表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奪命金剣  作者: 東武瑛
12/16

蓮舫の事情

蓮舫は街の酒店で昼食をとっていた。

そこに李が現れた。

李は茶と饅頭を注文し蓮舫に声をかけた。

「よろしければ、奪命のいきさつを教えて頂けないですか?」

蓮舫は箸を置き、口を開いて語り始めた。

「奪命は私の兄です。幼い頃から武術の才があったのですが、肺を痛めて、仇に追われてます」

茶を飲んで蓮舫は続けた。

「兄を倒せば名が売れる、という輩が挑みましたが兄はいつも勝っていました。そして奪命と呼ばれる様になったのです」

「フム。そうでしたか」

「ただし病には勝てません。実家に連れて帰り、病に伏せた母親に会わせるため私は兄を探しているのです」

「分かりました。私に出来る事なら力になりましょう」と李は言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