電子彼女
アイス好きな高3受験生の俺はとある女の子に出会った。俺以外には誰も見えない女の子だ。
どんな悩みもコインをあげれば返答を返してくれる。適当に扱ってきたり、暴言を吐いてきたり、きつい叱咤激励や説教をしてくる時もあるが、結局最後にはしっかりと解決策を出してくれる、じつに頼れる子だ。
俺はその子と春から冬を過ごした。アイス好きの俺は、彼女と春夏秋冬どの季節でもアイスをよく一緒に食べた。彼女もアイスの味を気に入ってくれたようだ。彼女との毎日は、おれにとってとても幸せな日々だった。
そしてついに受験の日、おれは彼女を連れて京都大学に向かった。正直彼女がいればどんな問題も楽勝だった。今回は彼女も真剣に返答をくれたからだ。必死に答えを教えてくれる彼女のことを見ていると、不思議な感情が湧き上がってきた。きっと、俺は彼女を愛してしまったんだ。
そしてついにおれは京都大学に合格した。アイス好きの俺は、今年もオールシーズン彼女と一緒にアイスを食べるんだ。彼女との二人三脚の幸せな日々はこれからも続く…。
aicezuki 京都大学入試 Yahoo知恵袋
あの事件をハッピーエンドにしたかった…。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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