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Master Code  作者: 覇牙 暁
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第五十一話

第五十一話「思い出したくもない!」




 ―――“槙島まきしま 勇樹ゆうき”。


 思い出したくもない、嫌な記憶。


 でもそれは、その男を知る上で、決して避けては通れない話しだった。



 「一言で言えば、イヤな奴……。最底辺のクズね」



 リヴァルトにせっつかれ、仕方なしに答えた私は、もう二年近くも前になるのか、と思い出していた。


 まだ世界は平穏で、退屈で、何も悩む事なんて無かった、あの頃の事を。



 「コッペリアが言う通り、アイツは元エージェント……。私とは同期で、しかも実力だけなら―――」



 ―――ナンバー2。


 今でこそ、エージェントのナンバー2はダイキって事になってるけど、元々はそうじゃなかった。


 ダイキは二代目。当時彼は、ナンバー3だったんだ。


 本当のナンバー2は、アイツ……。槙島だ。



 「まさか、アメリカに飼い馴らされているとは、思わなかったけどね……」



 だが、コッペリアの話しが本当なら、ダイダラボッチとの戦いにアイツが介入して来た理由も頷ける。


 大方、私をダシに釣られてホイホイやってきたってトコだろう。


 アイツは、正直言って頭がどうかしてる。


 PYO時代も、そうだった。


 まだGMの数も少なかった当時、槙島はその中途半端な容姿と口の上手さで女性プレイヤーや女性のGMをとっかえひっかえ遊んでいた。


 そうやって捨てられた女の数は知れず、やがてはそれが問題でエージェントをクビになるんだけれど。


 アイツがクビになった直接の切っ掛けは、他ならない私だった。



 「オンラインゲームの世界じゃ珍しい事でもないんだけどさ……」



 女性プレイヤーに対する、男性プレイヤーのストーキング行為。


 逆のパターンってのもあるらしいけど……まぁ、今そっちの話しは置いておくとして。


 エージェントとして既に活動していた私は、後から入って来たその男を、最初は有能で使える男だと思った。


 まさか、その所為で妙な期待を持たせてしまって、結果的にストーキングされる事になるとは思ってもみなかったけれど。


 忘れもしない。

 それは―――定期アップデートが行われた翌日。エージェントと運営委員が集まる打ち上げパーティーが催された日の事だった。


 私は当然、そのパーティーには参加せず、家でノンビリとアニメ鑑賞をしていたんだけれど。


 打ち上げパーティーもお開きになろうかって時間。

 夜も更けて、深夜に差し掛かろうかって頃合いに、家のチャイムが鳴らされた。


 私の家はまぁ……一般的に見ればかなり裕福だったし、建物も大きかったんだけれど。


 客が来てるって執事に呼び出されて、一度は断ったんだけど、仕事絡みだって言われて、仕方なく玄関ホールに降りて。

 そうしたら、そこにアイツが立ってた。


 ―――槙島だ。


 その頃の私のヤツに対する評価は、有能な後輩。それだけだった。


 幾つか面倒そうな仕事を押し付けた事があって、でも、ソイツの悪い噂なんて、私は知らなくて。


 そこでアイツは、私にこう言った。



 『社長から重要な話しがあるらしい。オレと君の二人だけでって事らしいが』



 そんなの、電話で良くない? とも思ったし、私と槙島の二人にだけ話しがあるっていうのも妙だとは思ったんだけれど。



 『良く判らないんだが、重要な話しらしい。悪いんだが、出られるかい?』



 そう言われると、断る程の理由も思い付かず。


 執事に両親への伝言を頼み、渋々ジャージ姿で外に出たんだけど……私が甘かった。



 『普段はそういうラフな格好が好みなのか?』



 とか。



 『今日のパーティー、君にも出て欲しかったな。ドレス姿も君ならとても良く似合いそうだ』



