表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
病み魔法使いの弟子  作者: ありんこ
愉しい、日常
28/398

いんくるーでっど!

 登場人物紹介ができました。よかったらどうぞ。「私服の時」まで読んだ人ならネタばれになるようなことは一切書いてないはずです。ご安心めされよ。

 そこまで読んでいない人・とりあえず登場人物紹介を見に来た人にはネタばれの嵐です。

 ご乱心めされよ。

  登場民族・国名

コルヌタ国

 最果ての地にある小国。人類側・魔族側双方から侵略されまくった歴史を持つ。そのためか文化がぐっちゃぐちゃに混ざっている。

 人口は約一億五千万人程度、人口密度は面積当たり200人程度。国民のうち98パーセントが混血人類と半人、1,5パーセントが魔族。残りの0,5パーセントは【編集済み】によって構成されている。

 商業・文化ともに人間界側ではトップクラス、先進国の部類に入る。軍事力は甲種が一人減ったことで減っているがそもそもそんなに強くない。国民のほぼ全員が周辺国家または魔界に個人のホットラインを持っている。


ボルキイ神聖王国

 神聖大陸の中央にある大国。コルヌタとは第三次世界戦以降、安全保障条約などを結んでいる。国民は全員純粋な人間とされている。女神が人間界を放棄したのは人類が魔物と交わった罪によるとして許しを乞う女神教が隆盛。

 もっとも古くからある国の一つで正義が大好きな国民性。


魔界

 連合国的な性格が強い。正式な名称はないが広く魔界と呼ばれている。人間界への侵略を繰り返したり反対に侵略を繰り返されたり本当に忙しい。

 普通の動植物はほとんど存在せず、すべてが魔物で成っている。魔物は進化のスピードも速いし魔界のすべてを歩いた人間もいまだ存在しないので詳細な地図はない。

 魔王は今のところ15体が確認されるが定かではない。人間の自治区が所々にあるがそこに住んでいるのは重犯罪者や海外旅行を強いられた組織の人だ。

 ちなみに、魔族が知性のある魔物。魔物と表記した時は知性のないものを指す。


人間

 この世界の人間は姓という概念があまりない。一部の王族を除いて名前だけで名乗っている。隣に一番大きな差別対象があったためか現実世界のようには人種の別は認識しておらず、混じりあっている。

 色黒と色白の間がものすごく広い感じ。民族も時代が下った今大して残っていない。

 使わないとしても誰でも魔力自体はあるので、向き不向きはあるが頑張って修行すれば君も今日から魔法使いの仲間入りだ!できる。挫折する人も多い。


魔法使い

 無免許で自称できる。杖の購入・携帯は許可されていない。ただ、その辺の人よりは魔法が使える。依頼を受けたり職業にしたり名刺に書き込むことは違法。


魔術師

 名乗るには免許が必要。無免許で名乗った場合は国により差はあるものの、大体日本円で1000万円以上の罰金と厳重注意が科せられる。

 免許不携帯の場合はやはり国による差はあれど日本円にして100万円以下の罰金となるようだ。職業。

 全世界大魔導協会というNGOにより選別される。

 詳しい審査基準は明らかにされていないが、ある程度魔法の歴史に通じており、いくつかある魔法の系統のうち少なくとも三つ以上をある基準で完全習得し、魔力をある一定の基準に照らして完璧にコントロールするものらしい。

 他に体術ができたり、語学が堪能だったり、各種資格を持っていると望ましい。

 程度によって甲・乙・丙・丁の四つに分けられ、再試をしないと上の級には上がれない。さらにひとつひとつ、亥から子までの十二の段階に分けられる。

 たとえば丁種の魔術師の場合、子まで上がらないと再試を受けることができない。甲種の魔術師は子まで上がらなければ魔導師になるための試験(また別)を受けることができない。

   受験料…為替によるが日本円で3600円前後


魔導師

 名乗るには免許が必要。無免許・免許不携帯の場合の罰則は魔術師の項目にプラス5年以下の懲役または禁錮であることが多い。全世界大魔導協会は選別するだけなのである。

 詳しい審査基準は明らかにされていないものの、ある程度魔法の歴史に通じており、いくつかある魔法の系統のうち少なくとも10系統以上をある基準で完全習得し、魔力をある一定の基準に照らして完璧にコントロールするものらしい。

