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47:はしかウィルス?

「な、何の事だ?」


 シルバーとグルになって俺たちを襲わせたんじゃ無いかと言う俺の問いかけに対して、イストは慌ててそれを否定する。

 俺としても何か確信があった訳じゃあ無いし、上の階層で起きたイストの仲間たちのやられ具合を考えれば、イストが被害者の一人だとしても不思議じゃ無い。


 しかし、俺はイストの動揺ぶりに違和感を覚えていた。

 良く見れば、薄らと額に汗のようなものが見える。


「そもそも、何であなたが私たちの後ろに居たのかを聞かせて欲しいわね」


 右腕から滴り落ちるシルバーの赤い血を振り払うように、ブンと軽く一旦上に持ち上げた手を振り下ろしながら、バルが近付いて来た。

 俺は、すかさず『クレンリネス』をバルに掛ける。


 床に倒れたシルバーは、血溜まりの中でピクリとも動かない。

 いや、動けないと言った方が正確だろう。


 イストは、チラリとシルバーの姿に視線を動かす。

 そして、俺とバルを交互に見てから、俺の方に顔を向けた。


「お前らは何だ? ただの冒険者じゃないだろ。 あれだけの実力を持った冒険者が二人でペアを組んでるなんて、俺たち(冒険者)の世界で噂にならない訳が無い。 しかも、ゴリラ顔の男と美少女の凄腕ペアなんて一度も聞いた事が無いぞ」


 そんな指摘を受けて、俺はチラリとバルの方を見た。

 しかし、バルはその言葉に動揺した様子もなく、ジーッとイストの顔を睨みつけている。


「話を逸らそうとしても駄目よ。 質問に答えなさい」


 バルがそう言って一歩詰め寄ると、イストは気圧されたように一歩下がった。

 彼の投げかけた疑問を真に受けて、秘密がバレたら不味いと思っていた俺は、まんまと話を逸らされていた事に今さらのように気付く。


「そうだ、質問しているのは俺たちの方だ」


「くっ…… 」


 冷静なバルのお陰でペースを取り戻した俺は、イストに答えを促す。

 イストは唇を噛みしめながら、苦々しげな顔で黙り込んだ。


「ひっ!」


 黙秘を続けるイストの眼前に、バルの右手中指と人差し指の爪がニュッと伸びて、細身の剣であるレイピアのように突きつけられた。

 思わず顔を仰け反らせて、それを避けようとするイスト。


 トンッと軽い音を立てて、彼の背中が背後の壁に当たって止まった。

 思わず振り向いて背後の壁を確認するイストの顔は、引きつっている。


「な、なんだそれは? それは人の技じゃない。 さては、お前たち魔族だな。 上手い事言って俺たちの仲間に入り込んで、実は俺たちを黒マヴィラに喰わせようと企んでいたんだろう!」


 壁際に追い詰められたイストが、自暴自棄な顔になって叫ぶ。

 どうやら、黒マヴィラと言うのは、あの黒い人型の化け物の事を指しているようだ。


 イストの放った言葉を受けて、俺はバルについて少しだけ考えてみた。

 魔族? 確かにバルは人間とはちょっと違うようだけど、そこまで彼女の正体について考えた事は無かった事に思い至る。


「質問に、まだ答えていないわよ」


 魔族というイストの指摘にも、バルは微塵も動じていない。

 クイッとイストの喉元に、レイピアのように真っ直ぐに伸びた鋭く長い爪を突きつけた。


 魔族という物がどんな種族を指す言葉なのか、こっちの世界の事はまだ良く判らないけれど、俺には一つだけ確信があった。

 それは、バルが大事な俺たちの仲間だと言う事だ。


 こっちの世界に来てからの彼女の行動が、それを如実に示している。

 それだけでは無く、先程も俺はバルに助けられたばかりだ。


「そうだ! 生憎と魔族だろうと何だろうと、バルが俺の大切な仲間だって事には変わりが無い。 そんな事よりも、質問に答えて貰おうか」


 俺は右手から、先端の尖った長い氷の槍を生成してイストに切っ先を突きつけた。

 それを見て、イストがギョッとした顔を見せる。


「お前、火属性だけでなく風属性を使えるだけでも希少な存在だと言うのに、まさか氷属性まで自在に使いこなせるのか?」


「ん? そんなに驚いて貰えるなら、こういうのはどうだ?」


 俺は、イストの足下から先端の尖った石筍を一本飛び出させた。

 その石で出来た切っ先が、彼の喉元でピタリと止まる。


 一瞬の出来事にイストは反応する事も出来ず、その場で石のように身動できず止まったままだ。

 俺を見るその目は、驚きを通り越して恐怖の色が溢れていた。


「まさか…… 土属性まで使えるようなお前が、どうして無名なんだ。 そもそもそんな凄い魔法使いを冒険者ギルドが放置しておかないはずだし、俺たちが知らない訳は無いぞ。 まるで…… 」


