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奪命金剣  作者: 東武瑛
6/16

火中の栗を拾う

山中

奪命は剣の稽古をしていた。

型の稽古を一通り終えると小枝を切り、宙に舞う木の葉を刺し切った。

「ムッ」奪命は人気を感じた。

すると林の中から髭ずらの男が出てきた。

「ハハハハハ。奪命、久し振りだな」

「張か」奪命はそう言うと剣を鞘に収めた。

「相変わらず仇に追われているな」張が言うと「宿命だ」と奪命は言った。

「蓮舫が探しているぞ」張がニヤケながら言った。

「関係ない」と奪命は答えた。

「街で一杯やろう」張が言うと奪命は「火中の栗を拾うか」と答えた。

二人は馬に乗り街に向かった。

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