 体術は必須項目、語学は実用**語検定などで二言語、少なくとも準一級以上が要求される。魔術師の資格と大学教諭の資格またはそれに相当するだけの学力が必要になる。

 甲乙丙丁や十二支の下りは魔術師と同じだが基準が厳しいらしい。現在コルヌタには甲乙丙丁すべてを合わせると52300人前後の魔導師がいるが、国際的にみると少ない方だ。

   受験料…約10000円


魔物

 主に魔界に生息する生物群の総称。神聖大陸にも弱小な個体群が生息する。わけのわからない色と形をしており、通常の生物とは明らかに異なる。

 まず、不可解な進化を遂げている点が一つ。次に、生態に科学で説明のつかない行動や現象が含まれる点。さらに通常の生物にはできない異種間の交雑を可能とする。

 特に三つ目は通常の生物との間でも可能。これが新種の生物が魔物と認定されるのに必要な三カ条だ。

 異種間で交雑するため進化が極めて速いのも特徴である。

 さらにこの中で、言語を解し必要最低限度以上の文化を有す知性ある存在を魔族と呼び差別化している。容姿に関しては比較的人間と近い姿でも知性のないタイプもあるのであまりそこでは区別しない。

 現在も記録されるだけで年間に約35種前後の新種が生まれ続けており、実際は観測されていないだけでもっといるだろうことは想像に難くない。

 多くの国で食用に適さないと定義されているが、コルヌタでは食べる。郷土料理の一つである。


希少種

 珍しい魔物・凶暴な魔物・既存の魔物の亜種で珍しいもののことを言う。なお基準は神聖大陸で、貿易大陸のさいはてではこちらの方がポピュラー。


魔王

 他の魔族を10万世帯以上従え、ある程度以上の領土を持ち自らが魔王であると宣言した強大な魔族。その性質上一体には絞られない。

 現在は45体の存在が囁かれているが、実際に人間が把握したのはうち15体、しかも魔界の奥にまで人間が到達していないためもっといる可能性がある。

 歴史上何度か魔界をすべて統治するような魔王が現れているが、今は日々魔界の覇権を争っている。

 じつは人間でもなれるが、大体新人潰しに遭って消える。そうでなくとも寿命が短いのでやがて消える。


領主

 人間の社会では廃止されて長い。現在領主というと魔界にいる者をさす。土地と配下を持っていることを除いて魔王と違って細かい条件はないため、まだ魔王だということを宣言していない魔王がそう呼称されている場合もある。

 多くはどこかの魔王の配下としてその領土の一部を治めているようだが、そうでなく人間の自治区を守護していたり統治していたりする変りものもいるようだ。まれに騎士と名乗る。


  登場人種紹介

純粋人類

 魔族との混血が進んでいるため神聖大陸にのみ生息する。数はそう多くない。混血や半人、魔物に対しての差別意識が強いためあまり貿易大陸などには出てこない。

 古くは混血との間に支配的な関係を結んでいたが近代、反発が強まり戦争にも負けたため「上下の関係はない」という名目になっているようだ。


混血人類

 魔族と交配した人類。現生人類の6割ちょいを占める。外見的特徴で見分けることは不可能。また身体能力なども交雑によって左右されないため純粋人類とまったく同じである。

 ただし、遺伝子検査をすれば何がどれだけ混ざっているか手に取るようにわかる。もちろんパッと遺伝子検査などはできないので差別される場合は出身地による。コルヌタで人間というと多くの場合こちらを指す。


半人

 混血人類のうち魔族の特徴を呈したもの。多くの場合において外見的特徴で見分けることは不可能。身体能力は混ざった魔族により左右されるが、多くは遺伝的な疾患をどこかに持つ。魔族由来の特殊能力を持つこともあるようだ。


半魔

 人工的に生み出された半人に似た存在。強力な魔物を捕獲、飼育し、これと一族の女性を掛け合わせて生まれた娘を再び魔物と掛け合わせ続けること何世代かで現れる。

 超近親交配で生まれるので多くは重い遺伝病で20歳までに死亡するが、時として普通の人間のように長く生きる者もある。このような場合外見的特徴で見分けることはまず不可能である。本人が半人だと思っている場合も多い。

