本当の姿
ウィーネリアがメアリーを下に連れて行ってから1時間は経っただろうか。暇過ぎてマジックポーチに入っていた携帯食料の、結構塩味が効いている干し肉を、海を眺めながらもっちゃもっちゃと食べていると、後ろで、ギイ…とゆっくり扉の開く音がした。振り返ると、涙を流しているメアリーが入ってきて、その後ろから入ってきたウィーネリアも涙を流している。
そんなシチュエーションに面食らっていると、メアリーが俺の頭を自身の胸に押し付けるように抱きついてきた。
「ううっ…レン君…ゴメンね、レン君の気持ちも知らないで、…ぐすっ…私、誰にでもあんな事するような女じゃないから…今まであんな事したこと無かったから…信じて…」
「お、おう…」
としか俺は返せず、どう慰めようか考えていると、ウィーネリアも俺の腕に抱きついてきた。
「レン様の過去の事はメアリーにきっちり話しました…ぐすっ…これでメアリーもこれから思慮して行動するはずです…」
そうウィーネリアは言った。
二人は泣き止むとまたネグリジェに着替え、ベッドに間を空けて座った。俺も服を脱ぎ、Tシャツとパンツになると二人の間に座った。
「メアリー、魔法を解いて本当の姿になってくれないか?」
俺がそう言うとメアリーは驚いて、
「え!? 良いんですか!? 下半身は魚ですよ?」
と、驚いていた。
「大好物です。」
「え!?」
「んっんん!いや、俺は普通の女性が苦手でね…
とりあえず初めてだし、俺はメアリーの本当の姿を受け入れたいんだ。」
俺がそう言うと、メアリーはハッとして、それからまた涙を流した。
「他のマーメイドの娘の彼氏は、人魚の姿を見ると逃げ出すか、血を狙って襲うかしかいないから、ほとんど本当の姿になる事は出来ないって、そう聞いてたから…レン君も躊躇うんじゃないかって心配で心配で……本当の私の姿を受け入れてくれるなんて…うう…嬉しいよお…」
俺はメアリーを抱きしめキスをした。
「んんっ…ぷはっ…レン君…♡」
「メアリーの本当の姿を見たくらいで逃げ出すとかそんな訳ないだろ、むしろ嬉しい位だよ。俺だけがメアリーの本当の姿を見れるんだからさ…」
俺はメアリーの耳元でそう囁くと、メアリーを押し倒した。
「キャッ…レン君…私、シたこと無いから上手く出来ないかもだけど…頑張るから…!」
「大丈夫、俺も上手くないからな…ウィーネリア、メアリーが辛そうだったら手伝ってくれ。」
俺がウィーネリアにそう言うと、
「分かりました。その後で良いので私にもお情けを下さいね…」とウィーネリアは言った。
「分かってるさ…」
俺はそう言うと、メアリーを見つめた。
「初恋の人と結ばれるなんて…幸せ過ぎい…」
その言葉で俺の理性は崩壊した。
メアリーはウィーネリアとは違うもので………うん、良かったです。
メアリーはシてる最中に俺の名前を連呼するのが特徴だった。
次回はまたほのぼの系ですね。二人とデートかな。メアリーの服と食料品と…まあ美女を二人も連れていたら普通なんだこいつって思いますよね。思ったらおめでとう、私の仲間です。デートから帰ったら主人公が二人の為になんか作ったりします。




