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理想の学園生活  作者: ソニア•フォルツィナ
5/10


  夜の生放送した次の日、仮面舞踏会のダンスレッスンの日、すなわち金曜日だ。昨日のことなにもなかったかのように学園へ向かった。


  私が学園に着いたとき、莉奈もちょうど同じくらいの時間で、学園に着いたところだ。莉奈はなんとか目覚ましいい顔してる。昨日の生放送のせいであても、彼女が眠れない夜にならずにすだでよかったわ。多分、いい夢を見たんだな~~~


  私と莉奈は先に教室に着いた。たが……どんなに時間が経っても、学園のベルギリギリ鳴らす前にも、翔と弘樹の姿見なかった。


どうして?病気か?緊急な用事だから学園来てない?


試しに翔にメッセージを送った。もちろんすぐに返事がきたわけじゃない。休み時間になっても、当日授業の最後の限目になっても、翔からの返事は来なかった。


そして、最後の限目が終わったと知らせのベルが鳴った。と、気づいたとき、昨日の生放送のことを完全に忘れてしまった。でも、周りの生徒たちから、あまり“昨日の生放送”のことについて、話していない。


これは幾つかの推測が出てる。まずは莉奈が言った、『映像からの生放送という可能性もある』。誰かが面白がってその映像を作って放送した。次は、その怪しげなリンクにアクセスしない。あるいは、その生放送はほんの一部の人にだけに送られて来た。さらに、それを見たものは多分こう考えた、“ただの面白ショー”、“お化けが存在するわけがない”、“すごい演出だ!”、“リアルすぎる!”、等々……


  誰もその生放送のことを気にしなかった可能性が高い。


でも、ある言葉がずっと私の頭に引っかかった。それは……

  『初夏学園の最初と最後のスペシャルライブ』


  いったいどう意味なのだろう……普通はもつつきがないてだけで、でもなんが引っかかっる言葉使いだな……

そしてもひとつ引っかかっる言葉は……


  『ぜ・ったい・に・か・た・き・を・とる』


  かたき、仇て……誰のことを指すだろう……

でも、まさかここで怨念が出て来るのはな……


  情報が少な過ぎて、今のところはこれ以上の推測ができない。


  今12時半、放課後の時間だ。このあと2時、広場で仮面舞踏会のダンスレッスンがある。生徒たちはそのまま学園に留まることもできるし、食堂は生徒たちのために開いている。あるいは先に家に帰って、あとでまた学園に戻ることもいい。 


  莉奈は私にどうしたい、と聞いてきた。その質問に答える前に、私のスマホから着信音が聞こえてきた。見ると、ずっと返信を待ってた人が、やっと返信してくれた。


  “これ僕家のアドレスだ。莉奈ちゃんと一緒に今すぐに僕家に来て、話したいことがある。”


  と、メッセージともに、翔家のアドレスリンク貰った。


  ……


  ……思わず無言になっちゃった。なんなの……このメッセージ意味?話したいことあれば、電話やチャットでもできるし。なんでわざわざ家に行く必要があるの?つまり……会って話なきゃいけないこと?


  私は疑問を持ったまま、莉奈に尋ねた。


  「莉奈は行く?翔家。」


  「行く!翔くんの一人暮らしの家がみたい!」


  「え……翔て一人暮らしてるの?両親と一緒に三人でくらしてるじゃないの?」


  「翔くんは今年から一人暮らしを始めた。私言ってなかった?」


  「ないよ……」


  「じゃあ、行こうか!Let's go!」


  莉奈は私の意見を聞かず、元気一杯なテンションで私を、翔家まで引っ張った。翔の家アドレスリンクによると、本当に彼の言う通り、学園のすぐ近くだ。だから私たちは歩くことにした。


  翔家に行く途中、私は莉奈に昨日の生放送のことを翔たちに告げませんでした。もちろん莉奈はどうしてと尋ねた。彼らはきっと面白いがてそのネタで、私たちをからかうてきたと言ったら、莉奈はあさりなとくした。