 しかし身体能力が極めて高く、特殊能力もハイエンドなものとなっているため人間はもちろん半人とも区別は可能。

 知性も他の人類と比べて遜色ないか勝るが、実態を見るに半人とは異なり魔物の特徴を呈した人間というよりは人間の特徴を呈した魔物というのが正しい。

 そこそこ強力で知性のない魔物さえ捕えてしまえば作れるので権力志向の地方の豪族などが好んで作成した。

 特に出生が多かったのは500年前である。

 これは1000年前から700年前にかけ「半魔が人間と大地を結んでくれる」といったカルト宗教が流行したことにより信心深い貴族などが制作を始めた結果が出たものと言われる。

 しかし半魔の制作自体はその前から行われていたため定かではない。

 この年生まれたのは記録によると247名、うち29名が成人する。500年前から430年前までを含めると成人できた者は634名となり、このうち389名が混血または純粋の人類と結婚。

 しかし子供が生まれたという報告は巷の疑わしい噂を含めたとしてもないので人間との間で繁殖することは不可能というのが通説だ。

 この後、半魔の数は年を経るごとに減少するが250年前にはほとんどいなくなる。300年ほど前から女性の権利向上を訴える市民団体が乱立したことが一因であろう。

 半魔の作成方法が方法なので、その出生の裏には虐げられた女性たちがいたとして非難と迫害の的となった。不審な「事故死」も多かったという。

 貴族たちが作成をやめた後も、その事実は遺伝子に刻まれるためある時思い出したように半魔が生まれることもあった。

 ゆえに最後の報告は50年前。成人の半人(男)に不審な点があったため検査を行うと半魔であったという。

 その後彼は行方をくらました。魔界に逃れたとも、市民団体に殺されて海の底に沈められたとも言われているがその後起きた革命の騒乱のため定かではない。


  登場人物紹介

イルマ

 本書の主人公。おじさまが好きな変態少女。種族は混血人類。混ざっているのはオーク、ゴブリン、エルフ、etcと一般的。

 両親の影響でちょっとサイコの気がある。師匠は大分頑張って矯正した方。可愛い系。形から入るタイプ。死霊術などを主に使う乙種魔導師、自営業。マントの色は黒。

 身長159センチ、体重53キログラム。現在14歳。

   髪の色・栗色

   目の色・淡い緑

肌の色・平均的だが地黒寄り

   好きなもの・ラーメン、肉じゃが、ステーキその他肉。柿やパイナップルも好き。

   嫌いなもの・どうしても嫌なのはラーメンの中にいつも入っているメンマ

   主な悩み・収入が一定しないこと


ユング

 魔導師の少年。熟女が好き。サドマゾでいうと両方。半人。一般的な混血人類をベースにウンディーネ、サラマンダーなどが混ざっている。主に使えるのは光合成・触手を伸ばすなどウンディーネの能力だけらしい。

 先天的に弱視で両目で0,024くらいしかないため眼鏡をかけている。

 身体能力は高いがこれは半人だからなのか本人が頑張ったからなのか定かでない。回復術などを主に使う信仰術師、イルマの助手。マントの色は白。

 身長178センチ、体重87キログラム。現在16歳。

   髪の色・漆黒

   目の色・空色

   肌の色・色白

   好きなもの・ほうれん草のおひたし、カレイの煮物。フジツボなどゲテモノも好き。

   嫌いなもの・二度と口にしたくないのは人肉くらい

   主な悩み・家庭が複雑、長く魔界にいたため周囲と感覚がずれていること


挿絵(By みてみん)

※画像はイメージです


****(故人)

 イルマの師。三年前に死去。カミュの親友。大量殺人犯。実存の魔導師。名前はない。戸籍も偽名。年齢はよくわかっていないが、死後の病理解剖などにより34、5歳ではないかと推定されている。

 行動はサイコじみているが本来は良識と常識のある小市民(自称)。なんだかんだ面倒見がよく転がり込んできたイルマを育て始めたのが運の尽き、日常的にぼこられることになる。ピアノが弾ける。切れ長の瞳をした美形さん。

 とっくに滅んだ王家の血筋以外では使えないはずの具現化の魔法を操る呪術師。マントは黒。

 身長182センチ、体重は病気になる前なら90キログラム前後、ここから減っていく。

   髪の色・金(薬のせいで色が抜ける)

