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十英傑の影なる王  作者: よどすけ
10/14

10.測定

こんにちは、ジャムさんです。

今回は書き方を若干変えようと試みてみました笑

読みやすいようにと変えてみたんですがどうでしょう笑


「よし萩野。俺について来い。体育館へ向かうぞ」


「わかりました。でも妹に連絡入れても良いですか?こっちに来るらしいので」


「あまり個人情報は流してたくはないが…まあ兄妹だし構わんだろう。めんどいし」


そっちが本音だろ、とは言わない。


紫苑に連絡を入れ、体育館へ向かう途中改めてこの学院の規模の大きさを思い知らされた。


「先生、これ迷う人いますよね絶対」


「ああ、俺もここへ来た時は困ったもんだ。めんどいのに地図覚えねぇと授業に間に合はねぇしな。間違いなくこの学院に来てから5本の指に入るぐらいめんどかった」


いやあんた、自分がすること全部めんどくさがってるがろと思う凛夜であったーーーー。


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

「萩野、この機械知ってるか?」


これは魔力測定器だな。魔法がこの世に現れてから少しして出来た優れものだ。魔法が出できて人同士の対立が激しくなった。やれ俺の方が魔法が上手い。やれ俺の方がお前より強い。そんな混沌とした時期に出来たのがこの機械だ。これにより大まかな実力を測ることができるようになったのだ。


そしてこれは父さんと母さんも登録しているハンターギルドにも置いてある。これでその人の素質を測るためだ。まあ魔力を抑えて計測も出来るため実力を隠す事ができるが実力重視のハンターギルドでは中々いないので問題にはなっていない。ちなみにハンターギルドとは各都市を覆う壁の外に湧くモンスター達を狩る者に仕事を斡旋する場所である。


「ええ、何度か見た事があります」


まあ十英傑に入る時に使ったからだけどね。


「そうか、じぁ説明は要らないな。説明つっても手を置いて魔力流すだけだけどな。早速やってくれ、早く帰りたい」


この人ホントに大丈夫なのか?心配になるぞ。早く終わらせるのは賛成だからするけどさ。


ポンと手のひらを置くと光出した。と同時にパリン!という音が響く。


「はぁ、やはりか。お前の妹もそうだったから怪しんではいたよ、めんどくさい…」


普通は割れなどしない。青く光ったり赤く光ったりその人の得意な色、そして魔力量で光量が変わる。


「…全属性、かよ…」と先生が呟いた。


この世界で確認されている魔法の属性は火・水・風・木・光・闇が主なものだ。他にも氷・雷・時間などがあるがこちらは使用出来るものが少なくあまり一般的ではない。


そして全属性。これは上に述べたものがほぼ使えるという事だ。そして適応者は魔法が出てきてから今までで3人。十英傑の凛夜が入ってるから数は変わらないが。あと、ほぼ、という理由は使えると言っても実用レベルでない場合もあるからだ。


「全くお前んとこの兄妹はどうなってんだ?妹は全属性ではないにせよ4属性持ち。こっちも学園始まって以来稀に見る逸材だったのにお前は…。はぁ…お前のこと書かないといけない俺の身にもなってくれよ…」


「あ、学院長いるでしょ?あの人に頼んでくださいよ。なんとかしてくれますよ。先生には知っといてもらった方がないかと良さようですしね」


「何が良さそうですしね、だよ。はぁ…」


「まあまあ行けば分かりますって」


「はいはい。はぁ…もう今日は帰って良いぞ」


「え、でも…」


「やらなくても結果は見えてるだろ、だから良いんだよ…」


ははっと苦笑いしながら「じぁお先失礼します」と言いそそくさと体育館を出た。後ろから特大のため息を聞きながら…。


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

「待たせたな」


正門では我が妹、紫苑が本を片手に待っていた。相変わらず綺麗な妹だ。こう、本がとても似合っている。帰宅途中の生徒の目を釘付けにしてるもん。あ、俺に気づいた。


本をパタンと閉じると「遅いです兄さん」と頬をプクーと膨らませながら言う。か、かあいい…


「悪い悪い。可愛い妹に見惚れてたんだ」というと


「そ、そうですか」とやけに嬉しそうだ。ニマニマしながら眺める。


「…もう!早く帰りますよよ!」と言いスタスタと行ってしまった。こう、いつも冷静な人が慌てる様子ってなんか萌えるよね!


