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0006 古代帝国文字が読めた

「本当に読めるのですか…?」

「読めてるようですけど…。まあ、訳が正しいかどうかわかりませんし、本当に読めてると証明する方法もありませんが…」


 他に読める人が確認でもしてくれないと違うものが見えてるかもしれないし。


「とにかく、私は上の者に報告して参ります。花太郎様は貴賓室でお休みください」


 そう言ってイイノさんは図書館を去っていった。そういえば、イイノさんの上司って誰なんだろう? 上司の命令で俺の実力を見極めるように言われてるんだと思ってたけど。


 俺は他の本を片付け、貴賓室に戻る。イイノさんに言われた通り休むことにしよう。


「古代帝国文字が読めたのは真でございますか?」


 1時間くらい経っただろうか。賢者のイイザカがノックもせずに駆け込んでくる。なんか苦手だな、この人。


「読めました。本当かどうか証明する方法はありませんが…」


 イイザカの手に札が現れる。例によって収納魔法を使ったのだろう。


「この札に嘘は通じませぬ」


 嘘発見器みたいな物なのだろうか? この人は札を使った魔法が得意なのかね。


「この札の前でもう一度答えてもらえますかな?」

「古代帝国文字の本を読むことができました」


 緑色の札が青に変わる。


「嘘ではないようですな」


 わざわざ、嘘言っても得るものはないだろう。読めただけで騒がれるなら、見なかったことにすればよかった。イイノさんがあの本を持って来なかったら…いいや言うまい。


「では、この紙に文字を書いて頂きたい」


 イイザカに紙とペンを渡される。最初のページから2行ほど書いてみる。慣れないペンで慣れない文字を書くのって結構ストレスになるなあ。


「こういう文字が書かれてます」


 紙を見せる。ついでに訳も読み上げる。


「本当に古代帝国文字が読めるとは…」


 イイザカは体を震わし、涙を流し始める。


「あなたはやはり、この国を救うために異世界から来られたのです」


 いや、あんたに無理やり召喚されたんだよ。できるとは思えないけど、元の世界に帰してもらえませんかね。


 面倒なことはまだ続きそうだった。


一話一話、一生懸命書いております。1000文字くらいが自分の限界なんだなあって。それ以上はいろいろと厳しいです。

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