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 7:擬装夜営

 俺たちが魔獣ひしめく森を抜け出たのは、太陽がかなり傾いてからだった。


 腕時計を見れば、もう15時を回っていた。

 こっちの季節は解らないけれど、恐らくこの3週間の気温と日照時間から考えて、前の世界と同じ秋頃なのだろう。


 一人として欠ける者も無く、そして怪我人も出さずに、俺たちは森での長い戦いを終えていた。

 俺たちが居るのは、森の外れにある広い草原地帯だ。

 所々に背の低い灌木が生えてはいるが、見渡す限りの視界を20cm~30cmくらいの短い草が覆っていた。


 俺たちは街道に出るまでの休憩を兼ねて、少し森からも離れた位置で立ち止まり、些か遅すぎる、どちらかと言えば夕食に近い昼食の準備を始めた。

 何しろぶっ続けで戦っていたから、ここまで食事を摂るどころでは無かったのだ。


 魔獣ひしめく森の中を走りながら進路を切り開き、途中途中でアイテムバッグから取りだした保温ボトルから水分とミネラルを補給して、ここまでやってきた。

 それまでの間は、僅かな戦いの合間に時折携行食を囓るのみで、俺たちは精一杯だった。


 森の中で結界を張って休憩しようと言う俺の意見は、イオナに却下された。

 イオナが、「苦しいと思うが、これは訓練なのだ」と、全員に告げたのだった。


 そうして俺たちは、ようやく深い森を突破して、見通しの良いこの草原に出たのだった。


 ここでの休憩に結界を張る事は、流石にイオナからも許可が出た。

 森から離れた適当な場所を選んで、半径10m程の同心円状に地面の中も空も含めて防御結界を張ってある。


 トイレは防御結界の隅に隠遁結界を張って、そこで済ませる事にした。

 当然、女性陣のリクエストで遮音結界も張ってあるし、土魔法で石の仕切りと簡易便座も造ってある。


 何というか、一時的な休憩とは思えない程の立派なトイレが出来てしまった。

 イオナはそれを見て、一言『魔法の無駄遣いじゃな』と言って笑っていた。


「みんなご苦労じゃった。 今日は、ここで初の野宿とするかの」


 沈み行く夕日を眺めていたイオナの決断に、みんなホッとしたような表情を浮かべる。

 俺はアイテムBOXを開いて、キャンプ用品の入ったアイテムバッグを取り出した。


 光魔法でどうにでもなるんだけど、訓練のために明るい日の光があるうちに、テントを設営するのだ。

 女性陣の楽しそうな話し声が聞こえてきたので、何気なくそちらを振り向く。


 そこでは、レイナとメルとアーニャが、楽しそうに食事の支度を始めていた。


 メルはイオナの家で日本流の料理に目覚めていたから、きっと問題は無い。

 しかし、アーニャが今まで食事の支度をしたことが無いのは、こっちの世界へきてすぐに発覚した1つの問題だった。


 こっちの世界で生きて行くのに必要だからと、俺を含めて全員がレイナの指導の下、食事の支度を交代でやらされたのだ。

 今では、アーニャも不器用ながらも食べられる料理が出来るようになっている。


 テントの設営はヴォルコフとティグレノフに任せて、俺は風呂の用意をする事にした。

 手持ち無沙汰そうな幼女形態のバルが、とことこと俺の後に着いてきた。


「バル、お前めちゃくちゃ強かったじゃないかよ」


 俺は腰を落としてバルの頭に手を乗せると、少しばかり呆れたように言った。


「子供扱いするでないわ」


 バルは不機嫌そうな声の割に、どこか照れたような表情を見せていた。

 こういう処は、幼女な見かけ相応だ。


「つか俺、お前を守らなくちゃって思ってたのに、あれじゃ俺の出番なんて無いよな。 ホントお前強すぎだって」


 これは、本当だ。

 バルは幼女な見かけにも関わらず、マジで凄まじく強かった。


 こいつは魔獣なんてものを最初から相手にしていないかのように、軽々と全てを一撃で倒していた。

 それを初めて目の当たりにした時には、全員が口をぽかんと開けて絶句していた程だ。


 彼女の主武器は長い刃物のような鋭い爪で、時折魔法も使っていたようだったけど、まるで遊んでいるかのような、そんな余裕の有り余った戦い方だった。

 バルが、ただの猫に擬態出来る幼女では無かったという事が、この戦いで明らかになったと言う事になる。


「わしの仮想敵は竜族ドラゴンじゃ。 カズヤには話しても解るまいが、あの程度の雑魚魔獣ごとき、リハビリにもならぬわ」


 バルが何だか変なことを呟いた。

 確かに言われた通りで、その意味が俺には解らなかった。


竜族ドラゴンって何だ? そんな生き物も、こっちの世界には居るのかな?」


 俺はイオナに問いかける。

