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三月三十三拍子

春になって、雨が上がって、なんてことはなくて

君が好きな曲は、ボーカルの笑顔が嫌いで、まだ聞いていなくて

嫌に歳を取ってしまったから、言葉の力なんてものを、盲目的に信じられなくなって


空白、シューゲイザー、ゆらゆら

呼吸、計算機を弾く音、剥離

廃線、防波堤、おやすみなさい


眠れなかったんです。それだけなんです、それだけ。何も聞きたくないから出てってよ。

ハッピー。三角座が煌めいているよ。午前三時、瞬きさえできない時間だ。

きっと、わたしは君に愛してるなんて言えない。蒸発する空想論を見ないフリして、イヤホンをする。さようならオリオン座、また半年後にね。

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