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会わない合わせない3
でゅふふふふふ。
図書室を出たのは、入ってから30分くらいしてからで、昇降口から外へ出ればもう夕暮れになっている。
ここから一人で帰るのも、僕の作戦が失敗したからで、週初め、次、君に会った時にどんな反応を見せるかも考えなければならないと言う面倒事も増えた。
昇降口から門を潜って学校外へと出る。一度立ち止まって、訳もなく左右を確認する。
左、右…左。
右ぃ!?
「なんで、帰ってなかったの?」
「ずっと待ってたのに、今日一緒に帰る約束したの忘れちゃったんだね」
「え、でも…」
僕にやり返しをする為に鎌をかけて来ていたんじゃなかったのか?それに、クラス内から一目散に逃げるよう出て行ったのも僕と一緒に帰らない為じゃなかったのか?
門を潜って左に歩き出す帰り道。その反対側にいた君に驚いる。
「言い訳は聞きたくないんだけどなー」
「ご、ごめん。てっきり朝のやり返してくると思って期待はしてた」
期待をしてしまっている僕がバカだった。そして君が人に嫌がらせをやり返す人間だと勘違いしていた僕は最低だ。
「あっ!そうだった…間違えた」
「なんでやねん…」
呆気に取られた僕は不意に関西弁。
やっぱり僕らは合わせない方が良い。
今日も君と偶然にあって、一緒に帰る。
おやすみ