 なんて、最初はただの世間話だと思っていたのに。


 連れて行かれた先は、市内にある高級ホテルのスイート。


 そこで社長から直々に話しがあるって言われて、部屋に通された所で、私はようやく気付いた。


 ―――ヤバイ、ハメられた、と。



 『悪いな、嘘を吐きたくはなかったんだが、他に引き籠りの君を連れ出せるような良い理由が思い浮かばなくてね』



 此処に来て、ようやく槙島の本性を理解した私は、直ぐに逃げ出そうとしたんだけれど。



 『無駄だよ。そのドアはカードキーじゃないと空かない。そのカードキーは、オレが持ってる』



 勝ち誇ったような、厭らしい顔だった。


 これでも、私には多少武道の心得がある。

 護身用にと習わされた物だが、才能云々あってそこそこ腕が立つ。


 だから、そう慌てる事もなかったんだけど、その考え自体が甘過ぎた。



 『凄いな。合気道か? けど、オレもそっちの方はちょっと自信があってな』



 掴まれた手を取って投げようとしたんだけど、まさか投げ返されるとは思わなかった。


 床に叩き付けられていれば、そのまま気を失ってしまっていたと思えるくらいに、綺麗な形でベッドの上に投げ返されたのだ。


 そのまま両手首と両足を固められ、身動きが取れなくなり。



 『そんなに嫌がる事は無いだろう? 君だって、オレの事を嫌ってはいない筈だ。まぁ、無理矢理っていうのも、悪い趣向とは思わないんだけどな』



 その段階で、槙島はとっくに妙な誤解と思い込みに憑りつかれているみたいだった。


 初めて経験した種類の恐怖。


 勝てない相手。何もできない絶望感。諦念。


 足掻く気概さえ削がれ、しかし身体は反発しているというような、精神と肉体の乖離現象。


 脇腹を擽る大きな手と指先。

 首筋を撫で上げるネットリとした悍ましい感触。


 いよいよ恐怖が肉体を凌駕して、再び私は暴れようともがいたんだけれど、身長190センチ近い筋肉質で武道の心得まであるような男が相手では、手も足も出せず。



 『恐がらなくていい。女は皆、一度は必ず通る道だろ?』



 ニタリとした笑みに、遂に私の中の恐怖心が振り切れて。―――けど、その直後だった。



 『―――チッ、携帯持ってたのか。迂闊だったな……』



 私のポケットの中で、携帯端末が大きな音を発てて震えていた。


 その瞬間、槙島が何を考えていたのか、私には到底理解出来なかったけれど。



 『仕方ない、出ろよ。多分会社からだ』



 震える指先で携帯端末を取り出すと、そこには確かに“松岡”の名前。


 言われた通りに電話に出た私を置いて、槙島は平然と部屋を出て行って。


 私は戦々恐々としながら電話の向こうに居る松岡に事情を話し、廊下を何度も確認してホテルから逃げ出して、その後、社長に事の顛末を全て話した。


 結果、槙島はエージェントをクビになり、しばらくはPYO内の別アカで私にちょっかい出して来たりなんて事もあったけど、最終的にはそこからも姿を消して―――。



 「アイツとは、それっきり。その後、アイツがどうなったのか、興味も無かったから社長や松岡さんにも聞いた事なかったけど……」



 槙島と私の関係は、そんな所。


 ハッキリ言って、あんな記憶はもう二度と思い出したくもなかったんだけれど。



 「も、申し訳……ありません、でした……。まさか、そのような事が……」


 「正しく、女の敵……で、ございますね」



 聞き出した本人であるリヴァルトは、予想外の話しに頭を下げ、イライザは私以上に怒り心頭ってカンジ。


 まぁでも、今にして思えば、この出来事には感謝もしている。


 お陰で私は、自分を鍛え直す事を考えるようになったし、二度と他人に何かで負けを認めるような事を受け入れたくないという心構えも持てたからだ。



 「―――でも、実力は……未知数。アイツ、危険……」


 「で、ござるな。ダイダラボッチとの戦闘中、隙を突かれての事ではござったが、自分でも剣の挙動を読み切れなかったでござる」



 シノとカズは、その槙島の実力を一目で見抜いていたようで。



