表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/194

紬さんの生存日記4




 五日目


 ついに四匹目の仔羊が成りました。


 毛色は若草色です。

 なぜに若草色?

 もしかすると森の中で白色の一号は目立つなぁと思っていたから保■ゴ色の仔羊が成ったとかでしょうか?


 昔気になって■シラべた■ザツ学によると草食■■ドウブツには■ミドリ色を作る■イ伝子がないからミドリの体色はいなのだとか……。


 そもそも■ホ食者もヒホ食者である羊も色をとらえる■ノウ力が低いために白色だろうが草原と同じみどり色をしていようが見え方にほとんど■チガいがないそうで、仮にトツゼンヘンイでみどり色をした羊が産まれたとしても生存■リツにそこまで■■エイキョウはないらしいです。


 逆にバッタとかがみどり色をしているのはホ食者のトリはみどり色を■■ニンシキできるから、みどり色をしていたほうが■■ホゴ色になって生き■ノコりやすかったということらしいですよ。


 さて、若草色の四号はというと私が■ショク物なのでみどり色を作るイ伝子があったということでしょうか?


 あとは本当にホゴ色だったらな、という私の思いが反映された結果が若草色という体色に出たのかが気になるところです。


 次の羊が■トク定の色になるように祈ってみましょうか……。


 もしそれで体色がその色だったら……いいえ、たまたま同じ色になることもありえるでしょう。

 なら、珍しい色のほうがいいですかね?


 次は五■バン目のこですから、ご……ゴー……ゴールド。


 黄金の羊。なんてよさそうな気がします。黄金の毛皮をもつ羊なら珍しいでしょう。

 たしかギリシャ神■ワではアルゴナウタイという英雄たちがアルゴー船で黄金の羊毛を探しに行くという■ハナシがあったはずです。

 アルゴナウタイはおよそ五十人で、そのなかにはヘラクレスだとか有名な名前もあるというメンバーを考えればいかに黄金の羊が珍しいかわかるというものでしょう。


 さて、なんだかすごく眠くなってきました……。

 四号が成って疲れでもたまっているのですかね?

 今日のニッキはここまでにしておきましょう。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