   目の色・藤色

   肌の色・極めて色白

   好きなもの・コーヒー、焼酎(米)、酒盗、ミネストローネ。病気になってからミネストローネ以外ドクターストップ。代わりにホットミルクを飲む。

   嫌いなもの・とくにはない

   主な悩み・人格がない、好物がどれもこれもドクターストップ、あちこち痛くて眠れない、弟子に暴力をふるわれている、乾燥肌など


カミュ

 不条理の魔導師。その場でてきとうな言葉を発すると人が死ぬ。細かい因果関係は一切明らかにされていないが、本人が殺意を持って何かを言うと人が死ぬことが実証されている。

 感動的なハイエンドの下戸。ししょーとは親友。チョイ悪親父は大体友達。イルマに苦手とされているが彼女の嗜好は知り尽くしているので巧みに食べ物で釣る。杖の特徴からユングを疑っている。ハゲじゃなくフサのほう。

 身長194センチ、体重83キログラム。現在38歳。

   髪の色・灰色(白髪が混ざってきた)

   目の色・黒

   肌の色・極めて色黒

   好きなもの・チューハイ(ぶどう)、ぶどうジュース、巨峰ゼリー、マスカット大福。

   嫌いなもの・グレープフルーツは認めたくない。あとワイン作ったやつは表に出ろ!

   主な悩み・血糖値が高い、まだ独身なこと、中年太りで体重激増、間接的に親友を殺したことなど


フロイト(故人)

 イルマに使役されている天国の死者。煩悩に塗れている。ちらちら動く蛍の光を集めて部屋に放置、勉強しているふりをして遊び歩いていたのは有名な逸話である。具現化の魔法を操る夢の魔導師。有機物の生成が得意。

 コルヌタの第一王位継承者だったが自ら辞退、臣下に下る。

 しかし女に貢いで王家全体の財政破綻を招きそのうえ夭折、弟のフロストが入れ替わりに皇太子となる。今王族が滅びているのは大体このひとのせいだ。

 女顔でほっそりしている。軟派。マントは白。

 身長は180センチ前後とされる。体重なんか知らん。享年19。

   髪の色・プラチナブロンド

   目の色・空色

   肌の色・極めて色白

   好きなもの・マツタケ、ワイン、女の子、弟など

   嫌いなもの・直射日光、鰻、しいたけ、………ピーマン。

   主な悩み・顔はいいのにもてないこと、イルマが冷たいなど


フロスト(故人)

 イルマに使役されている天国の死者。フロイトの弟。具現化の魔法を操る魔導師。二つ名はない。兄とは正反対で無機物の生成が得意。

 魔法も剣も政治も経済も商売も子守りもできる完璧超人。ただしロリコンの上マゾの気があり、世渡りは苦手。

 王と王妃、つまり両親が暗殺され、兄が王位の継承を辞退、その後暗殺される。暗殺され一家である。

 自身も政争に巻き込まれ王位を簒奪され危うく殺されかけるが逃亡、ホームレスしながら魔法を学び国家直属の魔導師になる。

 その後上司ともめてクビになり放浪、革命のち行方不明とか色々する。硬派。マントの色は白。

 身長は180センチくらい。体重は死ぬ前くらいで70キロ前後。享年83。

   髪の色・プラチナブロンド

   目の色・青みがかった灰色

   肌の色・極めて色白

   好きなもの・味噌汁、よせ鍋、かき氷。これが三強。あとどぶろく。

   嫌いなもの・ドブネズミを生で食うのは無理があった。焼けばよかったのに。

   主な悩み・孫が光合成ばっかりしていてほとんど何も食べないこと。最近なくなってきたけど


オニビ(故人)

 イルマが使役している天国の死者。生前はレジスタンスとして王制の打倒に一役買ったトマト農家。

 見た目は危ないが作るトマトは本物、野菜嫌いの子供たちからも尊敬されていた。

 畑と歴史とでの英雄的活躍により今も彼の故郷には銅像が建てられている。王国の打倒後は魔界へ移住して念願だった魔界の植物の栽培と食用を可能にした。

 こうした平和的な逸話に対してあまり知られていないが貴族の血を引いており、最後の半魔だった。サラマンダーがベースで、炎を自由自在に操る。

 あと基本力仕事をしていた人なので体術も練習してできるようにはしている。使ったことはない。

 身長とか体重とかはよくわかっていない。

   髪の色・漆黒(若白髪のせいで灰色にみえた)