 「お二人がそこまで警戒なさる相手……ですか」


 「腐り切った性根に加え、狡猾で執拗。腕も立って、尚且つアバターラ……。油断なりません」



 リヴァルトとイライザもその為人を理解したようで、私は一先ず息を吐いた。



 「ともあれ、アイツの危険性が判って貰えたようで何よりよ。―――それにしても、コッペリア」


 「はい? 何でやがりましょう」



 一区切りついた所で、私はコッペリアへと視線を向け直し。


 首を傾げてキョトンとする彼女に、一つ疑問をぶつけてみた。



 「アンタ、どうしてアイツの事知ってたの? 精霊連合の諜報部でも、アイツの情報はロクに掴めなかったんだけど」


 「マキシマの事でやがりますわね。別に、難しい事ではありやがりませんでしたわ」



 言うなり、シノの手からノート型端末をひょいと取り上げ。



 「ワタクシ、ネットワークはお友達でやがりますの」



 その手でキーボードに触れた瞬間、何も操作などしていないというのに、ノート型端末は勝手に動き出し。



 「ちょ……っ!?」


 「お、おお……っ」


 「チートでござるな、コレは……」



 モニターに表示されたのは、アメリカ国防総省のデータバンク。


 そこには、超国家機密クラスの情報がズラリと並べられていて。



 「セキュリティーなんて、無いも同然でやがりますわ♪」


 「なるほどね……。こうやって、調べ上げたワケだ……」


 「しっかーも! ワタクシ、記憶力にも自信がありやがりましてよ!」


 「どれくらい?」


 「一度見た情報は、一語一句違えず完っ璧に記憶しておけますわっ♪」



 ニカッと笑い、ブイサイン。


 それは、確かにスゴイ。

 人間なら、直観像素質だとか言われる類の能力なんだろうけど。


 彼女の場合、多分それは、その出自にも関係しているのだろうと思う。


 ―――元人工知能。


 どういう経緯で人の肉体を得たのかはまだ聞かされていないけど、大凡察しはついてる。


 恐らく、“alaya”だ。


 世界中に異変を起こしたあの時、“alaya”と彼女との間で何かがあったに違いない。


 その際、彼女―――コッペリアは、“alaya”によって生きた肉体を与えられた。


 更に言えば、アバターラとも異なる、アバターラと良く似た性能を持ち合わせて居るのもその為だろう。


 どうしてそうなったのか、理由までは定かじゃないけれど。



 「―――使えるわね、これ……」



 現代社会に置いて、彼女のこの能力は脅威だ。


 彼女にとっては、アメリカ国防総省の国家機密でさえ赤子の手をサブミッションってレベルで簡単に入手出来てしまう。


 つまり、同レベルのセキュリティーで保護されている世界連合の情報も引き出し放題ってワケで。



 「ムフ……ムフフ……」


 「おお……、カスミ殿が、また悪い顔をしているでござる……!」


 「こういう顔、してる時……」


 「ロクな事がないんですよねぇ……」



 苦笑いするカズと、何故か顔を見合わせて溜め息を吐くシノとリヴァルト。


 一方で、イライザは。



 「あぁ、姫様……権謀術数を巡らせる知的なそのお姿までも、なんとお美しい……」



 何故かウットリとしていて。



 「あの、カスミさん? この方って、そっちの気がお有りでやがりますの?」


 「い、いや、ノーマルの筈なんだけど……」



 最近、ちょっと疑わしくなってきた。


 若干引き気味のコッペリアを他所に、私は脱線し掛けた話しを強引に引き戻そうとして。



 「まぁ、その。それでさ?」



 誰に、というでもなく、そう切り出し。



 「そうなってくると、気になるのは?」


 「ペンタゴンと槙島が此処に来た理由、でござるな」



 頷き、必要最低限の憶測。



 「槙島は、私を餌に釣られたってトコだろうけど、その槙島と軍隊を寄越した米軍の思惑がどうにも読み切れない。本当なら、シノに調査をお願いしようと思ってたトコなんだけど―――」