  確かにそれも理由の一つだけど。ただ……特にいますぐに気にすることでもないから。


  数分後、私と莉奈は翔の家に着いた。試しにベルらしいらしきものを探したが、でもない。翔に電話しよと思ったとき、なんか鉄が擦れる音が聞こえきた。見ると、莉奈はすでに翔の家のゲートを開いた。


  私は驚きを隠せなかった。莉奈が言うには、これは翔の癖だ。もし友達を家に誘う時は、必ず家のゲートを開いた状態で、勝手に入っていいて。


  ……勝手に入っていいてじゃないよ!危なすぎるよ!危機感あるのかないのか!……なんかむかついてきた。


  私と莉奈はそのまま翔家のゲートを通って、鍵をかけた。そして玄関のドアに向かって、まさかここもゲートと同じように、鍵かけてないとかと思ったとき、そのドアも莉奈の手によって開けられた。……マジかよ。


  翔の家に入るとすぐ、なんかいい匂いがする。私と莉奈を出迎えたのは弘樹だ。


  「うん?弘樹くん?あなたも翔に誘われてきたの?」


  「違う、僕昨日翔との用事は夜になっても終わてないから、そのまま泊まった。」


  「じゃあ、弘樹は知ってる?翔が私たち誘った理由?」


  「あ……それ多分アレだ。見ればわかる。」


  そう言った弘樹は私と莉奈をある扉の前に連れていった。それを開けると、リビングルームな感じの場所とキッチンがあった。キッチンに、ある人物が立っていた。


  「やっと来たか!いいタイミングだ。昼ご飯の準備ができたよ。」


  そう言った人物は、私服にプラスエプロンを着た……翔だ。あんまり意味不明な光景だから、二回瞬きした。


  エプロン姿の翔……初めて見た……見たけど……


  案外……似合ってる。ちょっとドキした……


  で、翔が言ってた話したいことはなに?弘樹は見ればわかるて言ってた。その翔は今エプロン姿でキッチンに立っていた。そして昼ご飯の準備ができたと……結論からすれば……


  「どしたの?二人とも?そこでっつ立て?」


  「翔……おまえが言ってた話したいことは……?」


  「僕家で昼ご飯を食べることだ。」


  「……だたら、普通に昼ご飯を食べるとう誘い言いぇばだろうか!あんな書き方紛らわしいすぎるよ!……重要や危急な話だと思ったわ。」


  「詩音はいちいち考え過ぎだよ。ちょっとリラックスしようぜ。友達の家に来るのは普通のことだから。」


  「……」


  「だってさ、詩音。食べよう、私もお腹すいたよ。」


  莉奈がその言葉を口にしたとき、私のお腹はぐうきゅるると反応した。私もなにも言いかせいないまま、翔たちがいったダイニングテーブルへ向かった。


  翔が用意した料理はオムライスと副菜のサラダ。外見から見れば、ふわふわの卵のオムライスと鮮やかな色の野菜サラダ。一目見れば、かなりおいしい感じの料理だ。


最初はちょっと戸惑った。私はあんまり他人の家に行くことないから。さらに他人が作った料理食べたことない。どうやって始めればいいのかて……でも、翔、莉奈と弘樹普通に“いただきます”と言って、食べ始めた。さすがに自分一人なにもしないと、変だと思うれちゃう。私も“いただきます”と言って、目の前の料理を食べ始めた。


一口食べたあと、その味は……信じられないほんと美味かった!!これは癖になる味だ!毎日食べたい気分だよ~~~


  まさか翔の料理の腕ここまでとはな……


  翔が時々私の食べる姿を微笑みながら覗いてきた視線に気づかず、私はすっかり目の前のオムライスを食べることに夢中になった。


  約30分、私たち四人は昼ご飯を完食した。そして皿を片付けたあと、私たちはリビングルームでしばしの休憩を取った。私はソファで下りました。昼ご飯を食べ終わったあと、元気一杯になった莉奈は弘樹と、私の前でゲーム機で遊んでる。


  本当に莉奈て、いつもどこでも元気一杯だな……私は、なんか、お腹いっぱいで、なんか……ね、むく、なて、きた、かもう……


  知らないうちに、私は眠りについた。


  ***

  パシャ。


  「莉奈ちゃん、詩音には内緒だよ☆。」


  「え……でも……」


  「いいじゃん、莉奈。一枚だし、へるもんじゃないし。翔のことは知ってるでしょう。」


  「うん…………わかった。」


  なんの、音だ……私……もしかして、寝ていたの?


