初めての…
俺達は部屋に入ると、俺はベッドに腰掛けた。
「それで?お祈りってどうやるの?」
そう俺が尋ねると、
「実際にお見せしますね。それとレン様、これから私が何をしようとも…逃げないで下さいね…」
そうウィーネリアは言うと、自身のサンダルを脱いだ。
ウィーネリアの言葉に何か含みがあり、少しビビリながらも、
「お、おう分かった。」
俺は許可した。
「ありがとうございます…」
ウィーネリアはそう言うと、なんとワンピースをゆっくりと脱いだ。
「ちょいちょい待て待て待て!! なんで脱ぐ!?」
「ウィーリ教のお祈りは通常生まれたままの姿で行います。そして、この姿は…私に物心がついてから、父も含め一度も男性に見せた事はありません…レン様が初めてです…」
俺の質問に答えず、ウィーネリアはそう言うとそのままお祈りを始めてしまった。
俺は、お祈りをしているウィーネリアから目を逸らせなかった。
月の光を全身に浴びながらお祈りをするウィーネリアは、まさに女神の様に神々しく、また、美しかった。
俺がウィーネリアから目が離せなくなってから数分経つと、ウィーネリアはゆっくりと立ちあがり優しく微笑みながらそのまま俺の方に歩いて来た。
「レン様…」
「わわわ!ま、まま待って!落ち着けって!」
「レン様?私が怖いですか?信用できませんか?」
「女の子が怖いですか…?」
ウィーネリアは俺の制止を聞かず、そのまま俺にしなだれかかってきた。
「レン様………好きです…大好きです…!愛しています!………『レン様』だけが………他の誰よりも…
レン様の『前の彼女さん』よりも!深く………深く愛しています………」
そう言うと、俺の腰に手を回して抱きついてきた。
「……!! その話……ウィーリからか…?」
俺がそう聞くと、ウィーネリアはこくんと頷き、
「はい…ウィーリ様からお聞き致しました……」
と正直に答えた。
「ウィーリから話を聞いて…ウィーネリアはどう思った?」
と俺が質問すると、恥ずかしそうに体をクネクネしながら、
「安直かもしれませんが…誠実で…優しい方だなと…思いました……」
と言った。
「だからまんまんまと財布になっちまったけどな。」
俺がそう言い、ウィーネリアの頭を撫でていると、ウィーネリアは俺をギュッと抱き締めると、
「もう……私がいますから…!…私がそういう有象無象から…レン様をお守り致します…!だって………だって私は…レン様の一番側にお使えする………奴隷ですから…!」
そう言うと、ウィーネリアゆっくりと起き上がり、俺の目を見つめた。
「ウィーネリア…」
「レン様は…キスはしたことが無いとウィーリ様から聞きました…奴隷の私で良ければ…その…」
そう言ってウィーネリアは目を閉じた。
俺は我慢の限界だった。
「…ウィーネリア!」
俺はウィーネリアの唇を奪い、押し倒して、その豊満な胸を揉みしだいた。
ウィーネリアは涙をポロポロと流しながら、
「嬉しい……!……私でよかったら……どうぞ…!」
ウィーネリアも初めてだったが、甲斐甲斐しく俺に付き合ってくれた。因みにウィーネリアはキス魔で尻尾が敏感だった。
事後、ベッドに横になって休んでいると、ウィーリの声が頭の中で響いた。
『性技Lv.1』を獲得。シークレットアビリティ02『瞬間高速移動』を獲得
「ん…?」
「どうしたんですか…?」
「いや、なんでもないよ。」
俺はウィーネリアの頭をなでた。
すると突然ウィーネリアは、
「レン様…女の子が怖くなくなりましたか…?」
と言った。
「もしかして…俺の女性不信の事もウィーリから聞いたのか…?って事は、ウィーネリアがシてくれたのも俺の女性不信を治そうと…?」
「ウィーリ様からその事は聞きました…でも勘違いしないで下さいね、私がレン様と…その…シたのは…レン様の治療もそうでしたが、1番の理由は『私がレン様とシたかったから。』なんですから…」
「そうか…ウィーネリア、ありがとうな…おかげで『ちゃんと女の子と向き合おう。』って気持ちになれたよ。
流石に今回で綺麗さっぱり女性不信を克服したとは、ならないけどね…
ウィーネリア…俺が完全に克服するまで、いつになるか分からないけど…ついて来てくれる…?」
俺がそう聞くと、ウィーネリアは顔をくしゃくしゃにして、
「はいっ!いつまでも、どこまでも私はレン様のお傍にいますから…!」
ウィーネリアはそう応えると俺に抱きつき、深いキスをしてきた。
俺はウィーネリアともう一度『する』事にした。
「あっ…んっ…あのレン様っ」「ん?」「明日っ…から、ダブルのお部屋に…んんっ…しませんか?」「わかった。それじゃあ俺が依頼をこなしてる時に受付に言っておいてくれ。」「わっ…分かりました…ああああっ…!」
2/6加筆・修正




