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ファンオン!ーファンタジーオンラインワールドー  作者: ゆっき/Yuyu*
第2章 多くの出会いとアップデート
32/37

レポート32ー新たな学期と新たな冒険のスタートー

「ふぁ~」

「よっ、大将。アニメみたいな欠伸してんな」

「よ、夕ニ。始業式はどうにも眠くなるからな」

「わかるわかる。オレも半分寝てたわ」

「俺完全に寝てた」

「大将起立、礼しっかりしてたけどあれ寝てたのか……すげえな」

「さすがだろ」


 2学期の始業式を終えた帰宅中、真弓と夕ニは一緒に歩いていた。


「今日はどうする? 帝都入るか?」

「だな。せっかくクリアしたんだし行こう」

「その言葉を待っていたぜ! じゃあ、第10ダンジョンのアフターエリアに集合な」

「了解だ」


 そう言うと夕ニは走って行った。


「そんな急がんでもいいだろうが」


 そう呟きながら真弓も無意識のうちに小走りで家に帰った。


 ***


『アップデートの細かい日程が決定したデース! 来週の土曜日になりマシタ!』

「了解だ。それじゃあ行くぜ!」

『わっかりまシタ!! リーンクオン!』


 ユミは王都へと降り立つとテレポートポータルを使って約束の場所へとつく。


「大将すまんすまん。遅れた」

「家の距離的に仕方ねえだろ。それにきたばっかだから気にすんな」

「そうか? ならいいか! 行こうぜ」

「あぁ!」


 第10ダンジョンのアフターエリア。ボスを倒した後の部屋だ。そこから奥に続く道を歩いて行くと広大な大地が見える。

 奥には王都のような都市が見える。


「あれが帝都だな」

「だな。新しい冒険がオレたちを待っているぜ!」

「そんな走んなユウ!」

「我慢できるかぁぁ!!」


 ユウが走って帝都へと道を進みユミもそれを追いかけるようについていく。

 数分後、辿り着いた帝都は二人の予想を裏切るものだった。


「遠くからだと王都みたいだったけど……」

「王都の4倍くらいでかくねえかこれ……」


 正門にあったマップを見て唖然とした。


「と、とりあえず……どうする?」

「そ、そうだな……冒険者ギルド行こうぜ」


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