。あー、タノモーーシ仮面様」

「あー、そうかい、そうかい」

「それが何であんたなんかオタを相手にしなけりゃならないのよ。キンモー」

「それが趣味がアニメ、マンガって書いた奴の言うセリフかよ!」

「言葉のアヤってことよ。こうでも書かないとあんたみたいなキモオタの関心を引くことなんかできないじゃない」

 これが現実ってやつか。これだから惨事は。やっぱり俺は虹でいい。二次元バンザイ。一生このままついていきます。

「それで、死因はと……」

 女悪魔は俺たちの不毛な会話には一切の関心を示さず、たんたんと目の前にあるキーボードをパチパチとたたいた。

 あの世にもパソコンあったんだな。

「アクセルとブレーキの踏み間違いによる運転ミスで駐車場から落下」

「ええーーっ!! そんなことで死んだのぉ!!」

「お前、お年寄りじゃあるまいし、この年でアクセルとブレーキ踏み間違えて死ぬなよ」

「な、何よぉ! 失敗は誰にだってあるわよ」

「失敗して死んでしまったら、意味ないけどな」

「え、偉そうにぃーーーっ! じゃあ、あなたの死因はなんなのよ!!」

「そうですね。次はと……」

 女悪魔は引き続きキーボードをパチパチたたいた。

「目黒高明さん、男性、18歳。高校二年生より休みがちになり自主退学。以後バイトを転々とするも周囲に馴染めず、引きこもるようになる。アニメ、マンガが趣味のいわゆるオタク。侵食度AAクラス。今だけでなく昔のいわゆるクラシックアニメも好む万能型」

 そういうなり部屋が写し出される。

 暗い部屋の中にあるパソコンが二台。いわゆる昔のゲームも遊べるようにXXPと柔用だ。本棚は当然マンガの単行本とDVD、ブルーレイセット。天井まで届く段ボールの山にはマンガと積みエロゲーがぎっしりだ。

「うわー、噂には聞いてたけどキンモー、ベッドの横にあるのアニメの抱き枕ぁ?」

「ひ、人の趣味なんだからいいだろ」

「あたし、あんなの置いてたら気味悪くて寝られないわよ。隣に目ぇ開けた人形が寝てるって思ったら」

 目を開けた人形って……確かにそうだけど。

 このときはたまたま一体だったが、日によっては三体全部出してハーレムしてましたとはとても言えない。

「なお、隣の空き部屋にはフィギュアも多数置かれており、両親とのいざこざが絶えなかった様子」

 その光景が写し出され、俺の秘蔵コレクションが目の当たりにされた。

「うわー、人形がいっぱい。あらら、服脱いだのまであるー。何、あれ? 部屋中に貼っている水着の子、どこのアニメのポスターよお」

 もう、やめてくれ。俺のMPは0だあ。

「死因は地震により本棚が崩れたことによる圧迫死。なおこの地震による死者は幸いにもあなた一人のため、多くの報道陣が訪れ、この部屋は全国ネットで放映されました」

 まさに公開処刑。全国のオタクはこの部屋を見て、物言えぬ感情にとらわれたに違いない。

 無茶しやがってか、早くHDD処分しなければとか。

 両手で耳を塞ぎ、うずくまっている俺を女悪魔と悪魔のような人間が見下ろしていた。


「それであたしはどうなるんですか?」

「あなたたちはすでに前世の業により行く先がおおよそ決まっています。審査の結果ですが……」

女悪魔はショックで落ち込んでいる俺を無視して告げた。

「『下の上』つまり、『地獄』行きです」

「えええーーーーっ! 地獄うーーーーーーーーぅ!!!」

「どうしてよ! このオタならともかく、そんなに悪いことあたししたぁ!?」

「あなたの場合は生前、自分勝手な行いをしすぎました。そのせいで周りの人々に迷惑をかけ、多くの不幸をもたらせています」

 わかります。

 空中に富美子の生前の一風景が浮かび上がった。


 クラスで富美子と数人のクラスメイトが映っていた。

『あたしは何もしていません。村さんがあの子うざいから仲間はずれにしたらって言ったんです』

『本当ですか? 村さん、あなたがみんなにこの子をいじめようと言ったって言われているんですが?』

 先生らしき人が富美子に問いただした。

 しばらく間があって富美子は首を振った。

『あたし、そんなこと言ってません。勘違いじゃないですか?』

『そんな! 村さんがあたしに言ったんです』

『村さんは知らないと言ってます。ちょっとこっちに来てください。親御さんともお話ししなければなりません』

『信じてください! 先生。あたし、何も知らないんです!』

 先生はその子を連れて廊下を歩いて行った。

『まったく、いじめなんてひどいわね』

 周りのクラスメイトは何も言えず、富美子から離れて行った。


 富美子はだまって映し出された光景を見つめていた。

「お前、ひでーな」

「た、たまたまよ、たまたま」

「どーだか」

「次いきます」

 たんたんと女悪魔が風景を変えた。


 次に写ったのはアイドルの楽屋らしい。女の子たちがうわさ話をしている。

『萌果死んだんだって?』

『いい気味じゃない? せいせいしたわよ』

『ほーーーんと、自分勝手ばかりやって、前々からうざかったのよ』

『いつ卒業してくれるかと思ってたけど、早くいなくなってよかったわ』

 映像はそこで途切れた。


「もろに言われてたな」

「そんな…、あんな風に思われてたなんて」

 ガックリとうなだれる富美子。

「一番の友達だと思ってたのに…」

「思ってたのと実際は全然違うと、誰だって裏切られた気分になるよなあー。わかる、わかる」

 俺は富美子を見ながら言った。



「これでわかりましたか? あなたはアイドルになったことすら、本来なら友人宛に来た通知を知らせず、自分が勝手に事務所に応募したことがきっかけです。そんなあなたは他人のことを、全然、全く、これっぽっっっちも思いやれていません」

