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油断

自動車事故って慣れてきたなーって感じの30、40代くらいに多かった気がします。油断、慢心ダメ絶対。

朝日が出てくる頃、俺が目を覚ますと、ウィーネリアがじっと俺を見ていた。


「おはようウィーネリア。」


「おはようございますレン様♡」


おはようを言い、俺はウィーネリアに軽くキスをした。


「んっ…♡」


「ありがとうウィーネリア、目覚めにキスをするっていう夢が叶ったよ。」


俺はそう言うとウィーネリアの頭を撫で、ベッドから起き上がり服を着た。ウィーネリアも俺に続いて服を着たようだ。


食事を終えると、「それじゃウィーネリア、行ってくるよ」


「行ってらっしゃいませ。」


最後にまた軽くキスをしてギルドへ向かった。



「おはようレン君!ん?んん?スンスン…」


ギルドの入口前で、二人の仲間らしき女海賊達と立ち話をしていたメアリーは俺を見つけて走ってきて、挨拶をするといきなり俺の周りを、くるくる回って俺のニオイを嗅いだ。すると、いきなり俺の肩をガシっと掴んで、


「え~!レン君あの狐の()とシちゃったの~!?」


そう言うと、「も~仕方ないや、私は2番目で良いからね?それじゃあギルドに行きましょ♪」


と、俺の腕に自身の腕を絡め、二人の女海賊と一緒にギルドの中へ入った。



ギルドの受け付けに行く時にメアリーから二人の女海賊を紹介された。身長180cmはあり、俺よりも筋肉が付いている赤髪の人はアル、近接専門らしい。すごく姉御肌っぽい。160cm位で緑髮の娘はレイ、弓を使用する遠距離専門だ。こちらも強気な感じが滲みでてている。



紹介が終わるとほぼ同時に受け付けに着いた。前、俺がギルド登録の時にお世話になった犬人女性だ。


「D級の依頼を見せてちょーだい。」


そうメアリーが言うと、受け付けの犬人女性は俺の方をチラッと見て、


「分かりました。でも、気を付けて下さいね、貴女がこの男性の実力を測りたいのか分かりませんがこの男性は冒険者になったばかりなんですからね。いくらD級とはいえ猛毒なんかを持った種類もいるんですから……はい、これが現在ご紹介できるD級の依頼一覧です。」


そう忠告すると、ファイルのようなものを見せてきた。



「コレだね。」


メアリーはすぐに一枚の紙を取った。


「貴女さっきの話聞いてました?これ、ロングテールスコーピオン一体の討伐じゃないですか!…はあ…まあいいでしょう、治癒魔法が使える貴女もいますし…それでは依頼を受注しました。」


受け付けは呆れながら依頼の紙を処理をしに奥へ行ってしまった。


「レン君、アル、レイ、行こうか!」


そう言うとスタスタと歩いていった。


「準備とかは良いんですか?」


メアリーに追いついてそう俺が質問すると、


「必要なものは全部アルが持ってるから良いよ~大丈夫、これでも私達C級なんだから、レン君は心配しなくても良いよ~」


と言って、腕を絡めてきた。



20分ほど歩くと門に付き、ドッグタグ風の登録証を門番に見せ、目的の森へ向かった。


流石に門を越えると腕を絡めるのは止めてくれた。



2時間ほど歩くと、目の前にはとても大きい森が見えてきた。


「ロングテールスコーピオンは名前の通り尻尾が長くて3mはあるかな。基本レイと私の遠距離攻撃で倒すからね。」


そう言うとその二人が俺とアルの前20mを歩く変わった陣形で森の中へ入った。



モンスターを探して1時間ほど森の中を歩くがゴブリン一匹にも合わない。俺はレーダーはオンにしていてモンスターの場所は分かっているが、流石に怪しまれるため助言はしていない。


「しっかし出てこないな~」


と言ってガンガン進む。実はメアリーの前方6mにロングテールスコーピオンが2体いる事に俺は気づいている。詳しくと念じたら名前がでてきたのだ。


(お手並み拝見と行きますか…)


俺がそう思っていると、驚いたことに、メアリーは全然敵に気づいていないような雰囲気で前に進んで言った。


「ちょっ…!」


俺が止めようとした時には、ガサっ!とスコーピオンのものらしい一本の針付きの尻尾が、メアリーの腹部を突かんとするところだった。


「キャッ…」



その瞬間、時間が止まった。『止まった』という表現が正しいのかは分からない。だが現実にスコーピオンの尻尾は静止し、メアリー達も静止している。もちろん俺もだ。ただ、思考だけは出来る。


すると突然、


「『瞬間高速移動』を発動しますか?」


と、ウィーリの声が頭に響いた。


(もしかしたらこれでメアリーを助けられるかもしれない!)


そう思ってからの俺の決断は早かった。



(イエスっ!)


「了解。貴方は現在の魔力だと2秒高速移動する事が出来ます。それでは…GO」



俺はロングソードを手から離し全力で走った。


(間に合ええええ!)


俺はメアリーを、突き飛ばした。


すると俺がメアリーの立っていた、すなわちスコーピオンの尻尾が丁度俺の脇腹に来る位置になったと同時に、


「『瞬間高速移動』終了。」


その声が頭に響いたと思ったら、



ドスッ!「ごはっ!」






スコーピオンの針が俺の脇腹に直撃した。

イチャイチャシーンの時に、ハートつけたいとおもうのですが、♡と♥どっちがいいでしょうか…?迷うなあ~

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