   目の色・黒

   肌の色・土気色

   好きなもの・トマト、温室

   嫌いなもの・冷害、台風

   主な悩み・見た目が幽霊、妻を置いてきたこと。あと……孫には若白髪が伝わってないと思いたい。


コール

 イルマが使役する魔神。魔神はこの人だけだが、ということは世界を作った創世三神。ストイックだったはずだが封印されること数百万年、ただのぐうたらネットゲーム廃人と化している。

 くだらないことで呼び出すと怒るが、一か月以上放置すると淋しがってすねたりする。

 女神がほったらかしにしている人間界の管理に対してどういうわけか責任を感じており、数の調整のため魔物を差し向けてはこまめに未曾有の災害を引き起こしたりする有難迷惑な神。

 悪霊を生み出したりもするけど本人にとっては生理現象で悪気はない。慈悲深い。はず。

 身長体重は本人の意思で変えられるようだ。

   髪の色・暗い赤

   目の色・金色(光ったりはしていないから黄土色に見える)

   肌の色・平均的

   好きなもの・果物

   嫌いなもの・牛乳

   主な悩み・魔神の召喚術式が禁術指定されたから誰も喚んでくれなくて淋しい。悪霊を生みだしたらぼろくそに罵倒されるけど止められない。レアアイテムが手に入らない。課金ユーザーが煽って来る。


ラナ

 賽の河原で石を積んでいた少女。食中毒で死んだが直接の死因というだけで、毒を盛られていたらしい。石を積んでいた男の人が好き?ともかく蘇生される。

 成長期だから身長体重は素早く変わる。

   髪の色・金茶

   目の色・茶

   肌の色・色白

   好きなもの・甘いもの、ハンバーグ、焼き鳥

   嫌いなもの・ニンジン

   主な悩み・好きな人に人として認識されていない、貧血など


ジール

 地獄で獄卒をしている鬼。ある亡者に専属としてつけられている。

 ドジっ子のうえアホ。胸がないのがコンプレックス。仕事への熱意と危機感だけはある。

 実家の両親には月に一度のペースで「いいひとはおらんのかねえ」という内容の電話をもらう。着信拒否もしてみたが直接家(社宅)に親が来たので諦めた。本人は真面目に頑張っているが大体のことは裏目に出る。

 身長170センチ、体重78キログラム。ただし鬼は角もあるし人間より骨密度も高いためどちらもあまりあてにならない。

   髪の色・ピンク

   角・二本、短い

   目の色・黒っぽい灰色

   肌の色・平均的

   好きなもの・平らなもの

   嫌いなもの・起伏のあるもの

   主な悩み・亡者にいびられる、イキ遅れつつある、ちっぱい


ラスプーチン

 甲種の魔導師。その性質から不死身のラスプーチンと呼ばれていることが多い。おさまりがいいので身長140センチ前後の子供の姿をしているが実年齢は300歳弱。珍しく純粋人類。

 逆回復魔法という相手の魔力で発動した上相手の生命力をごっそり奪う魔法を使う。今は帝都に対テロリズム用の大規模結界を張っている。

 革命時は色々と恨みを買ったようでレジスタンスたちと戦ったり捕まったり拷問されたりしたようだ。今でもプラチナブロンドと黒髪の若白髪を見るとごめんなさいを連呼しながら逃げる。

 女性はパンツルックよりひらひらのスカートのほうが好き。脚の線が出るのはエロいと思っているのでタイトスカートには困惑しているようだ。

   髪の色・赤橙

   目の色・緑

   肌の色・色白

   好きなもの・ロリータファッション、ケーキ、カレー(甘口)、のりまきあられ。

   嫌いなもの・キムチ、わさび、七味唐辛子、カレー(辛口)、シュールストレミング。

   主な悩み・結界のせいで帝都から出られない、ジジイ扱いされる、トラウマが治らない

 みんなどこかで聞いたことのある名前だ……。ベツニカンガエルノガメンドウダッタリシタワケジャナイヨ!トクイジャナイダケデ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