2/17
朝と隈と
よろしくお願いします
「おはよう、今日は会ったね」
「おはよ、今日も、だろ」
玄関を出てすぐ君と目が会う。
そして、何気なく始まる君との会話。君がボケに先手を打つ。
学校へ登校する朝。君と毎日会うのは当たり前だ。そして今日も君は隈を作っている。果たして、隈を作り続ける原因はなんなのだろうか。まあ、既に僕の頭の中の理解では、君に隈がなければ、君では無い。
「私はまだ余裕っすよ、よゆうー」
「なんの話?」
「生きてる話」
「はぁー?」
黒いショートヘアーのその髪も、隈を目立たせる為なのだろうか。よく顔が見える。
「くまったくまった」
「自分の隈と[困った]を掛けてる奴は初めて聞いた」
「あはは、面白くないよそれ」
「なんで僕なんだよ」
あははは。
朝から苦しそうに笑っている姿も見慣れた。
いつか、本当に何処かに行ってしまうんじゃないかと興味が湧く。
何か、君から始まる…。いいや、隈から始まるサスペンスは無いだろうか。
ありがとうございます