 剣と魔法の世界だという事は事前に聞いているけど、まさかドラゴンとかも実在しているんだろうか。


「さてな、わしにもまだ判らぬ。 ここがわしらの元居た世界ならば、竜族は確かにおる。 じゃがな、ここが何処なのかは、まだ確証が得られておらぬのじゃ」


 イオナは、ここが元居た世界だと仮定はしているけど、まだ結論を出してはいなかった。

 もしかすると、まったく違う世界へ飛ばされている可能性だって無いとは言えないのだ。


「イオナの説だと、もしかすると俺たちが元いた世界の遠い未来かもしれないらしいけど、どうなんだろうな」


 誰にともなく俺は、そんな疑問を投げかける。

 答えが今すぐ欲しかった訳じゃ無いけど、何故かバルがその問いかけに応えた。


「だとすればじゃ、わしの知っておる世界とはかけ離れておるなぁ」


 バルは感慨深げに、そう言葉を漏らす。

 その返事に、俺はちょっと引っかかった。


「ん? どういう事?」

「カズヤには、判らぬ遠き昔の話よ…… 」


 バルは、それきり俺の質問に答えなかった。

 俺も、それ以上は問いかけるのをやめた。


 バルから感じる雰囲気が、それ以上この話題を続ける事を拒否しているように感じたのだ。

 元より、俺も今それを追求する気持ちも無い。


 誰にだって言いたくないことはあるのだと思うから、俺は女性陣から強く頼まれた仕事を始める事にした。

 それは、とても大事な仕事だ。


 俺はトイレと反対側の結界の隅に行くと、地面に両手押しつける。

 そして、慎重に流し込む量の調整をした魔力を土の中に流し込んだ。


 何をやっているのかと言えば、土魔法と錬金術の造形スキルを使って、ここにバスタブを造るのだ。

 つまり訓練を兼ねたキャンプだというのに、俺は文化的な風呂場を作っている事になる。


 お湯の保温を考えて、バスタブの周囲の土を発泡ポリウレタンのように、細かなスポンジ状へと変形させる。

 バスタブも内部構造をハニカムにイメージして、保温性と強度を高めた。


 風呂の地下には大きな空洞を造ってから内部を石化させて、それを排水タンクにした。

 当然,、排気ダクトも作る。

 これは、先程作ったトイレに設置した物と同じ仕掛けだ。


 武器や防具やアイテムなどを造るために覚えた筈の造形スキルが、意外な処で役に立っている。

 こんな事を想定して、魔法系を含む非戦闘系全職業のスキルをゲームの世界でコンプリートした訳では無いのだが……


 まあ、結果オーライって事だろう。

 異世界へ転移する事を予想して取得した訳ではないのだが、これが地味に高度な生活魔法として役に立っている。


 下手をすれば俺の常識外れな攻撃魔法よりも、女性陣には重要度が高い魔法のようだ。

 それもどうかとは思うけど、俺も快適な生活というものから、簡単に離れる事は出来そうも無かった。


 かくして、5人くらいが一度に余裕で入る事の出来る大浴槽が出来上がった。

 後は周囲に石の壁を作って、隠遁結界を張るだけだ。


 明日になって出発する時には、せっかく造ったこのトイレと風呂も、跡形無く壊して行く事が決まっている。

 それは俺たちの痕跡を残さない為にも必要な事だと、俺も判っている。


 だからと言って、手抜きをする事は出来ない。

 何故なら、女性陣のクレームが怖いからだ。


 俺は、水魔法と火魔法をイメージの中で融合させて、大量のお湯でバスタブを満たす。

 こっちの世界へ来て早々に手抜きをして、バスタブに溜めた水の中へ極小のファイアーボルトを一発落としたら、過熱水蒸気で火傷をしそうになるわ、あまりの高温で水が加熱分解を起こして水素爆発を起こしそうになるわと、大騒ぎになってしまった事がある。


 それ以来、俺は戦闘以外の生活魔法でも、手抜きをする事はやめた。

 手抜きはろくな事にならないと、俺はその時に深く学習したのだ。


 慣れた一仕事を終えた俺は、隣で俺の仕事を眺めていたバルの方を向いた。

 バルが何事かと言わんばかりに、俺の方へ向き直った。


「バル…… 」

「ん、なんじゃ?」


「手、出せ」

「ん?」


「ほら、早く」

「!…… 」


 俺は幼女形態のバルと手を繋いで、みんなの処へ戻った。

 老婆のような話し方をするバルだけど、幼女形態の時は、俺も何故か気にせず強気に出ることができる。


 世の中を達観しているように見えても、ストレートに手を繋ごうと誘うと、案外とバルも照れたりして可愛い処がある。

 それを、俺はこっちの世界へ来てからの3週間で発見していた。


 尤も、17歳くらいの形態になったバルには、たぶん俺は手も足も出ない。

 それどころか、まともに会話すら出来ないかもしれないのだ。


 もしや、これを世間ではロリコンと呼ぶのだろうか?

