おだのぶなが
あるひ、おだのぶながはおもいました。
「あづちじょうをめだまにした、てーまぱーくをつくろう」
そうときまればぜんはいそげ。
さっそくかしんたちに、けんせつこうじをめいれいしました。
かしんたちはたいへんめいわくにおもいましたが、とのにはさからえませんでした。
こうじは、かしんとりょうみんのくろうのかいあって、きゅうぴっちですすめられました。あんまりおそいと、とのにきられてしまうからです。
ついに、てーまぱーくのかんせいです。なまえは『あづちーらんど』
ひのもとはつのてーまぱーくたんじょうのしゅんかんです。
せんでんにちからをいれたかいもあり、たくさんのかんこうきゃくがおとずれました。あづちーらんどはたいへんにぎわい、ざいせいはゆたかになりました。
これにあじをしめたのぶながはおもいました。
「もっとてーまぱーくをふやすのだ!」
こんどは、『ほんのうじ』のあたりにけんせつしようとたくらみ、ほんのうじがわもかんげいむーどです。
ところが、のぶながをこころよくおもわない、かしんの『あけちみつひで』が、のぶながのわるいうわさをながしてしまい、さあたいへん!
あくひょうはてんかにひろがり、のぶながはもちろん、なかよしのほんのうじとあづちーらんどはだいえんじょう! だれもあしをはこばなくなってしまいました。
これがのちにつたわる『ほんのうじのへん』です。
のぶながはぜんざいさんをうしない、みつひでは、おともだちだった『はしばひでよし』におこられてしまいました。
そのご、のぶながはとのさまをいんたい。いろいろあって、ひでよしがあとをつぎましたとさ。
おしまい