プロローグ
どうも、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
作者です。
今回も突発的に書きたくなってしまって、ダンジョンものをやっていまいました。
今回も例のごとくすぐにぽいしてしまうかもしれませんが、それでもよければお読みください。
突如現実世界に出現したダンジョン。
しかし、ダンジョンは日本に一つだけしかできなかった。
当然世界中の人間がダンジョンに所狭しと押し寄せてきた。
しかし、ダンジョンの中は一層から重火器や刃物がなければ進めないような場所だった。
当然自衛隊なども突入したが、十層までしか進むことができなかった。
日本政府はどうするべきか考えて、考えて、解決案を出した。
ダンジョン法である。
ダンジョンに入ることが出来るのは自衛隊に入ることが条件だった。
幸いなことにダンジョンの中のモンスターは絶対に外には出てこなかったので、ダンジョンに入らなければ安全といえた。
しかし、世界に現れたただ一つのダンジョン。
ダンジョンの中では地球ではとることのできない恩恵があった。
例えばステータスといった身体能力の向上や宝箱からまれに出てくるスキル。ステータスの上昇ではレベルが一上がるだけでも五十メートル走が十秒の人が九秒にタイムが縮まるなど驚異的なものがあった。スキルでは【鑑定】といったものもあり、それを利用すればその品物が不正でないか判断できたりできたりとけっこうお得である。ダンジョンが現れた時にはダンジョンの一般開放の声もあったらしいが、一度テレビにもよく出てくる国民アイドルの一人がテレビクルーと一緒に入っていって、右手と片足を折って帰ってきた。
以来、ダンジョンに入ろうと躍起になる人たちは少なくなった。
という経緯でダンジョン騒動は思いのほか早く終結した。
これが世界にいくつもダンジョンが出来ればもっと大変だったかもしれないが、実際にできたのは世界で日本ただ一つである。一つしかないのなら当然管理もしやすいというものだろう。
一応ダンジョンにも入ることは不可能でもないのだが、その場合はダンジョン内で死ぬ、またはけがを負った場合は自分でなんとかしろということだ。
そういわれてほいほい入るやつはいないだろう。まあ、それでも入るやつがたまにいるらしいが・・・
それでだ、なんでそんな数年前のダンジョンの話をこの花の女子高生佐倉鈴さんがしているかというかだ・・・
大変言いにくいのだが・・・
・・・はい、わたくし、ダンジョンマスターになってしまいました。