0027 編終者の撃斬宣告
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「日本マヤのヤマ本日」&「糞魔道士の糞魔法」も連載中。
本当に時間に余裕のある方、よろしければ、お越しください。
「怪しい者ではありません。と言っても信じてはもらえなさそうですねえ」
『鑑定』
ヒラノが鑑定魔法をエンドウに向けて使用する。
同意なしの鑑定は敵対行為にあたる。
もちろん、それを知らないヒラノではない。
「編集者 エンドウ トワ 特技 撃斬 世界を撃ち斬ることができる」
世界を撃ち斬る…。
どういうことだろう。
「私の鑑定でも情報がこれ以上引き出せない。あきらかに異常な存在」
鑑定魔法は力の差がある者に対しては効果が薄い。
読み取れる情報が制限されたり、錯誤させられることがある。
ヒラノの鑑定魔法が突破できない者となれば、それは勇者、魔王級以上の存在になるだろう。
「何が目的ですか? 私達をこの空間から今すぐに開放してください!」
「ああ、私があなた方を閉じ込めていると思われているわけですねえ」
「違うのですか?」
「正確にいうと、まだ『花太郎さんとヒラノさん、そして、この部屋以外の時間が止まっている』状態なだけなのですが…」
「言っている意味がわかりません――」
「この世界は、ほんの少し前まで止まっていたのですよ。4年ほど」
世界が止まっていた…?
さらっと、とんでもないことを言い始めた。
仮にそれが本当だとしたら、それができるのは――。
「世界を止めて、動かせる存在…まさか、世界神――」
世界神。
世界を創り、世界を動かし、世界を見守る存在。
だが、彼が世界神だというのならいろいろおかしいところがある。
「あなたが世界神ヤマトマヤ様だというのですか?」
彼は「エンドウ トワ」と名乗っていた。世界神が名前をわざわざ偽るだろうか?
「いいえ、私はヤマトマヤ神ではありませんよ」
神を「さん」がわりに使い、彼は自身が世界神であることを否定する。
「では、何者ですか?」
「世界を創らず、世界を動かさず、世界を見守らない。私は世界を撃ち斬る編終者です」
「では、あなたの目的は…?」
「私は、この世界を撃ち斬るために来ました」
世界の撃斬。
編終者は静かに撃斬宣告をした。
なんとか、がんばって書いてみました。
3カ月後に続きを出せるようにがんばってみます。




