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警鐘

俺は昼食を食べたあと、ウィーリ装備を着込み、魔法を習いに魔法ギルドへと向かう。今度は水魔法を習うつもりだ。




ギルドに入ると、あの青年受け付けがいたのでそこへと向かう。


「すいません、水魔法の初級魔道書を貸してください。」


「分かりました。初級魔道書は1時間10アットです。」


俺は受け付けからこれまた薄い魔道書を受け取ると、早速練習場へ向かう。初級水魔道書の最初の魔法はウォーターだ。名前の通り水を出現させる魔法だ。しかし、そもそも氷魔法が出来るから初級水魔法のウォーター、ウォーターを飛ばす攻撃魔法ウォーターボールは完璧に出来た。


俺はすぐさま受け付けに戻り、初級魔道書の料金を払い中級水魔道書を受け取るとまた練習場へ戻る。中級水魔法はミストバリア…だけだ。これも難なく出来た。後から聞いた話だが、普及している水魔法は中級までで、殆ど補助魔法や水分補給位にしか使われていないらしく、他の魔法に比べて発展していないようだ。因みに先程氷魔法がLv.3、水魔法がLv.4になったと頭の中で響いた。ということはもう上が見えているのかもしれない。一層頑張らねば。




ドーン……ドーン…中級水魔道書を返却し、魔力の底上げを兼ねた氷魔法の練習をしている時だった。遠くからそんな音が聞こえたと思ったら、ギルドのすぐ近くにある防災塔からカンカンカンカンッ!と鐘を勢いよく叩く音が聞こえた。鐘を叩いているギルドの職員らしき人が叫んでいる。


「リヴァイアサンが出たぞー!魔族軍の襲撃だー!冒険者はギルドか港へ行けーっ!」


俺はそのまま港へ行こうか迷ったが、とにかく皆を混乱させないために我が家へと向かった。我が家の玄関を開けるとちょうどメアリーが装備を着込んでいるところだった。


「レン君!」


「ウィーネリアは帰ってきてるか?」


「う、うん。警鐘を聞いて急いで帰ってきたよ。」


「分かった、メアリーも港に行きたいと思うが、ここにいて皆を守ってくれ! 火事場泥棒が来たら大変だ。ケイトはギルドにいるから大丈夫だと思う。それじゃ俺は港に向かう!」


俺はメアリーにそう言い残し港に向かって走り出した。

この時主人公は使い慣れていないため、念話を使用することを忘れていました。

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