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十 また明日

 モックがぱっぽじいちゃんと話し始めました。

「なぁ、ぱっぽじい、この島の灰色人間ってすごく多いのか?」

「はっきり言って多い。」

「全く人間達も困ったもんだな、大切なことを忘れちまって。」

「そうじゃな、ちよっと何人かの心を覗いてみたのじゃが、お金儲けのことばかりを考えていて、大切なことを考えない人が増えてしまったみたいなんじゃよ。」

「自分の事ばかりで、自分達の種族のことを大切に考えてないのか?」

「ああ、そういうことじゃ。」


 モックがぱっぽじいちゃんとお話をしている間にぴっぽはおやつを食べ終わりました。

「あ~、おいしかった、かあちゃ~ん、おいしかったよ~、あっりがっとね~!」

「さあ、そろそろ出発するか。」

「そうだな、ぱっぽじい、ぴっぽも、そろそろかあちゃんが恋しくなって来たみたいだしな。」

「え~、モック、そんなことないよ~。」

 おうちのある白い雲を目指して、ぴっぽたちは上り始めました。

 ふわふわ~、ふわふわ~。


 ずいぶん長いこと下にいたので、おひさまはもう西の大地へ沈もうとしています。

「うわ~、おひさまが真っ赤になってきれいだなぁ~、雲も大地も赤くなって、もうすぐお休みするのかなぁ~。」

 ぴっぽがおひさまに、また明日ね~、と言ってる頃、ようやくおうちに着きました。

「さあ、ぴっぽ、おうちに着いたぞ、ふわっとな。」

「モック、今日はありがとうね。」

「どういたしまして、じゃあ、ちょっと腹へったからごはん食べに行ってくらぁ。」

 ピュウ~、とモックは雲の中へ行っちゃいました。

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