  ゆっくりと目を開けると、目の前には翔、莉奈と弘樹の姿があった。そういえば……ここて翔の家だ。このあとは……仮面舞踏会のダンスレッスンがある!


  「私!どれくらい寝たの?!」


  「大丈夫だよ。ほん20分だけ。今すぐ出発すれば、まだ間に合う。はい、早く顔を洗てきて。洗面所は廊下を出てすぐそばの扉だから。僕たちは玄関で待ってるから。荷物は大丈夫だよ、僕たちが持つ。」


  「わ、わかった!」


  翔の指示通りに、ダッシュで洗面所に行き顔を洗て、玄関にいる翔たちに向かい、全員揃って一緒に翔の家を出た。


  初夏学園に着いてすぐ、広場に向かった。初夏学園の広場には、すでにたくさんの生徒が集まっている。ダンスレッスンはまだ始まってないみたいだ。


  と、思った瞬間、ホイッスルスの音が聞こえきた。ステージの方をみると、ステージの上に二人が立っていた。運動服を着てる白澤校長と同じく運動服を着てるも一人の男性は隣にいた。


  「こんにちは、生徒のみなさん!元気ですか?」


  「……」


  「聞こえないなーーほら!もう一回だ!みなさん!!元―――気ですか!!!!!!」


  「はい!!!」


  「はい!よろし!じゃ、まず私からこの人を紹介します。この人はみなみん先生、私たちにワルツを教えてくれる先生だ。私のダンスパートナーでもある。今日も、今後のダンスレッスンも、私たちが生徒のみんなさんに教えます。だからよろしくね☆!」


  このハイテンション……すごく見よぼえがある。もしかして……初夏学園の先生たちて……みんなこんなにハイテンションなの?


  マイクを校長先生から貰ったみなみん先生は……


  「こんにちは、生徒のみなさん。私はみなみんといいます。まずは、私たちがみなさんにワルツの映像を見せます。ワルツな踊りと踊り方。次は、白澤校長と私が一つ一つみんなさんの踊りを見に行きます。みなさん、気楽な気持ちで踊りましょう。だからたとえ相手の足を踏んでも大丈夫ですかからね。」


  「ハハハハハ!!!!!!!!」


  広場は生徒の笑い声に溢れてる。


  「じゃ、さっそく始めましょうか。」


  数分だけの映像後、そう簡単にすぐにワルツのステップ覚えられるはずがないから。校長先生たちは三ペア六人一緒に、直々教えてる。


  私、翔、莉奈と弘樹で四人。あと一ペア探さなきゃと思ったときに、ある人がダンスパートナーを連れてきて、私たちの方を訪ねてきた。


  「やあ!詩音ちゃん!ぼくたちにキミのグループに入てもいいかな?」


  そのなれなれしい声で現れたのは他ならぬ……ケビンだ。その登場で不快を感じた翔は、すっかり不機嫌な顔してる。


  「なんでこっちに来たのよ……」


  「いいじゃん、いいじゃん。どせキミたちだって一ペア足りないし。いいよね?詩音ちゃん!」


  「私は別にいいけど。ケビンくんの言うことも正しいよ。こんなにも生徒がいっぱいな広場で、まだグループがいないペアを、こっちが探すよりましでしょ。莉奈と弘樹はどう思うの?」


  「私OKだよ。」


  「どうでもいい。」


  残るは……翔だけだ。さすがに一人で反論するも意味ないから。翔も了承した。


  「……いいよ、別に。」


  「だってさ、ケビンくん。よろしくね。」


  「やったー!こっちこそよろしく!僕のダンスパートナー紹介するね。ほら、大丈夫だよ。」


  その人は、私たちとケビンくんの会話から、ずっとケビンくんの後ろにいた。よく見れば、銀色の伊達メガネをかけていて、杏眼目の、ツインテールな女の子だ。


  「わ、わたしは……はる、春音、エミと、いいます。よ、よろしく、お、お願いします。」


  この子、随分とどもるな話し方だな。もしかして緊張してる?それとも人との会話は苦手?あるいは恥ずかしがり屋?