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

「そういえば何をしてたんですか?」と紫苑が聞いてくる。そういえば何も言ってなかったな。


「ああ、魔力測定をしてたんだ。案の定測れなかったけど。てかあの人いるならわかってただろ。何してんだよ」と同胞であり、この学院の学院長である、ベル・サンドラを愚痴る。


「まあまあ、サンドラさんだって忙しいんですから」

この妹もベルの事は知っている。小さい時から良くしてもらっていたから姉のように慕っているのだ。


もうすぐ家に着くというところで見知った人がいる。世界連合日本支部長官、秦辰吉の秘書の河合さんだ。いつもはニコニコしている人なのに今日はどことなく厳しい顔つきだ。


「あれ?河合さん、なんでこんなところに?」といつもの様に尋ねた。


「ああ、凛君。君に用事があったんだけど…」チラッと紫苑の方を見る。


「紫苑、悪いが先に帰っててくれるか?」


「はい、兄さん。お母さまと一緒にご飯を作っておきますね」というと歩き出した。感の良い子だ。


「何ですか河野さん。他の人に聞かれてまずい話って」


「車の中で話そう」とドアを開ける。めんどくさい事になりそうだと天を仰ぐ。


「で話って?」その時にはすでに学園での顔ではなく、十英傑第2席としての顔だった。若干15歳にして全属性の魔法を使いこなし、近接戦闘でも無類の強さで魔物や悪人を屠る。顔を知る者は少ない。が、その強さだけは知っている。今までもスタンピートが発生した事がある。逃げ出す時間もなくただただハンター達が魔物を食い止めてくれる事を祈る。そんな祈りもハンターがやられたというと最悪の事実で破れ去りもうだめだ、という時に現れた。いや、見えた。壁の内側から壁の向こうで燃え上がる灼熱の炎が。あり得なかった。魔物達の侵入を防ぐために作られた壁だ。長い間で補強され続けられ厚く高くなった。そんな壁の上の行く炎。そしてアナウンスされる救世主の存在。死にゆくしかないと思っていた。

忘れるハズがない。人々は彼のことをこう呼ぶ。天をも焦がす炎の使い手。《天炎てんえんの魔王》と。だが、人々は知らない。そんな魔王の魔法が炎だけではない事を…。


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

「で話って?」


「いやね、最近ある組織が表に出てきてね。魔法撲滅なるものをしてるらしいんだけど、どうも日本できな臭い動きを見せてね。君の学院ってみんな優秀だろ?引き抜きなんてされたら堪らないから君に見てて欲しいんだ。もちろん可能な限りでいいからさ。君の本分は学生だろ?」とウインクする。


「了解です。可能な限り見ておきます」


「すまないね。よろしく頼むよ。あ、あとこれ」と袋を渡してくる。


「これは?」


「君、お肉好きだったろ?お願いの前払い金さ。家族で食べてくれ」


見てみると木箱に黒川牛という文字が印字されていた。黒川牛、それは今世界中で最も高級な肉の1つだ。


「いいんですか!?」と思わず前のめりになりながら尋ねる。


「良いんだよ!食べてくれ!」


「ありがとうございます!仕事頑張らせてもらいます!」


「そうかい!じぁ、また報告待ってるよ。じぁーね!」と言い帰って行った。


いつもあの人は美味しいものを持ってきてくれる。なんか胃袋掴まれてる感半端ないけど高級食材には勝てない凛夜なのであった。。

ありがとうございました。

どうでしょう?変わってました?

え?変わってない?だまらっしゃい笑

しょうもない話は置いといて読みやすくなってなたら幸いです!

誤字脱字報告お待ちしております!

ぜひ次回も見てください!

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