 そんな事は無いと信じたいのだが、果たしてどうなのだろう…… 


 俺の恋愛対象は、あっちの世界に残してきた紫織のような同年齢の女性だから、きっとロリコンでは無いはずだ。

 純粋にバルは子供の姿だから、きっと保護欲をかき立てられて可愛いと思うのだと、俺は自分を強引に納得させた。


 夕食は、アーニャたちが狩って俺が解体したスパイクボアのトンカツと、俺の魔法でフリーズドライした野菜を入れたコンソメスープに、あっちの世界で大量買いをしてきたアルファ米をお湯で戻したご飯の、それなりに立派な食事だった。

 アイテムBOXの中にはもっと豪華な食材も大量に保存してあるけど、仲間と過ごす楽しいキャンプでは、何を食べても美味しく感じるだろう。


「でもトイレとか風呂は、こっちの方式に馴れなくて良いのかよ」


 俺は食事の時に、そう聞いてしまった。


 異世界の生活に馴染む為に生活を慣らして行くのなら、当然トイレだって風呂だって、異世界流にする必要があるのでは無いだろうか?

 これは、当然の疑問だろう。


「うむ、その通りじゃの」


 イオナは、あっさりと俺の意見を肯定して見せた。

 しかし、その後に続く言葉があった。


「じゃがの、一度清潔な日本の生活に馴染んでしまうとな、後戻りは出来ぬのじゃよ。 質素な食事は我慢できるが、風呂とトイレは無理じゃ」


 ダブルスタンダードな事を、堂々と明言するイオナ。

 そこまで真面目な顔で言われてしまうと、敢えて否定する気にもならない。


「そうよね、こっちの世界でも風呂と水洗トイレは普及させたいわね」


 レイナも、イオナの意見を無条件で肯定した。

 これで、2対1になった。


「実は、わたしも同意見よ」


 少しだけ日本で暮らした期間のある、メルも同意見だった。

 結局アーニャも同意見で、女性陣全員が水洗便座は諦めても、水洗式のトイレと毎日入る風呂だけはレベルを落としたくないらしかった。


 まあ、俺も同意見だから良いけど、本当にこれで良いんだろうか?

 何というかトイレと風呂は、どうやら彼女たちが異世界で暮らす覚悟とか決心とかとは関係無いみたいだった。


 雑木を拾ってきて魔法で火を起こした物が、調理の火種になっていた。

 これが食事の後は、焚き火になる。


 暗くなる前に風呂を済ませて、軽く夕食を取ってからドーム型のカムフラージュテントで寝ることになった。

 時間はまだ夕方の6時過ぎだというのに、もう季節は晩秋なのか辺りは暗くなっている。


 その気になれば太陽電池付きのLEDランタンだってあるし、いざとなれば光魔法だって生活魔法に転用が出来る。

 だけど異世界での野宿に馴れるために、今日は焚き火だけが照明の代わりになっていた。


 オレンジ色に辺りを照らし、ユラユラと揺らめく焚き火の暖かな灯りが、周囲を仄明るく染めていた。

 パチパチと時折弾ける薪の音も、キャンプの雰囲気を醸し出している。


 もし、今後どこかで異世界の人と同じ場所で野宿をする事だってあるかもしれないから、擬装のために野宿の手順を覚えておく必要もあるだろう。

 だからあくまで訓練として、不寝番という奴も交代でやることになった。


 防御結界が周囲に張ってあるから、本当の意味での不寝番は必要無いのだけれど、すべてが訓練だからと、男女関係無く順番が割り当てられる。

 夜明けまでの約10時間ほどを7人で交代する事になると、一人当たりの割り当ては約1時間半弱と言ったところだろう。


「イオナ、こっちの世界にも時計とかあるのかな?」


 今までの暮らしで、1日が24時間くらいなのは判っている。

 俺はこの世界に、前いた世界と同じような、時間の概念とか時計と言う物があるのか聞いてみた。


「さてなあ、わしらが以前いた日本に転移してから72年も経過しておるが、ここがあれから何年後なのかはまだ判らぬでな…… もしわしらが去ってより72年後だとすれば、もう機械式の懐中時計くらいはあるやもしれぬな」