  「ごめんね、この子ちょっと人と対面するのはかなり苦手なの。」


  「ご、ごめんなさい……」


  「大丈夫だよ。エミちゃん、誰だって苦手なもの一つや二つがあるから。少しずつ慣れていけばいいよ。」


  「ケビンさん……」


  「名前もだよ。さんはいらないから。」


  「が、頑張ります……」


  「うん。待ってるから。」


  ……


  …………


  ……なんなの、この画面?どこから見ても、どう見ても、この画面思いきりいちゃいちゃしてる場面だ!ケビンくんただ自然にエミに答えただけなのに……翔と弘樹とは大違いだ……


  「へえ……このグループ結構いい感じに関係を築き上げてるね。」


  唐突に聞き呼ぼえな声が聞こえてきた。振り向くと、そこには白澤校長とみなみん先生が立っていた。突然の登場で、莉奈は驚きを隠すことができない。


  「し、白澤校長先生!みなみん先生!」


  「はい~元気な驚きありがとうさ!桜川莉奈さん。」


  「えええ!な、なんで私の名前をご存知ですか?」


  「そりゃあ、かの有名なブルーローズ高校の転校生とお友だちさんだから。それと、学園噂の“異界”の生徒もいるし、なおさらさ。」


  ブルーローズ高校の転校生て、翔と弘樹のことだよなぁ?でも、学園噂の“異界”の生徒って、誰のことを指すの?


  「朱里詩音さん、宮崎翔さん、桜川莉奈さん、安藤弘樹さん、春音エミさん、そして最後にケビン・グレーさんに間違いないですね?」


  「凄いです!もしかして校長先生は全ての生徒の名前と素顔覚えるのですか?」


  「いやいやいや、流石にないよ。私はいたっで“普通”の人間だから、興味あるものしか知らないよ。」


  そう言った白澤校長は、なんか寂しそうな顔してる……


  だがすぐにテンションを切り替えて、私たちにワルツのステップを教え始めた。


  やっと始まった……ワルツの練習……男性は手を相手の腰部置き、もう一つの手は相手の手を繋ぐ。女性は手を相手の肩に置き、もう一つの手は同じく相手の手を繋ぐ。考えてみれば、これは絶対に避けられない触れ合いだ。


