10/33
三月三十三学期
夜が重く這っている。
遠くで、ビルの灯りが煌めいている。
すばらしい、せいかつ
すばらしい、せいかつ
秘密基地への道は失われたままで
届かない火葬場、ぬるい風に包まれて、笑おうよ
消去法
ハッピーエンドが好きです。
きみもわたしも、泣くのだけは上手だね。
イミテーションさ
シナモンの香りに包まれて、見たこともない映画のエンドロールを聞いている。
焦げる
零時半、きみはきっとキッチンにいる。LEDの光を浴びている。
いつから、歩けるようになったのかな。わたしたち。
夜が重く這っている。
遠くで、ビルの灯りが煌めいている。
すばらしい、せいかつ
すばらしい、せいかつ
秘密基地への道は失われたままで
届かない火葬場、ぬるい風に包まれて、笑おうよ
消去法
ハッピーエンドが好きです。
きみもわたしも、泣くのだけは上手だね。
イミテーションさ
シナモンの香りに包まれて、見たこともない映画のエンドロールを聞いている。
焦げる
零時半、きみはきっとキッチンにいる。LEDの光を浴びている。
いつから、歩けるようになったのかな。わたしたち。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。