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奪命金剣  作者: 東武瑛
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翌朝

英風武館に巨漢が現れた。

「私は蔡と言います。李先生はいらっしゃいますか?」

蔡は庭で掃除をしていた梁に聞いた。

「ちょっとお待ちを」と言い、梁は部屋の奥に入って行った。

ほどなく、李が現れた。

「李先生ですか?私は蔡と言います。実は奪命と称す男を探してまして御存知ないですか?」

「奪命ですか?昨日、それらしき男を見かけましたが」李は答えた。

「凄まじい剣撃を放つ剣士です。弟が切り殺されました」蔡は言った。

「しかし、どこにいるかは分かりません」と李は答えた。

「分かりました。では御免」と言い、蔡は去って行った。

「仇討ちですかね」梁が言うと李は無言で頷いた。

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