 まるで、ある日突然この世界に現れたようだなとイストが言ったところで、バルが長く伸ばした爪を収めて俺の方を向いた。

 俺も、ほぼ同時にバルの方に顔を向けていた。


「何か、おかしくない?」

「ああ、確かに変だな」


 俺とバルは、同じ事に気付いていたようだ。

 上の階層に、あれだけいたはずの黒マヴィラが降りてこないのだ。


 俺たちは依然として転移魔法陣の近くにいるのだから、例え少数ずつでも奴等が降りてこない方がおかしい。

 あれだけ集団で俺たちを追ってきた黒マヴィラなのだから、俺たちが転送された後に転移魔法陣の上に乗れば、自動的にこの階層へと送られてくるはずなのだ。


 この階層には、俺たちを待ち伏せするかのようにシルバーが居た。

 しかし、それもよく考えてみれば、シルバーが一人というのも変だ。


 俺たちが森の中で目撃したシルバーたちの一行は、それなりの数が揃っていたはずなのだ。

 奴等が仲間だとすれば、ここで俺たちを一緒に待ち伏せしていないのは何故なんだろう…… 


 それに、今まで他の冒険者たちに出会っていないのも、稼げると人気の遺跡探索にしては不思議だ。

 道中に、あれだけの死体が転がっていた事を考えれば、話題になっているという事と人気があるという事は違うのかもしれない。


 もしかすると、この遺跡は危険度が高いと言う事が冒険者の間にも認知され始めて、発見当初のような人気は下火になっているのかもしれないけれど、それでも他の冒険者と一切出会わないのには疑問が残る。

 もちろん、シルバーを他の冒険者と見れば出会ってるとは言えるけれど、そういう意味じゃあない。


 イストが上の階層で言っていたように、俺たちが居る階層が探索の最前線に近いとすれば、もっと冒険者が居ても不思議じゃないはずなのだ。

 もちろん、それが今まで出会った死体だとすれば不思議では無いのだけれど、それも考えにくい。


「おい、俺の話を聞いてるのかよ。 お前ら、いったい何者なんだ? まさか冒険者ギルドの特命捜査人じゃないだろうな? 数少ないS級パーティの実力者で編成されて、秘密裏に不正者を始末する冒険者が居るって聞いた事があるぞ」


「どうして、そう思うんだ? 何か疚しい事でもありそうだな」

「そうね、後ろ暗い事があるから、数ある選択肢の中から一番自分たちに該当しそうな、それでいて起きて欲しくない事を無意識に選んでしまうのよね」


 俺とバルは、イストをそう言って責めたてる。

 少しばかり調子に乗って火・風・氷・土という四属性の魔法が使える事を披露してしまったけれど、俺が全ての属性魔法が使える事を知ったら、きっとイストは目を剥いて驚く事だろう。


「あんたたちは、本当に特命捜査人じゃないのか?」


 俺たちの呼称が、『お前たち』から『あんたたち』に変わっていた。

 肝心の質問にイストはまだ答えていないけれど、俺はさっきのイストの発言で気になった名称について聞き直す。


「その特命なんとかっていうのは、同じ冒険者なのか?」

「なんだか、役人というか公務員っぽい呼称よね」


 サイガは先程から黙ったままで、俺たちの遣り取りする様を見つめていた。

 その目は、俺たちとイストの間を行ったり来たりしている。


「かなり有名な噂だけど、本当に知らないのか? 最上級のS級に登り詰めた冒険者は大陸でも数える程しか居ないって話で、あんたたちみたいに桁外れの強さを持ってるって話だ。 だが、俺も実物を見た事は無い。 そしてその中でも冒険者ギルドに対する貢献度が高くて忠誠心の高い奴はスカウトされるらしいんだ、冒険者ギルドにな。 それでアーティファクト級のレア装備を貸与されて、要請があれば冒険者ギルドのために特命クエストを専門で処理したりするらしい」


