表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/33

三月三十三時半

「ねぇ、きみがトーキョーに行ったらマンションからの夜景を見せてほしいな」

藍色の空とイヤホンから流れる水星。摂氏9℃

木蓮が咲く季節にぼくらは会えなかった。

見失ったユーエフオーと、目眩。溶けない魚を飼う。


ニュータウンは星が降ってくるから好きなの

折れた鉛筆を弔う。朔月。心音が聞こえない浴槽の中。

おぽえむを書いてます。紅茶が好きです。

来世ではきっと宇宙飛行士。


「ねぇ。ぼくたちのかくれんぼ。蛍光灯の震える音。夜、きみは三角錐。BLUE、振れるよ。(眠れない夜なんてないくせに)イルミネーションと、手を離さないで。消火栓とエメラルド。こわいの。きっと今夜も誰かがシーソーに乗っている。きみの元カノになりたいな。笑ってよBluetooth、私を見失わないで。(こわいの)銀木犀の香りと、悲しいほどの石鹸の泡。ブラジルでもぼくを愛して。三角座なんて見つけないで。終わってよエンドロール、空白の三拍子。時計の針を回す。おはよう、きみを殺してしまいたいな。シフォンケーキを食べ残す。」

「ぼくらの逃避行ごっこ。ハッピー。メールボックスを見る。零下2℃。光合成少女。(触れてよ)目眩。ホワイトキューブとプリズム。三月三十三時半。(  、     。   )きっとぼくもきみも嘘つきなんだ。砂時計を意味もなく倒す。ぼくらの秘密基地。吹き消すCandle。現代のリサフランク。届かないよ、きっと、いいよ、どうせ圏外だよ。」

「ねぇ、愛してるならぼくを×××」


電池の切れた目覚まし時計を放っているまま

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