「そう言えば今があれから何年後なのか、疑ってもみなかったわ。 ねえイオナ」


 レイナが今更驚いたような表情をして見せると、イオナに向かってそう言った。

 言われてみれば、イオナたちがあっちの世界で72年を過ごしたからと言って、こっちの世界の72年後へ戻ってきたという理屈も保障も無いのだった。


「もしかして、わたしの家族が殺される前の時代って事もあるのでしょうか?」


 メルが、溢れる気持ちを抑えきれない様子で、自分に関係する事柄を口に出した。

 そう言えばメルはこっちの世界で国を奪われ、その上家族をも殺されて、あっちの世界へと逃げてきたのだった。


「そうか、もしかすると助けられる可能性もあったのか?」


 俺はその事に思い至って、訓練で過ごした3週間という日々の取り返せない貴重さに、唇を噛んだ。

 もしここがイオナたちが異世界転移してから72年後の世界じゃ無いのなら、まだメルに関する事件が起きていない可能性だってあるのかもしれないのだ。


「その可能性は無いじゃろうな」


 イオナが、歯切れ悪くそう言った。

 その顔は、とても申し訳無さそうな表情をしている。


「どうして?」


 俺はイオナに訊ねた。

 アーニャを始めとして他のみんなは、耳を澄ませて俺たちの遣り取りを聞いていた。


「仮に同じ世界に戻ったのならば、変更は出来ぬであろう。 すでに事件が起きている世界の時間軸におるのじゃからな」


「……?!」


 俺は、無言でイオナに続きを促した。

 悪いけど、何を言っているのか良く判らない。


「もし万が一、事件を止められたとすれば、その時点より我らは分岐した別の世界へと入り込んだことになるのじゃ、恐らくな」


「前に言っていた、パラレルワールドって事だよね」


「そうじゃ、元の世界では変わらず事件は起きるのじゃ。 我らは事件の発生を止めた時点で、異なる世界へと知らずに分岐させられるというだけの話なのじゃろう。 あくまでSF的な根拠の無い仮説じゃがの」


「もし、事件を俺たちとメルで止められるのなら、メルは俺たちの居た世界へ逃げてこないし、そうなれば俺たちはメルの事件を止めには行かないと…… 」


「そうじゃ、止めに行かなければ事件は起きるし、事件が起きればメルちゃんはわしらの世界へ逃げてくる訳じゃ。 まさに堂々巡りのタイムパラドックスじゃの」


「そう…… ですよね」


 メルは、期待した事が無駄だと知って、気落ちしたように無言で下を向いた。

 その理由は異なるけれど、同じように家族の命を理不尽に奪われた俺には、メルの沈む気持ちが痛いように判る。


「何にしても今が何年後なのかを知るには、とにかく人間が居る場所に行かねば判らぬでの」


 イオナが静かに、そう言った。

 メルを悲しませたくないのは、みんなが同じ気持ちなのだろうけれど、こればかりはやってみなければ、どうにも出来ない。


「統一した年号なんて、あるの? この世界って」


 俺は、心に浮かんだ疑問を二人に投げてみた。

 もし統一した年号が無ければ、今が何年後なのかを知るのは、簡単な引き算だけでは判らない。


「そうじゃの、国ごとに建国より数えた年号と、大陸の多くの国で使われておる神聖歴があったわいの」

「あったわね。 たしか、私たちが転移したのが神聖歴1216年だったはずよ」


「そうじゃったか、女性は月日を良く覚えておるの。 であれば、仮に72年後だとすれば神聖歴1288年と言う事になるか…… 」

「本当にそれだけの月日が過ぎているのなら、色々と世界も進歩して変わっているのでしょうね」


 イオナの言葉に、レイナがしみじみとした口調で応えた。

 それを受けて、イオナが再び口を開く。


「そうじゃな、ここがわしらの元居た世界であれば、だがな」


 イオナが、まだ元の世界に戻ったかどうかは仮定であると釘を刺して、この話は終わった。

 訓練を兼ねて行われる不寝番で俺は、最終の7番手として夜明け近い時刻を担当する事になった。


 俺がティグレノフと交代して小一時間ほど経った頃、俺の感知スキルが何かに反応する。

 僅かに時間をおいて、結界に何かがぶち当たった感覚があった。


 結界を張っている俺にだけ判る感覚で、周囲の物音は魔法で遮断をされている。

 俺は考え事をしながらぼんやりと眺めていた焚き火から視線を外して、何が起きたのかを確かめるために、ゆっくりと顔を上げた。


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