ゴスロリ金髪幼女が神様でもいいじゃない
「んあ…」
いつの間にか寝落ちしていたか…と起き上がりながら目を擦り、徐々に目を開けていった。すると、
「は!?」
俺は素っ頓狂な声を出した。
なぜなら俺は見覚えのない広大な野原にいたのだから。
「ここ何処!?」
驚いていると頭上から、
「あ!連君起きた~おはよ~!」
というなんとも可愛い声がした。
反射的に上を向くとそこには、空中に立ってこちらを見下ろしてるゴスロリ風な格好をした金髪幼女がいた。
その幼女はスカートを履いていたので俺は思わず目を逸らしたがすぐまた幼女の方を見て、
「空中浮遊!?」
と叫んだ。
幼女はクスクス笑い、
「凄いでしょ~これ魔法なんだよ~!」
フワフワと俺の目の前に降りてきて、
「まずは自己紹介からだね!私はウィーリ!神様だよ~♪」
とニコニコしながら自己紹介をしてきた。
「神様、ですか…あ、俺は林河 連です…」
と、ぼそぼそと敬語で返した。
初対面の人とは年下でも敬語になってしまう癖が高校入学から抜けない今日この頃である。
ウィーリと名乗る幼女は、
「ここに来た時は凄く驚いてたのに私が神様って言っても驚かないんだ~?」
と首を傾げた。
というのも今までファンタジー系の小説を読み耽ってきて培った知識と妄想で、多分異世界に飛ばされたか?と薄々ながら勘づいていたのだ。
そしてその予想は幼女が空中浮遊をしているのを見て確信へと変わった。
「まあ、オタクなんでこういうのには見知っているというか何と言うか…まさか俺自身がこういう経験をするとは思ってませんでしたけど…」
と言うと、ウィーリは
「そうなんだ!なら話は早いね!おめでとう!
連君の願い通り異世界に連れてきてあげたよ!それでね?連君って少し太ってるから~私も手伝うから痩せよっか♪
その後でこの世界のお勉強をしたり、この世界を満喫するためのチート能力とかあげるからね~♪ファイトだよ♪」
ニコニコしながら軽やかにそう言うと、指パッチンをした。
その瞬間、俺の部屋着はジャージになった。
「魔法すげー…」と俺が感心しているとウィーリは
「流石に魔法で服までは変えられないから今使ったのは神様の力なんだけどね~!そんなことより、走ろっか!」
ウィーリは俺の手を掴み、ゴスロリ風の衣装のままで走り出した。
後1、2話程は主人公が生きていく世界についての説明です。ダイエットについてはほとんど割愛して異世界についてのお勉強に充てるつもりです。
9/5 修正