 この口ぶりから、ここに表示されてないだけで、いろいろ前科があるってわけか。

「もういいわよぉ!! わかったわよ! でも…」

 富美子は涙目でこっちを見た。

「そ、それは…、その…、誰だって少しは自分をよく見せたり、認められたいと思うでしょ」

 でたな。泣き落とし攻撃。

 でも、それが悪魔に通じるかな?

「誰でもここへ来た人はそう言います。しかし、結果として多くの人々を不幸にして悲しませたのは事実です」

「そんなあ、じゃあ、なんでこいつといっしょなのよ!」と俺を指さして言う。

 そういうさもしい根性が地獄送りになる原因だと気付かないのかなぁ。

「そうだよ。俺はなんでなんだよ?」

 女悪魔は俺を見て首を振った。

「あなたの場合は存在そのものが迷惑がられていました」

 いるだけで罪?!

「あー、やっぱりねえー」

「お前にだけは言われたくないわ!!」


 それにしても地獄送りとは。

 しかし待て、まだ悪いところと決まったわけじゃない。ストーリーによっては天国が何もすることのない退屈な世界というオチもある。

 ひょっとしたら地獄と呼ばれているところも、逆パターンで楽しめる世界かもしれない。

 俺がそう思ったときに、富美子が先に質問していた。

「ちなみに地獄って、どんなことされるの?」

「そうですねえ。あなたたちの場合はあまり重い罪じゃないですからすぐに終わると思いますよ」

 富美子が胸をなでおろした。

「よかったあ。ちなみにどうなるの?」

「まずは爪剥ぎの刑ですね。長く伸びてきた全部の爪を一月ごとにすべて剥がします。後は朝晩のムチうちの刑、食事は一日一回です。これを5年間続け、心から前世の行いに後悔したとき、ようやくあなたたちは消滅します」

「嫌じゃあああああああああ!!!」

「やめてえええええええええ!!!」

 俺たちの叫び声が空間にこだました。

「意義あり!! 少なくとも俺は人様に悪いことはしてねえぞ。何でこんなわがまま女と同じ罪に問われなければならねえんだよ!」

「その点に関しては、こちらでも審議の対象になっています。あなたには情状酌量の余地があります」

「えええーーーーー、なんでこいつだけ」

「ほら見ろ。お前とは訳が違う」

「どうしてよぉ、あたしのほうがアイドルとしてみんなの希望になっていたのよ。納得できないわよおっ!!」

 泣きじゃくる富美子をほうっておいて、俺と女悪魔は話を続ける。

「あなたは『下の上』ですが、今後の経過によっては罪の軽減もありえます。それを見極めるために、あなたには別の人生を送ってもらいます」

「別の人生?」

「そうです。別な世界であなたは第二の人生を送るのです。その経過によりあなたに再び審判が下されるでしょう」

「別な世界って? どんな場所だよ?」

 女悪魔がパソコンを操作すると、空間に街並みが浮かび上がった。

「異世界アードアル、『修羅界』と『物質界』の中間あたりに位置する世界です。あなたがたのいうファンタジー世界に近いものがありますね」

 確かに街並みは中世っぽい。しかも、怪物たちがうごめいているのが見える。

「あいつら、ゴブリンじゃないか? 確かアニメで見たぞ」

「そうです。この世界は人間同様、亜人間が存在しています。あなたたちの住んでいた『物質界』より荒々しい世界になります」

「こ、ここで過ごせっていうのかよ?」

「ええ。俗に言う『試練』というものです。この世界でも徳を積めるかどうかで、あなたの来世は左右されることになります」

 試練かあ、まあ、地獄よりましだ。考えようによってはリアルファンタジー世界を楽しめるんだ。

 ひょっとしたらゲームであったようなハーレム展開もありかもしれん。

 どっちにしても選択の余地はないしな。


「わかったよ。その試練、受けます」

 俺はうなずいた。


「それでは部屋の中央に進んでください」

 俺は言われるままに魔方陣の中に足を踏み入れた。

「では、行きなさい。あなたの前途に幸運があらんことを」

 女悪魔がそう言うなり、周りがまぶしい光に包まれた。

「待ってえ!! あたしも行くぅぅ!!」

 突然、俺の体に富美子がしがみついた。

「な、何すんだよ!!」

「あんただけが救済されるなんて、納得いかないわよ。あたしにだって権利があるはずよ」

「お、おい。そんなに揺らすな。どこ落ちるかわからないだろーーーーが!」

 俺と富美子はまっ逆さまに暗闇の中を落ちていった。

「やだあ、まだ死にたくないいぃーーーーーーーーーーー」という富美子の遠ざかる叫び声を聞きながら。

 いや、もう、死んでるんだけど。


「これも試練かもしれません。はたして、どんな人生を送ることやら」

 女悪魔はあきらめたように首を振って落ちていく二人を見送っていた。

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