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ダンジョンマスター?そんなもん知るか!

私、佐倉鈴がダンジョンマスターになってしまったのは高校生になってからだった。

ダンジョンができたのは大体私が中学三年生の夏休みごろだった。

このあたりで大体察してくれ。そう、私は受験生だったのだよ。

まあ、ダンジョンがそのあたり察してくれる空気の読めるやつだったわけで、私がダンジョンマスターになったのは高校生になってすぐだった。具体的には入学式を終えて家に帰った後だったのだが。

私は割と本気で焦ったし驚いた。なんせ去年話題になって世界が揺るぎまくったダンジョンの支配者になってしまったわけなんだから。なんでダンジョンマスターになったか?

そんなもんこっちが聞きたいわ!

まあなってしまったものは仕方ない。そう思い、私はこのダンジョンについていろいろダンジョンに聞いてみた。そして思ったのは結構楽だという感想だ。なんたってこのダンジョン、もう完成されていて手は出さなくていいらしい。そして、ダンジョンにはDPというものがあるらしいのだが、そのDPも別の世界のダンジョンが稼いでいるらしくもう桁がおかしいんじゃないかと思うくらいの数字だった。そして色々と注文もできるらしい。具体的には有名になっていたスキルとかだ。それはもう面白そうなものが色々あった。

そうして私は自分にいろいろはスキルをつけた。それがこれだ

ステータス

名前  佐倉鈴さくら りん

HP  20

MP  30

攻撃力 8

防御力 11

素早さ 20

賢さ  50


《スキル》

【四属性初級魔法】【四属性中級魔法】【四属性上級魔法】【生活魔法】【転移魔法】【鑑定】

【ステータス偽装】【レベルアップ補正】【付与魔法】【召喚魔法】【言語理解】【高速思考】

【気配察知】【アイテムボックス】【気配遮断】





とまあ、こんな感じにとにかくたくさん取得させていただきました。

このスキルたち、合計すると一兆DPくらいするのに使用したDP量は全体の千分の一程度だった。

というわけで、まだまだ余裕がありそうなので、必要そうなスキルがあればまたとりにこよう。

これだけ取得したけれど、まだまだ交換したいものはあったのでそちらを先にすることにした。


アイテムとしてはこんな感じだ。



【魔石(特上)】【MPポーション(上)】【HPポーション(上)】

【魅力の玉】【知力の玉】【HPの玉】【MPの玉】【防御力の玉】



魔石は召喚魔法の際に必要らしく、とりあえず一番いいのを交換した。

玉シリーズはそれぞれ能力が百上がるらしい。・・・うん、十分破格だね。

とまあ、今回はこのくらいにしておいた。


一部本当にやばいのもあったのよ。

例えば【核ミサイル】だとか【ウイルス兵器】だとか。本当に世界を滅ぼしかねないものがね。

そして、なんだか一番やばそうだったのが【リセットボタン】とかいうバカみたいな値段の奴だ。

いや、なんだよリセットボタンって!私はそう突っ込まずにはいられなかった。

まあ、これから交換する機会もないのだからこんなものは無視無視。

そして私はダンジョンでたくさんのものと交換して自宅に戻った。

行きはダンジョンが強制転移で連れてきたけど帰りは自分の転移魔法で帰りましたとも。

ダンジョンマスターの仕事?知らん知らん!もらうものはもらったから用はない!八ッ八ッ八!


この主人公すさまじいクズである。











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