ふるさと
続けて書きました!宜しく御願い申し上げます!
故郷を何故に作るか。 驚くべき帰巣本能を誇るべろんべろんになった酔っ払いでもあるまいし。 なにゆえそこに帰ろうとするというのか。 故郷を何故に作るか。故郷を何故に作ろうとするのか。故郷とは、ひとを弱きものに陥れるものではないのか。 帰るべき処があるというのは、帰らなければならない処があって、重みだ、というのと同じではないのか。 帰らなければならないということは、命を捨てられないというのと、同じではないのか。 弱くなるということではないのか。 反論できるか?!、出来るならしてみろ。 どっちなのだろう。 ひとは何故帰るのか。 毎日のように違うホテルに泊まり続けたら、それはそれは刺激的で、愉しくてたのしくて仕方ないのではないのか。 毎日、まったく違う星空のもとに眠るというのはそれはそれで幸福ではないのか。 捨ててこそふるさとあり。
御読み頂きまして、誠に有難う御座いました!