学校へGO!!
おはよう諸君。昨日はよく眠れたかな。私はよく眠れたよ。
と、一人で朝からバカなことを考えていると、レイムがいた。
見た目私と同一人物だからこうゆうとき、どんな顔をすればいいかわからないの。
はい、ネタに走りました。
すまんね、こうゆう性格なのよ。
と、私が一人でネタに走っているとレイムがしゃべった。
「おはようございます。ご主人様、今日もいい天気ですね」
「うん。そうだねレイム。ちなみにその挨拶もネットで調べたのかな?」
「はい、まずは基本的な生活部分から学ぼうと思ったので。ちなみに、今は家事全般を覚えている最中です」
まじかこの子。すでに本体の私よりも優秀となりつつある。と、少しびっくりする私をよそにレイムは続ける。
「それでご主人様。私はこれから昨日のシャーペンに戻ったほうがいいですか?」
「ああ、うん。レイムを学校に連れて行くには方法があんまりないから」
「分かりました」そういうとレイムはシャーペンになった。相変わらず質量完璧無視である。
そして朝食を食べに降りると母さんがいた。
「あら、鈴。今日は早いわねー」
ちなみに、普段私が起きるのはもう少し遅い。
「まあね。たまには早起きも悪くないと思って」
「そうなの。まあ、早く起きるに越したことはないからねぇ」
そうして私が母さんとしゃべっていると、朝食が出来た。
「さあ、じゃあ食べましょうか。お母さんはお父さんを起こしに行くから鈴は優人を起こしに行ってくれる」
「分かった」そうして私は弟である優人を起こしに行った。
そして優斗と父さんを起こして私たちは朝食を食べた。
朝食を食べ終えると私はさっそく学校に向かう。
とはいっても、今日は入学式の次の日なので授業も午前中で終わりである。
そして私は少しテンション高めで学校についた。とはいっても外には出さないが。
ちなみに私はスキル【鑑定】の効果範囲を知るために学校の校門に入る際に鑑定を使った。すると、対象を選択しなければならないらしいので私は目の前を歩いている人に鑑定をかけた。
名前 井上慎吾
HP 50
MP 10
攻撃力 20
防御力 27
素早さ 30
賢さ 34
《スキル》
柔術
おおっ!鑑定できた。
なるほど、私の前を歩いているこの人は井上慎吾くんというのか。まあ、興味ないけど。スキルの欄に柔術というのがあるのはこの人が柔道部の人だからだろう。しかしまあ、ステータスはたいして私と変わらないなこの人。まあ、人間だからそんなに違うはずもないか。そもそもレベルがないんだから。そう思うと今の私のステータスは以上だろう。ちなみに私の今のステータスはこれだ。
ステータス
名前 佐倉鈴
HP 120
MP 130
攻撃力 8
防御力 111
素早さ 20
賢さ 150
可愛さ 100 ←NEW
《スキル》
【四属性初級魔法】【四属性中級魔法】【四属性上級魔法】【生活魔法】【転移魔法】【鑑定】
【ステータス偽装】【レベルアップ補正】【付与魔法】【召喚魔法】【言語理解】【高速思考】
【気配察知】【アイテムボックス】【気配遮断】
見事なまでにぶっ壊れている。まあ、予想はしてたけどさ。ちょっとやりすぎた感はあるな。
だが後悔はない!まあぶっちゃけると私のステータスは除かれてもステ偽装があるからばれないんだよね。
とまあそんなこんなで今の私が結構ぶっ壊れているステータスだということがよく分かった。
しかもほかの人にはない値まであった。そう、可愛さである。ほかのだれを探してもこんなもんはついてなかった。まあ、ぶっちゃけると昨日魅力の玉使ったせいなんだけどね。
しかしそんなことは気にしない。大体私が今通っている高校自体以前の私を知っている人は少ないだろう。ちなみに私の通っている高校、けっこう有名な高校でどこぞの社長の子供とかご令嬢がぼちぼちいる。まあそんな人たちと自分から話すつもりはありませんが。