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男たちの馬鹿な日常  作者: 附箋
4/9

ガソリンスタンド4

「先輩知ってます?」

「唐突になんだ」

「あの馬鹿クラウンやめたらしいっすよ」

「まじで!?」


 やっぱり同じ反応だな。


「え?嘘だろ?まだ買って半年たってないよな?」

「なんかハイオク仕様なのが嫌になったって」

「えぇ」


 いい車なんだから仕方なかろう。

 てか、あいつ納得して買ったんじゃねーのか。


 まぁ、俺のじゃないしいいけど。

 でもハイオクが嫌だからと車変えやがりますかね。前か似合ってないとは思っていたけど変える理由がハイオクが嫌だったからって。

 やはり馬鹿の考えることはわからんな。


 「ん?なんだ?あの外車」

 

 会社名じゃなく外車と行っちゃう辺り田舎だよね。いや知らんけど。

 都会だと外車!じゃなくてちゃんと会社名で言ってるって勝手に思ってる。決してこのことを変えるつもりはない。都会はそういうところ。


 「鹿目のじゃないですかね」

 「エ?ガイシャニレギュラーショウアンノ?」

 「先輩脳の処理追い付けてなさ過ぎて話方がカタコトってかロボットみたいになってますけど無いことはないですよ」

 

 仕様がショウになってるし。何のしょうだよ。


 「え?本当に!?」

 「ええまぁ、今じゃディーゼル車もありますし。てか何で知らんのですか」

 「だってうち来ないし」


 Exactly


 おっとつい英語が出てしまった。


 「俺の噂が聞こえたのでな」

 「ああ、お前が馬鹿だと噂してたさ」


 この馬鹿にちょっと説教をしながら今日も一日過ぎていく。

 

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