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櫛之汲の筆名に込めた思想 暗証も暗号も無し 暗証や暗号への誘導も無し。

作者: 櫛之汲 

暗証も暗号も無し 暗証や暗号への誘導も無し。


令和1年9月6日


当然に投稿することで日付にも暗証も暗号もありません。暗証や暗号への誘導も無し。

小説家になろへ投稿

櫛之汲


櫛之汲は、スサノオとヤマタノオロチと櫛稲田姫とが登場する、ヤマタノオロチの話からとった名前であるものの、その意はヤマタノオロチの話の作中にあらわれる執筆者の文意から、汲み取ったというのが正確です。眠りの森の美女のような王子が眠り続ける美女に口づけるヒロイックな話は私はすこぶる嫌いなのでありまして、なんとなくお分かりでしょうが、そう、安易に櫛稲田姫から意味をとったのではないのです。


出典は主に何処かといえば当時読んだwikiでしたから、出典には正確性が乏しいといえます。

wikiはその記述が不定な辞書機能あるいわば掲示板です


スサノオがヤマタノオロチを退治する前に娘が櫛に変身したその櫛を頭髪にさしたが、その櫛は櫛稲田姫という者個人だったという記述に読めます。そう読めました。しかし櫛になった姫で、クシナダということであるかのような推察の記述もあるわけですが、女の神様で稲田の化身のような意味で櫛稲田とあったともとれそうです。


クシナダというところと櫛之汲という語呂の上でのネーミングはここからでもありますが、その意味するところはクシナダヒメではありません。櫛稲田を汲むのではないし櫛稲田姫を汲むのではないわけです。


眠りの森の美女のような王子が眠り続ける美女に口づけるヒロイックな話は嫌いなので、安易に櫛稲田姫から意味をとったのではないのです。


櫛と姫というのは人柱つまり村娘の生贄だった可能性もあります。あるいは、櫛そのものが魔よけの装身具や小間物でもあったそうで、それを生贄の代わりに酒や食料とともにヤマタノオロチという神に奉納したとも思えます。


ヤマタノオロチが何かを考えると、敵対する集団あるいは、自然災害のうち水難洪水災害や田畑の水害と飢饉その神格化と考えられます。古代の災い水害意味していそうだということです。

個人的には、雑多な電子情報を読む限りでヤマタノオロチの記述を水害の神格化と捉えました。

スサノオについてそれが何かを考えると、神道の八百万の神々という概念がある以上、日本神話に書いてあるようなものという理解で十分で、実際問題特にこういうものだろうと推し量る必要性はないと考えます。


櫛稲田姫が何かを考えると、櫛と姫というのは人柱つまり水害に対する娘の生贄だったに可能性もあります。あるいは、櫛そのものが魔よけの装身具や小間物でもあったそうで、それを生贄の代わりにヤマタノオロチに奉納したとも思えます。あるいは、遺品であったのかもしれません。それと稲田が関係し、姫であるわけで、そうなら水害対策に治水をする者もいたでしょうしスサノオが救う娘は、娘自身が生贄となる寸前であったとも考えられます。

治水に出た男衆が戻ってこないから冥福を祈る、手向けとしてスサノオが救う以前の娘が自らあるいは母集団が母集団の内の娘の所持品の櫛を流したかもしれません。贄となる前に所持していた魔よけの櫛を流したかもしれません、母集団の水害を抑えようとする儀式により生贄として命を捨てることを余儀なくされて、魔よけの櫛こんなものに意味はないと流したという考え方もありうる。夫を治水で亡くした娘、女性が身に着けていた櫛を流す文化や習慣とすれば葬儀ともとれます。

スサノオの要求その解釈は、生贄儀式をやめさせるか、やめさせられないので今まさに生贄となろうとしていた娘を嫁にした、あるいは治水事業の発展に資する技術提供への見返りを求め生贄儀式の土着信仰を日本神話的なものへ改宗しないかと母集団に提案した可能性もあります。その結果、政略結婚した。櫛稲田姫そのものが個人ではなくその土地の土着信仰(水害に対する儀式様式)という概念かもしれません。

櫛稲田姫が何か、これは難しい解釈になります。


ヤマタノオロチの話その冒頭、スサノオのいるあたりに櫛が流れてきますが、その櫛が何を意味するか、私は自身の筆名に悩むころであったこともありまして、その文意を汲み取ろうとしました。


