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六 お弁当

 ぴっぽとぱっぽじいちゃんはお弁当を食べ始めました。

「いっただっきま~す。」

「よく噛んでな。」

「うん、おいしいね。」

「さすが、ぴっぽのかあちゃんじゃ、こんなにおいしい物が食べれてわしらは幸せ者じゃな。」

「うふふ、ねぇ、ぱっぽじいちゃん、この後はどうするの?」

「今度はトンボのメガネをかけて人間達の様子を見に行くんじゃ。」

「物置から持ってきたメガネをかけるんだね、あんなにおっきな人間に近づいても大丈夫なの?」

「人間にはわしらは見えてないから大丈夫じゃよ。」

 二人はお話しながらゆっくりお弁当を食べました。

「ふ~、おいしかった、ごちそうさま。」


「さて、そろそろ雲風船たちを呼ぶとするか。」

「えっと~。」

「心の中でモックに呼びかけるのじゃぞ。」

 ぴゅ~ん。

 モックたちが戻って来ました。

「早い! まだモックって思っただけなのに。」

「はは、ぴっぽの心はすぐおいらに伝わるのさ、ぴっぽたちの様子は、う~んと上から見てたしな。」

 ぴっぽはトンボのメガネをかけました。

「お似合いだぞ、ぴっぽ、さあ乗りな。」

「モック、今度は人間達をゆっくり見られるとこに降りるからな。」

「おう、ぱっぽじい、了解だ。」

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