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紬さんの生存日記3




 四日目


 ■■ジュカイは前日の雨で足元がぬかるんで歩きづらいです。


 そしてしょくぶつ本体のほうもあつめたドロがぐちゃぐちゃになってなみだ目な私です。


 ただ、水を根から吸っているときに気付きました。


 根を上手く使えばドロから水分を吸ってすぐに■カワかすことができるんじゃない?


 あらためてドロを■アツめてやってみたところ一気にカワかせましたよ!

 もっと早く気付こう私。

 ドロから水を吸うだけでできたなんて……。

 ……ドロから水を吸うって文字にするとなんかドロ水すすってるみたいでイヤですね。

 いや、いまさらドロ水すするくらいは気にしませんけどね。

 そんなこと気にしてたらここでは生きていけませんよ。


 あ、なきごえは気にします。

 ベーだとかバーだとかかわいくないのでメー一択で!


 とりあえずドロをかわかしてねんどばんはできましたが、まだ石にかいてます。

 いや、やっぱりねんどばんも■ヤいたりしないと雨がふったらまた流されてしまいそうなので……。


 流されるといえばこの石にかいてる赤い文字は雨でも流されなかったんですよね。

 血は落ちにくいとはいえ、全く■オちていないのはふしぎです。


 私なりに考えてみたのですが、しょくぶつ由来の成分が■ゲン因なのではと考えました。

 ■■ジュシだとかですね。

 ニスなんかもたしかジュシをとかしたものだった気がします。

 

 さて、どうやらねんどばん作■センは上手くいきそうにありません。

 少なくとも■ノざらしだとかんたんに水の泡になってしまいそうです。


 雨風しのげる■バ所というのも必要な気がしてきました。

 ねんどばんもですけど紙を作ったりしても結局雨にやられそう。

 ……羊皮紙なら水に■ヌれても大丈夫でしょうか。

 羊ならいますね…。

 ……この考えは■■キケンな香りがします。

 

 

 別のことを考えましょう。

 雨風しのげるバ所といえば何があるでしょうか?

 作れそうなたてもの……。

 

 なんとなく三匹の子ぶたの■ハナシを思い出しました。

 わらの家、木の家、レンガの家でしたっけ?


 わらはまわりにありませんし、木は山を下りればいくらでもありますけどここには私しか生えていませんね……。


 ねんどにわらとかをまぜてやいたのがレンガだったかな?


 火がつかえたらというところに帰ってきますね……。


 火打ち石? よく知りません。

 ■■■マサツネツ? 自分がもえる未来が見えます。

 そもそも木のぼうをこすりつけて火をおこす? ■ヒヅメじゃムリそうです。


 やはりすぐにはいい考えは出てきそうにありませんね。


 じっくり■コシをすえていきましょう。


 

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