人物としての櫛稲田姫が出てくる前に、櫛そのものが流れてきた登場したのです。上流に生活圏があることを示すだけではないと考えます。


初登場した櫛という字は、遺品か生贄となったご遺体かまだ息のある人物かもしれませんし、手向けの品かもしれません、母集団の水害を抑えようとする儀式により生贄として命を捨てることを余儀なくされ魔よけの櫛こんなものに意味はないと生贄となる方やその親族が流したかもしれません、ヤマタノオロチの話を記した筆者にはどういう考えがあったかも櫛が流れてくる解釈に影響します。日本神話を重んじた立場だろうということから、土木や鉄製を基礎にする治水事業の発展に資する技術提供への見返りを求め生贄儀式の土着信仰を日本神話的なものへ改宗しないかと母集団に提案した可能性もあります。その結果、政略を含む結婚が起こり、日本国の民族が団結するに至るおおきな要因となった事例を物語という形式にして記述したと考えることも可能でしょう。業績としての決裁文書かつ広報という側面です。かの有名な金印に代表されるように、貿易から海外諸国の文化侵攻植民渡来の両面の影響から、金印には倭国とありますが日本を守る持続的かつ独立した文化養成のための施策の一つとして記述された側面をもヤマタノオロチの話に見出せるのではないかと考えます。


私の汲む内容は、魔よけの櫛が流れてしまうような文章となるその背景を汲むのです。水害に対して遺品だったり生贄だったり命がけの治水作業だったりまよけの櫛を与えて治水から戻らなかった人への葬儀だったりするやもしれません、そういう文意を汲むのです。

櫛になった姫を汲むのではありません。娘が櫛になったという表現が執筆者により起こる背景を汲むのです。私の筆名において、ヤマタノオロチの話での人物を汲んでいません。


漱石も言にしたように(御維新前に武士が腹を切りたかったのではない)切りたい腹ではないように、そのさらに昔昔むかしもできるのなら櫛を流したくなかった、櫛を流さねばならないことが起こることを避けたかったのでしょう。このことは確かなのではと文意から汲み取れるのです。ヤマタノオロチの話の執筆者の気品の確かさどうとでも解釈できてしまう文章というものへの配慮の跡や知恵が伺えるわけです。朝廷として優位な文化にあった側がそれを記しているのですから、おそらく、水害に対抗する措置として生贄を気の毒に思うとは直接書かないのです。


wikiがどういう解釈かは文章が少なくて、容易に判断できませんが、クシナダが櫛になったと捉えて、櫛は姫だと考えてしまうのは稚拙な解釈です。


こういう思想に思い馳せるに際して、読者様がスサノオが良い悪い人物かを尋ねる心もちを起こされるとすればそれはどうにも稚拙であります。


お前の言によれば安定か混乱かを先の参議院選挙で問うた総理を稚拙などというのか。とそう解釈されかねないが、そうではありません。総理のお話にいう安定あれは与党の実績をさして安定と仮にもと前置き集約されたお話でしょう。十中八九、こんな意味合いでしょう、(実績を出しました)こういう言い方には憚ることもあれど簡易に申します安定か混乱か、ようは党の実績を評価していただきたいということをオブラートに発言なさったのだろうという感じです。


国際平和や、文化と国に報いる志を持つ方々には、著作権やAI等特許を巡る語意論争の場で、電子の書庫を守っていただきたいと願いやまない心もちがいたします。


櫛之汲という筆名の説明に戻りますが、「櫛」はもうお分かりの通り、水の災害により何らかの原因でスサノオのもとへ櫛が流れてくる様をヤマタノオロチの話の執筆者が記した文意を汲むことです、「之」ですが(之ゆき)ではない、「之」であり漢文的にはこれという意味合いです。関係代名詞的な見方をするという感じです。筆名という意味で名前であるからkushinokumiと櫛之汲を読むことになります。「汲」ですが、汲みという風に動詞的な意味があり、私としては、文意を思想的に推察することを意味しています。思想とは水と思える、というようなのが、所業無常的なところを表すにしっくりしますそんな考えが私にあるからです。ヒロイックに救うという「汲」なのではなく、なげうつ自棄になるような背景や配慮や思想ある文意を思想を掬うわけです。


私の文章も私自身も私の著作人格権も、それらは人間や人に至るのでなく、なげうつ自棄になるような背景や配慮や思想ある文意を読み、それを汲み推し測る、思い馳せるそれにとどまるのです。

私は櫛之汲であり文字書きです。文明論集の漱石の言にあるように、腕も技術もない、電子の世界で人格(著作人格権)を奪われたり貶められるのでは、黙っていないそれだけです。信条の面会しない通話しない、人や人間に至らないこれを維持し、それでも知らぬ存ぜぬをしていかないわけです。だからといって、私にできることはそれを汲み推し測る、思い馳せるそれにとどまるのです。








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