 イストは俺の魔導ハンドガンを指差しながら、そう言った。

 なるほど、アーティファクト級かどうかは不明だけど、レア武器って意味じゃあそれ程間違った見解じゃないかもしれない。


 俺は、右手の魔導ハンドガンを持つ手を確認して、そう思った。

 こっちの世界の人から見れば、ハンドガン自体がレア武器なんだろうな。


「あんたの言うS級冒険者ってのは、魔人退治なんかも専門でやるのか?」


 俺の問いかけに、イストは一つ頷いた。

 バルは何かを思い出したように、ハッとした顔で俺を見る。


「ああ、完全体になった魔人はA級上位でも手を焼くらしいからな。 それを専門で狩るパーティがあるって聞いた事がある」


 イストは、なぜそんな質問を俺がするのか掴めない様子で、俺の反応を伺うように上目遣いで訝しげにこちらを見ていた。

 俺には、もう一つ聞きたい事があった。


「イスト、あんたさっきバルの事を魔族って言ったよな。 魔族ってのは何の事なんだ? 魔人とは違うのか?」


 魔人と魔族は言葉の響きが似ているけれど、そこに何らかの関係があるのか聞いてみたかっただけで、そこに深い意味は無い。

 しかし、言葉の響きだけで考えると良い意味では無さそうだ。


「いや、俺の勘違いかもしれない。 魔族ってのは、もっと醜悪な顔をしてるもんだからな。 あんたの連れのように、美しい姿をしていないはずだ。 なにしろ魔族ってのは、人と交わらぬように神が…… 」


「人と明確に区分するために、悪魔に似せた醜悪な姿を義務づけられて造られた…… って事かしら」


 バルに頭を下げようとしたイストの言葉を途中で奪って、バルがその後を続けた。

 俺は驚いて、思わずバルを見る。

 イストも、驚いた顔でバルを見た。


「そ、そうだ。 悪魔ってのが何なのかは判らないけれど、魔族は人間離れした戦闘能力と魔力を持ち合わせているけれど、酷く醜い姿をしているらしい」


「…… 」


 イストの返す言葉に、バルは無表情で黙り込む。

 もう、その言葉に興味は無い様子だ。


「それじゃあ、魔族ってのは何処に潜んで居るのかしらね」


 バルが、突然ポツリと呟いた。

 俺はバルの方を向いて、その疑問に答えた。


「人と違う姿をしているんなら、どこかに国でも作って人と交わらずにひっそりと住んでるじゃないかな? だって、街中にそんな奴等が居たらすぐ騒ぎになるだろ」


 俺は、そう言ってから気が付いた。

 ターナ村で出会ったリザードマンの事を…… 


 あっちの世界から来た俺から見たら突飛な姿形でも、周囲の人々は当たり前のように通り過ぎていた事を、俺は思いだしていた。

 リザードマンも獣人も、普通に人に交じって冒険者をやっていたり街中で暮らしているのだから、きっと魔人という種族も同じように何処かの町で出会えるのでは無いかと、そう思ったのだ。


 俺は、再びイストの方を向いて問いかける。

 余談は、ここまでだ。


「ところで、俺たちの質問にまだ答えていないよな」


「うっ、それは…… 」


 さっきのように、バルの同調が無いのは気になるけれど、俺は続ける事にした。

 チラリと視線を送った先で、バルは何事かを考え込んでいるようにも見える。


「この階層から下はヤバイんだ。 戻ったら話すから、俺を外へ連れ出してくれ。 あんたたちの力があれば、黒マヴィラ共なんて蹴散らせるだろ? さっきまで、俺に力を隠していたのは、俺の事を最初から疑っていて手の内を隠していたんじゃ無いのか? 本当の事を話すから、ここから連れ出してくれ」


