表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/33

三月三十三番ホーム

生温い風がぼくを連れて、

定期券を探している地下道のような、携帯で帰りの時刻を連絡するような、

イヤホンから流れてくる音楽に刺激された感情にセンチメンタルなんて名前を付けてみて。

揺られている。


幼いころシャボン玉が好きでした。

フォーマルハウトが輝く季節になってきました。

今日、君が好きだった音楽を聴きました。

ようやく、ぼくは明日が来ないことを祈らなくても良くなりました。


解ける風船のワルツ。質量保存則。蛍光灯は眩しすぎて嫌い。ユー、エフ、オー。歌わないでよ。珈琲を飲む、愛している。三月三十三角形。抵当している。2015。君とぼくの船は乗り過ごしてしまった。エンドロールと月面着陸。kiss、kiss、kiss。きみの葬儀はバニラの香りだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