冒険者ギルド
この世界は一夫多妻制です。
【主人公視点】
なんだか様子がおかしいウィーネリアを連れ、朝食を食べた。
俺たちが朝食を食べ終え、食後の果実水を飲んでいると、ウィーネリアがとんでもない事を言った。
「レン様は…異世界から来た方なのですか…?」
俺は心臓が止まるかと思った。
「その反応…本当にそうなのですね。」
と、俺の目をまっすぐ見てそう言った。
「……誰から聞いた?」
「ウィーリ教の服を着た少女です。」
「それ完璧ウィーリだな…フライングし過ぎだろ…心の準備ってのもあるだろー…」
と、俺がそう言うと、
「え…!?あの少女は本物のウィーリ様だったのですか?」
と、ウィーネリアが驚いた。
「名前名乗らなかったのかよ…まあそうだよ、オレはウィーリに連れてきてもらった。」
そう言うとウィーネリアは涙を目に溜めながら、「ウィーリ様、お導きありがとうございました…!あのお約束を違わぬ様、一層の努力をして参ります…」
と呟いて祈っていた。
「さて、飯も食い終わったことだし、とりあえず冒険者ギルドに行くかー。ウィーネリアも何かあったらマズいからすまないがついて来てくれ。」
「はい、私はレン様の行くところなら何処へでも…」
という恥ずかしいセリフを言って食堂にいた冒険者に、
「ヒューお熱いねえ!」
等とからかわれ、二人とも顔を赤くしたまま冒険者ギルドへ向かった。
「受付から聞いたのは…これだよな、どうみても。」
「そうですね、冒険者ギルド、と書いてありますし。」
俺は冒険者ギルドというものは木造建築かなと予想していたので、石造りの建物だとは思っていなかった。
とりあえず中に入ってみた。
筋肉ダルマだらけだと思っていたのだが予想の180度真逆で、見た感じ8割が様々な種族の女性だった。しかも、男性は隅の方でコソコソと作戦会議をしていた。
ちょうどギルドを出ようとしている青年がいたので、いつもはこうなのか、と聞いてみたら、どうやら今、大規模な女海賊団がこの近海にいて、数百名単位のグループで上陸しているらしい。
因みにこの海賊団は他の海賊団と違って無害、むしろ有益であり、様々な都市で友好関係を結んでいるらしい。んで、ここにいるグループは好戦的で、積極的にモンスター討伐をしているらしい。
それなら別に良いか、と、はぐれないようにウィーネリアと手をつないで受け付けに行った。
茶髪の若い犬人女性受付員に、
「すいません、冒険者登録をしたいのですが。」
と言うと、
「分かりました。まずお名前をお聞かせ下さい。」
と言われ名前を言うと、
「レン様ですね?では、そちらはウィーネリア様でよろしいでしょうか?」
と聞かれた。
なんで俺達の名前知ってんの?と思って聞いてみたら、なんとバルドさんが俺をD級冒険者に推薦してくれていたのだ。
心の中で感謝していると、
「それではこの紙に血を垂らしてください。」
と、針を手渡してきた。この世界の登録魔法は痛いのしかないのかねぇ…?
紙に血を垂らすと、紙が燃え、小さな黄銅鉱|(5円玉の原材料)っぽいドッグタグのような首飾りが、チャリン、とテーブルの上に落ちた。
(質量保存の法則っ!!)
そう心の中で突っ込んでいると、
「どうぞ、これで登録は完了です。依頼は後ろにある掲示板から依頼書を取ってきて、受け付けに渡して下さい。その時に初めて受注される仕組みですので。」
と、ドッグタグを渡してきた。
、登録料は必要ないのかと聞くと、依頼の報酬から少しずつ登録料に充てるそうだ。
因みにウィーネリアはF級のドッグタグを持っていた。ウィーネリア曰く、
「ギルドの登録証は身分を証明するのに必要です。」
だそうです。
登録が終わったので俺とウィーネリアの生活用品でも買おうかなーっと、考えながら出口の方を振り向くとちょうど出口の横に一人の175cm位の青髪ロングで目に毒な踊り子のような布地が少ない服を着ている女海賊の人が壁に寄りかかっていてる。その人の両脇腹には切れ込みのようなものがあり、俺はその人と目が合った。その瞬間、
「ニコ…」
と、俺の目を見て笑ってきたので会釈して、通り過ぎようとしたら、その人は俺の手首を優しく掴んで、
「ねえ…今夜お姉さんと遊ばない…?」
と、言ってきた。俺はあまり売春婦が好きな方ではなかったから
「い…いえ…」
俺はそう言うとやんわり手を解いてギルドを出た。その時彼女は俺に敵意を出してなかったので、レーダーは反応せず気にしていなかった。しかしウィーネリアだけは本能的に、彼女はなにか仕掛けて来る…そう感じていた。
テンプレもどきをしようとしたらなんかヒロイン候補が出てきました。とりあえずすぐに種族とスタイルを決めます。
因みにハーレム候補は皆処女です。作者が処女厨だから仕方ないね
2/6修正・加筆




