家族会議
「ジョーク…じゃないよね…?」
「はい…というかそんな冗談笑えませんよ。」
「だよね…」
俺は悩んでいた。流石にウィーネリアとメアリーに、
「新しい娘連れてきたよ、隷属の儀式する為にヤるから今日は自室で寝てね。」
なんて言ったらどうなるか…いくつかの小説は女性同士の関係がギクシャクしていくのもあったし…
俺がそう悩んでいると、
「レンさんにはウィーネリアさんとメアリーさんがいますものね…分かりました、私がお話します。」
と、ケイトは提案してきた。
俺も特に案が出なかったので、ケイトに任せることにし、俺とケイトは我が家に向かった。
「レンさん…本当に私のご主人になってもらって良いんですか…?」
「もちろんだよ、俺は、俺を好きになってくれる女の子が好きだから、それと俺としては賑やかな方が居心地が良いからね。」
「そう、ですか…」
我が家に着くまでの会話はこれだけだった。
「ただいまー」
「お帰りレン君! 今ちょうど夕飯をウィーネリアが作り終わっ…ってケイトちゃん!? どうしたの!?」
「メアリー、その事で話がある。皆でダイニングルームに行こうか。」
そう言うと俺はすぐにウィーリ装備を脱いでマジックポーチに収納し、俺達はダイニングルームへと向かった。ウィーネリアはダイニングルームと繋がっているキッチンにいたので行く時に呼んだ。
ウィーネリアは座ると、
「それで…どうしたのですか?」
と、開口一番にそう聞いてきた。
「実はですね…」
「レンさんに、是非隷属したいと先ほど伝えました。レンさんは許可してくれましたが、そのためには夜伽をする必要があります。
なので、今夜二人のレンさんとの時間を私に割いてもらいたい、と二人にお話しようと来た次第です!」
ケイトがそう言うと、ウィーネリアとメアリーは口をぽかんと開け、二人で目を見合わせた。
気を取り直したウィーネリアは、
「それは、一時の感情では?」
と、ケイトに言うと、「確かに初めてお会いした時はそう思いました。『一目惚れだからとりあえずは様子を見よう。』と。
でも…どんな時でも人に優しく接し、笑いを絶やさず、大きな依頼を達成しても付け上がらず、冷静でいるレンさんに私は気付かない内に、本気で惚れていたのです!」
ケイトはそうウィーネリアに応えた。
「私は賛成だよ、種族的に見ても、犬人は耳が良いから防犯にはもってこいだし、特に裏切らないからレン君にはオススメだよ。
私個人としては仕事一辺倒だったケイトちゃんが、初めて異性に恋するのを実らせたいって気持ちもあるし♪」
メアリーは賛成だった。
ウィーネリアはどうだろうか…
「私も………私も賛成です。レン様に惚れたのは私達も同じですし…幸せは皆で分けた方がいいですからね…そしてレン様…?」
ウィーネリアも賛成したと思ったらウィーネリアが俺に何か言うようだ。
「なに?ウィーネリア。」
「段々と…いえ、何でもありません。
ところでレン様?こういう事はレン様が勝手にお決めになってもいいのですよ?わざわざ私達に許可を取らなくても。レン様が気に入った娘はドンドン連れてきて下さっても構いません。その方が賑やかで楽しいですから。」
最初ウィーネリアは何か言いかけたようだが、俺にとっては『ハーレムを容認』した事の方がインパクトが大きかった。
「そんなこと言われたら、俺は沢山連れてくるかもしれないぞ?」
俺がそう言うとウィーネリアはクスッと笑って、
「それならここよりもっと大きなお家が必要ですね。
それと、私達にちゃんとお情けを下さるなら何人連れてこようが大丈夫です。」
そう応えた。
「そ、そうか!ありがとう。
それじゃ…夕飯にしようか、ケイトはどうする?」
俺がそう聞くと、ケイトは、
「ギルドの宿舎から荷物を持ってくるのでそちらで夕飯は済ませてきます。宿舎は明日引き払ってきます。それでは宿舎の方に行ってきますね。」
そう言うとケイトは宿舎へと向かった。
「今日は二人共どこに行ったの?」
俺がウィーネリアの作ってくれたポタージュを一口飲んでから聞くと、
「レン様が出ていってからすぐにメアリーと一緒に日用品を買いに行きました。」
「その後はお昼ご飯食べてー、露店をウィンドウショッピングしてから晩ご飯用の食材を買ったくらいかなー。」
と、ウィーネリアとメアリーは応えた。
「レン君は何の依頼やったのー?報酬どのくらーい?」
と、聞いてきたので俺は、
「ニードルカウ2頭と、ついでにワイバーン一頭討伐して報酬が160万900アットになった。ちなみにB級に特進したよ。んで明日ペルミアって人から勲章もらう事になった。」
そう教えると、
「ワイバーンですか!?」
「ペルミア様から勲章!?」
「お、おう。」
「あ…ああ!合同討伐で、ですね?」
「いや、単独で。不意打ちされてさ、もう一回急降下してきて、首切ろうと思ったら翼斬っちゃってさ。それでそのままワイバーンが地面に激突して瀕死だったからトドメさした。」
「ペルミア様から勲章って…!?」
「うん。ペルミアの私兵がそう言ってた。明日我が家に向かいに来るって言ってた。」
口をパクパクさせる二人が可愛いかった。
そんな夕飯の後、ケイトが来るまで俺は二人と健全にイチャイチャした。
2度目で大変申し訳ありませんが話の都合上、タイトルを『男子高校生が異世界で色々したりハーレムを作るお話』にしたいと思います。ご迷惑おかけします




