0018 ベッドの上
俺は仰向けになったヒラノちゃんに馬乗りになって、両手を押さえた。
「本当に本当に最後の確認だけど、好きにしていいんだね?」
「構いません」
「わかった」
言質を取った。俺のことに13才の少女を巻き込むのは正直不本意だが、背に腹は代えられない。
俺は押さえ付けた両手を解放し、目の前に座らせる。
「じゃあ、俺の味方になってくれ」
「はい…!?」
あのじいさんのことは好きではないし、頭にはきている。だが、復讐なんて正直どうでもいい。
俺が望むのは元の世界に戻ること。そのためには心強い味方が必要だ。
「俺の好きにしていいなら、元の世界に戻るまで俺に力を貸して欲しい」
「何を言っているんですか?」
「イイザカの復讐はどうでもいい。だから、頼むよ、ヒラノちゃん」
頭を下げる。
「なぜ、頭を下げるんですか? 処女使いのあなたなら、私に言うことをきかせる方法はいくらでもあるでしょう?」
「処女使いではなく、一人の人間として頼んでる。帝国だけでなく、この世界も裏切ることに巻き込んでしまうかもしれないけど」
「さらりととんでもないことを言ってますよ」
帝国は俺の力ありきで物事を進めて行くだろう。今のところは仕方がないかもしれない。だが、いつまでもそれでは帝国に…この世界に未来はない。
「わかりました…。確かに好きにしていいと言いましたからね」
「ありがとう」
「嫁の貰い手がいなくなったら、責任とってくださいね」
「えっ…」
「冗談ですよ」
さすがに元の世界には連れては行けないし。
「とりあえず、自分のベッドに戻ってもらえますか? 私をふしだらな娘にするつもりですか?」
「ああ、ごめん」
急いで自分のベッドに戻る。
「不束者ですが、よろしくお願いします」
ヒラノちゃんが仲間に加わった。
正直なところ毎日の投稿が厳しくなってきました。やれるだけがんばりますが、できなかったらすみません。まあ、楽しみにしている人はそんなにいないとは思うのですが。