  …………私はあんまり人と手を繋ぐこともないから、自分の両親も、莉奈さえもいない。だから……ここで男の子と手を繋ぐこと、加えてお互いの体を密着する……

しかも相手は……翔だ。


  …………すーーーごく緊張する!心臓も自分でもわかるくらい凄くドキドキする!なんか……手汗が流れてることもわかる……


  ここで翔がいたずらしなきゃいいけど……でも、無理か……あの時も“宣言”したし……


  「どしたの?詩音。もしかしてビビってのか?」


  「……しょ、しょうがないでしょう。異性と手を繋ぐことは、おまえが初めまだし……緊張くらいするよ……」


  「………………僕が初めての、相手?」


  「その言い方しないでよ!なんか……なんか……」


  「…………わかった。いま、今だけでいいから、僕を信じてくれる?」


  「翔?」


  「僕を信じて、身を任せて。ワルツのダンスステップは知ってるから。だから余計なこと考えないで、ゆっくり僕のステップを追うだけでいいから。できる?」


  翔がきゅうに優しい声で、言葉を語った。私は戸惑わずにはいられないなかった。


  少し迷ったが………その言葉のおかげで、私の肩の力ちょっとだけ抜けた、心もゆっくりと落ち着いていく。


  なんか今なら、彼の言葉を信じてもいいかもう……


  翔の確認に、私は頷いた。私の了承を貰った翔は、私に笑顔を見せた。


  その笑顔はすごく純正で、裏もたくらみもない、正直な笑顔だ。思わずドキとした、一瞬だけ目をそらした。


  ……なんなの、おまえもその笑顔ができるなんて……


  次に、翔が私に手を差し伸べて、迷わずにその手に私の手を重ねて、もう一つの手を彼の肩に置き、彼も彼自身のも一つの手を私の腰部に置く。そして、翔はゆっくりと足を動かして、私もそのステップを真似してみた。


  ワン、トゥー、 ワン、トゥー……


  最初は翔の言う通り、彼のステップを追うだけしか考えてなかった。少しずつステップを覚えてきて、ワルツのリズムもゆっくりと体に馴染み始めた。


  だが突然音楽が止まったことに気づかず、思わずステップを誤った。思い切りバランスを崩してこけしそなと思った時、翔は手際よく私の体を支えた。


  「危なかった……大丈夫?」


  「う、うん。あ、ありが……!」


  翔に礼を言いたい時、彼の顔がかなり自分の顔に近いと気づき、どうしても礼を言ってる場じゃないだろうと思った。


  「し、翔!か、顔、近い!」


  「あら、これは失礼した。」


  翔はなんか残念そうな顔して、私の体を離した。とその時、なんかあちこち悲鳴やこける音が聞こえてきた。見ると、なんか……たくさんの男子生徒が地面に座り込だり、体が倒れたままの状態で女子生徒を抱いて。


  これは恐らく......私と同じ理由でこけたのかもしれないな……


  たが、悲鳴は転ぶ時だけで終わったじゃない。女子生徒は自分で男子生徒の懐に倒れ込んだと気が付いた時には、更なる悲鳴を上げた。女子生徒がすぐに相手から離れと同時に謝ったあれば、女子生徒が相手にビンタしたあとから相手に謝った。……ちょっとかわいそう。


  それと、その音楽を宣言や通知なしで止まった犯人は、この場合は推測できる。恐らく白澤校長か、みなみん先生の二人だけ。


  なんのいたずらか知らないけどな……


  そのあとすぐに、白澤校長は何気もない顔して、30分の休憩時間を宣言した。


  ……随分といじっわるて言うか、マイペースて言うか。でも今は……確かに休憩がほしいわ。


  先…………翔の顔が近い時、自分の心臓の音が自分でもわかるくらいうるさかったわ……今でもすぐに落ち着いてないや……


  アレは……私をからかうためにわざと近づいてきたのか、それとも“ホント”に私のことを心配しているのか……


  それと、先翔の“僕を信じろ”って顔。今思いかせば、あの時の翔は物凄く真摯で、今まで見たことない顔をしてた……ちょっとだけ彼がか、かっこいいと思ったわ……


  ああああああ!!!!!!!!なんのよ!!!!!!!!たかが半年会ってないのに、人てそんなに簡単にかわるもんなの?!私が翔のことかっこいいと思う日がくるなんて!!!変わったの翔なの、それとも私?


  「こらこら、詩音ちゃん!女の子がそんな眉に皺よけちゃいけないよ~~」


  「え?」


  目を開けると、顔のすぐ近くにいるのは、なんか聞き呼ぼえな言い方をするケビンくんだ。だがすぐに誰かの手によてケビンくんの顔を掴んで、私の顔から遠ざかる。その人は私の視界を塞いだように私の目の前に立っていた。


  「僕のパートナーに近かずくな。」


  「い、いてて……ちょっと!翔くん!ぼくたちの邪魔しないでよ!」


  「邪魔するに決まってる!なにが“ぼくたち”だ!詩音はおまえの物じゃない!」


  「まだじゃん。いつかはな……」


  「僕がさせると思うか?」


  ケビンと翔の間に、私には見えない殺気がある。私いつのまにケビンと翔の争い物になったの……も疲れすぎて、今はなにも聞きたくない、知りたくないわ……





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