紬さんの生存日記4
五日目
ついに四匹目の仔羊が成りました。
毛色は若草色です。
なぜに若草色?
もしかすると森の中で白色の一号は目立つなぁと思っていたから保■ゴ色の仔羊が成ったとかでしょうか?
昔気になって■シラべた■ザツ学によると草食■■ドウブツには■ミドリ色を作る■イ伝子がないからミドリの体色はいなのだとか……。
そもそも■ホ食者もヒホ食者である羊も色をとらえる■ノウ力が低いために白色だろうが草原と同じみどり色をしていようが見え方にほとんど■チガいがないそうで、仮にトツゼンヘンイでみどり色をした羊が産まれたとしても生存■リツにそこまで■■エイキョウはないらしいです。
逆にバッタとかがみどり色をしているのはホ食者のトリはみどり色を■■ニンシキできるから、みどり色をしていたほうが■■ホゴ色になって生き■ノコりやすかったということらしいですよ。
さて、若草色の四号はというと私が■ショク物なのでみどり色を作るイ伝子があったということでしょうか?
あとは本当にホゴ色だったらな、という私の思いが反映された結果が若草色という体色に出たのかが気になるところです。
次の羊が■トク定の色になるように祈ってみましょうか……。
もしそれで体色がその色だったら……いいえ、たまたま同じ色になることもありえるでしょう。
なら、珍しい色のほうがいいですかね?
次は五■バン目のこですから、ご……ゴー……ゴールド。
黄金の羊。なんてよさそうな気がします。黄金の毛皮をもつ羊なら珍しいでしょう。
たしかギリシャ神■ワではアルゴナウタイという英雄たちがアルゴー船で黄金の羊毛を探しに行くという■ハナシがあったはずです。
アルゴナウタイはおよそ五十人で、そのなかにはヘラクレスだとか有名な名前もあるというメンバーを考えればいかに黄金の羊が珍しいかわかるというものでしょう。
さて、なんだかすごく眠くなってきました……。
四号が成って疲れでもたまっているのですかね?
今日のニッキはここまでにしておきましょう。