アニメは人生 序章2
と言うわけで、
彼は、約20年間、どっぷりアニメ三昧のヲタク生活をしていた。
が。
いつの間にやら、魔法が使える年となっていた。
このころになると、流石に焦り始めた。
が、何をしたらイイのか分からない。
取り敢えず。
と言う事で、とある所で知り合った、武術の師匠に武術を習い始めた。
ヲタクにありがちなタイプで、力にあこがれがあったのだ。
ある日、
その武術の師匠が彼に言った。
「あ~るさん(…言い忘れてたが、アニヲタの彼の名前である…)
あなたは、彼女いますか?」
あ~るは、返答に困った。
カッコつけたいが、この師匠の前でつけても仕方ないし、すぐに見破られるからである。
「…いません。今までに居た事すらありません…。」
「そうですか…。じゃ、これから作りましょう。強いだけの人生は、楽しくないですよ?」
師匠は、ニヤリとしながら言った。
と言う訳で、武術と並行しながら、
なんでか知らないが、恋愛講座も始まった…
「取り敢えず、痩せて、筋肉つけましょうか。」
「はい、じゃ、これを持って。」
と師匠は、10kgぐらいありそうな鉄の棒を渡し、
「はい、それを両手で持って、はい、ばんざ~~~い^^v」
「えw」
「まじっすかw」
と、あ~る。
「まじっす。」
「いいからやれってw」
と、師匠。
こんな調子で、
あ~るの肉体改造と、恋愛のお勉強が始まったww
続く。