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第3話 昔から好きな女

 俺は昔から好きな女がいる。


 その子の名前はエリス。


 いつか婚約をして結婚をしようと思っていた。

 

 だがエリスは別の男と婚約をしてしまい、悔しくも俺は素直に引き下がることにした。

 

 いつの間にか月日は流れ、気がついたら俺も婚約をしなくてはいけない時期になっていた。

 

 そんな時に、トラヴァン子爵家から婚約の申し出があった。

 

 相手が格下の子爵家だったこともあり、俺にとっては渡りに舟といった感じだった。

 

 俺は婚約相手のハーマリーを愛さない。


 そう本人の前で宣言した。

 

 そしてハーマリーにも俺を愛するなと言った。


 だがハーマリーは俺に好かれて欲しいのか、やたら接触してこようとする。

 

 俺はそんなハーマリーが嫌いだった。

 

 そうしているとエリスが結婚をするという話を聞いた。


 そんな話を聞いて俺は悲しくて、涙が止まらなかった。

 

 どうしてエリスと俺は結婚出来ていないんだ。


 と心の底から思った。

 

 それからしばらく経ち、俺に子供が産まれた。


 好きでもない女との子供だ。

 

 正直言ってまったく嬉しくなかった。

 

 だがそんなある夜に、俺にとって吉報が舞い込んできた。

 

 エリスが離婚をした、との話が俺の耳にやってきた。

 

 俺はすぐにエリスと出会い、エリスと結婚したいと考えた。


 そして実際にエリスと会い、エリス本人から離婚したという話を聞いた。

 

 俺はそれがチャンスに思い、俺はエリスに再び迫った。


 そしてエリスとの会話が弾んでいき、最終的に結婚をしたいと言えた。

 

 エリスも俺と結婚したいらしい。


 俺は今、幸せの絶頂にいる。

 

 これで俺とエリスの愛の結晶が出来たんだと。

 

 これから俺は幸せに暮らすことが出来る。

 

 俺はエリスと幸せな家庭を築き、幸せになるんだ。

 

 だから俺が幸せになる為には、ハーマリーと離婚をしなければいけない。

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