「本当の事ってのは、どういう事なんだ?」


 別に手の内を隠していた訳じゃないんだけれど、俺は知らぬ顔をしてイストを問い詰める。

 地上に帰ってから白を切られても打つ手は無いから、今ここで話すように告げた。


 足を怪我したイストは、一人で上の階の黒マヴィラ共を突破して戻る事は出来ないはずだ。

 今この場でこそ、俺が優位にある事は間違いが無かった。


 魔法が戻った今なら、戻ろうと思えば簡単に戻る事は出来る。

 しかし、この場でそんな手の内を見せる訳にもいかない。


 なんとか助かりたい一心のイストから話を聞き出すのなら、今この場しか無いのだ。

 俺は、ちょっと様子が違うバルを気遣いながらも、イストに全てを話す事を要求した。


「もしここが大阪の南部で、ここが研究施設だとすれば、魔科学研究所の生命研究センター泉南分室の可能性が…… たしか、そこで開発していたのは…… 」


 ブツブツと呟くバルの声が、俺の耳に入った。

 俺は、その内容が気になってバルの方を見る。


 俺たちが転移した地点から考えれば、相対的にここは大阪南部だろう。

 しかし、それはこの世界が俺たちの居た世界の延長線上にあると仮定すればの話だし、転移後に同じ座標に出現したという事も前提となる。

 まだ、その確証は何も無いに等しい。


「ハシカウィルス…… 」


 聞き取りにくかったけど、バルはそんな不明瞭な単語を呟いたきり押し黙る。

 俺はバルに声を掛けた。


「おいおい、はしかウィルスがどうしたってんだよ。 俺は小学校の時に予防接種をやって、もう免疫があるから大丈夫だぜ。 まさかバルは、まだやってないのか?」


 そう言って俺は気付いた。

 もう忘れかけていたけれど、バルはあっちの世界では猫の姿をしていたのだ。

 当然、予防接種だってしていないはずだ。


「カズヤ、ここは不味いかもしれない。 イストの言うように一旦戻った方が良いと思う」


 バルが、俺に向かってそう言った。

 イストが、その言葉を待ってましたとばかりに、俺に哀願するような視線をよこす。


 バルにそう言われてしまえば、俺の心も正直揺れてしまう。

 言い返そうとした俺の言葉を遮るように、突然今まで黙って俺たちの話を聞いていたサイガが叫んだ。


「駄目だ! 父さんの死んだ場所まで連れて行ってくれるって、約束したじゃないか!」


 そう言って駆け出したサイガの足は、パワーレベリングじみた狩りで手に入れた持ち前の素早さに加えて、俺の『アクセル』と『ブレス』の相乗効果もあって、あっという間に転移魔法陣のある部屋から消えていた。

 それを予想していなかった俺とバルは、反応が遅れてサイガを見失ってしまった。


 俺とバルが、僅かに遅れて転移室から通路に出た時には、既にサイガの姿は無かった。

 せっかくイストから何かを聞き出せそうなタイミングだったのに、それは後回しにせざるを得ない。



 俺たちは、サイガを追いかけて通路を駆け出した。

 イストが、慌てて俺たちの後を追いかけてくる。


「おーい、俺を置いていかないでくれ! 何でも話すから、頼む、置いていくなあぁぁぁ」


 俺は、足を引きずっているイストに、走りながら後ろを振り向いて『ヒール』を飛ばした。

 突然足が全快したイストは一瞬ギョッとした顔になったが、躊躇している間に俺たちとの距離が離れる事に気付いたのか、必死になって俺たちを追いかけてきた。


 俺は走りながら、気配探知でサイガの向かった方向を探る。

 探知範囲を広げて行くと、精度は落ちるけれど幾つかの反応が返ってきた。


 サイガらしき反応は、通路を向かって右奥へと進んでいた。

 そして、その先には無数の動き回る反応がある。


「こっちだ! サイガが危ない」


 俺は先頭に立って走り出す。

 この場に居る全員に、『アクセル』のレベル5を掛けた。


 俺は、魔導ハンドガンをヒップホルスターに仕舞い、先を急ぐ。

 LEDスティックライトも、アイテムボックスに戻して、俺は前方にソフトボール大の光球を造り出し、自分と等距離を維持するようにイメージした。


「あんたは、本当に何者なんだ?」


 イストは、聖属性魔法に続けて光属性魔法まで駆使する俺を見て、かなり引いていた。

 彼の常識から見れば無属性魔法である『アクセル』も聖属性魔法である『ブレス』も、きっと何だか判らない魔法なんだろう。


「あんたと居れば、このフロアでも無事で済みそうだな」


 イストは、俺と一緒に居る方が安全だと判断したのか、俺の後ろに隠れるような位置取りで積極的に着いてくる。

 まったく、機を見るに敏という奴なんだろうけれど、その変わり身の早さには呆れるほか無い。


 さっきサイガに掛けた『アクセル』のレベルは3だ。

 今俺たちに掛けたのはレベル5だから、追い付かない訳が無い。


 なぜMAXレベルの10で掛けないのかと言えば、バルは10でも対応できるだろうけれど、並の人間であるイストの反応速度が、恐らく付いて来れないだろうと判断したからだ。

 たぶん、体の動きに意識が着いて来られずに、意識よりも速く動きすぎる足をもつれさせて転倒してしまうだろう。


 おそらくレベル5ですら普通の人間なら持て余すレベルだけど、流石はB級冒険者のイストだ。

 なんとか足をもつれさせる事無く、着いてくる。


 通路の角を二つ曲がったところで、サイガの背中が見えた。

 俺が速度低下の魔法を掛ける直前にサイガは後を追ってくる俺たちを認めて、逃げるように突き当たりの角を左に曲がった。


「サイガ! 駄目だ、その先に行くな!」


 俺はサイガに向けて叫んだ。

 その先には、何かが居る。


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