 当然、全員の視線はコッペリアに向けられる。


 すると、判って居たと言わんばかりに、その手に持ったままのノート型端末から出て来る機密情報。



 「ホント便利ね、アンタ……」


 「人を物か道具みたいに言わないでやがり下さいまし」



 プンプンと頬を膨らませるコッペリアだけど、これホントにチートだ。


 欲しい情報が欲しい時に直ぐ手に入るのだから。



 「で、なになに……」



 表示されているのは、日本海沖で待機中の米軍艦隊に下された指令書。


 そこには、私も予想外の情報が記されていた。



 「―――アイツら、ホント余計な真似しかしないわね……」



 指令書の中にあった、“Yggdrasil portal”という文字。


 これは、私達が言う所の“Die Zweige der Yggdrasil”を指す言葉。


 つまりは、“枝”の事だ。



 「コレが事実なら、灯台下暗しってヤツね……」


 「まさか、“グラウンド・ゼロ”であるこの札幌に、もう一つ別の“枝”が在るとは思わなかったでござるよ」



 そこに書かれている情報通りなら、札幌市内にはAlaya Materialの他にもう一つ別の“枝”が在ったって事になる。


 コレは、精霊連合でも未発見の“枝”だ。



 「ですが、コレで納得が行きましたね。自衛隊と我々が接触した事で、新たに発見されたこの“枝”が奪われる可能性を危惧しての行動だったという訳ですか」


 「でしょうね」


 「しかし、“枝”の確保を焦っての行動、ですか……。それはつまり、彼等は既に幾つか“枝”を確保している、という事でしょうか?」


 「かも知れない。少なくとも、一つや二つではないと考えるべきかな」



 リヴァルトとイライザの話しに頷きながら、考える。


 精霊連合は、“枝”の確保を最優先に行動している。

 理由は明白で、このまま放置すれば、現史世界は遠からず崩壊に至るから。


 だから、その“枝”の確保をより効率的に行う為に、私は邪魔な各国の軍事組織を根こそぎ殲滅してやろうって考えてた訳だけど……。



 「どの程度研究が進んでるかにもよるけど、もうあんまり時間は無いかも知れない」



 アメリカがその気になれば、アバターラを使っての実験でかなりの研究データを取得出来る筈だ。


 元アドバンスドブレインの研究員達でさえ行き付くような答えに、連中が気付いていない訳がない。



 「―――OK、ロディーとカガラの救出を急ぎましょ。で、その後は直ぐアメリカ大陸に飛ぶわよ」


 「連中が確保してる“枝”を全て回収するんでござるな」



 頷き、席から立ち上がって。



 「コッペリア、連中が使ってる船のサーバにアクセスして、二人が勾留されてる場所の特定をお願い」


 「早速人使いが荒いでやがります……。でも、やってやりやがりますわ!」


 「シノとイライザは潜入に備えて。リヴァルトは揚陸艇の発進準備、カズは私と装備の点検」


 「「ハッ!」」


 「了解でござる!」



 各々指示に従い、行動を開始。


 それから程無く、ロディーとカガラの居場所も判明し。


 飛行揚陸艇は藻岩山山中からステルスを維持したまま直ぐに発進する。


 向かう先は、北緯43度、東経141度。

 札幌市中心部から約15キロの地点にある、石狩湾新港。


 小樽は石狩市の港湾法上重要湾港だ。


 元は国際貿易港として栄えた場所で、周囲には多くの重要施設が建設されていたんだけれど。



 「―――今や見る影も無し。って奴ね……」



 太陽光発電所や火力発電所、風力発電所といった施設が密集するエネルギー基地。


 災害時には緊急物資輸送拠点としての機能を期待されていたんだけど、流石に前史外生物による災害は考慮されていなかったようで。



 「酷い有様でござるな……」


 「札幌を一歩出れば、この様ですか……。都市機能は完全に麻痺していますね、コレは」



 カズとリヴァルトが言う通り、施設は既に滅茶苦茶。


 大規模な火災があったらしく、至る所が黒く焼け焦げた廃墟の街。


 この辺りに住んでた生き残りは、皆札幌に避難したって話しみたいだけど。



 (どう考えたって、札幌にそれ程の数は居なかったわよね……)



 要は、殆どの人間が前史外生物にやられたか、食糧難で餓死したか。


 病死やら事故死やらもあっただろうけど、まぁ殆ど死んだって事だろう。



 (これまで、何ヵ所か日本国内を見て回ったけど、どう考えたって報告されてる数より人口は減ってる。情報操作か、それとも……)



 揚陸艇のコックピットから外の様子を眺め見て、私はそんな事を考えて居た。


 これが日本だけの事じゃないのは、統計から見ても明らか。


 多分、世界人口はコッチの想定より遥かに少ない。


 多くても、40億程度にまで激減しているのではないだろうか。



 「こりゃ、放っておいても勝手に全滅してくれそうね」



 私は鼻を鳴らし、ざまぁみろと内心で呟いた。


 連中からしてみれば、“何の罪もない〜”とか言うんだろうけど、そんなのは連中の主観だ。


 生きてる人間なら、罪なんて誰にでもあって、数え切れない程だろう。


 それをただ、見て見ぬフリをしてる。

 気付かないフリをしてる。


 同じ種族間で平然と殺し合い、奪い合い、それこそ何の罪も無い他の動物達まで巻き込んでは次々と死滅に追い遣って。


 自分は何もしていない、って?


 私に言わせれば、“何もしていない”事が罪だ。


 活動家としてそうした生物の保護を訴えている、って奴も中には居るだろう。

 でも、結果を残せていないのなら、それは何もしていないのと変わらない。



 (無力だという事は、罪なのよ……)



 無感情に、そう言えるのなら、私だって罪を犯しているのかも知れないけど……。



 「案外、複雑な心境ね……」



 存在するだけで、他の生物を食い潰す人間という種族。


 それを憎む事こそするけど、尊ぶ気持ちになんてとてもじゃないけどなれない。


 だというのに、これだけ多くの命が失われて行くと、流石に感じる物もあるのだ。



 「ホント……、馬鹿みたい」



 何となく気が重くなるのは、死んでいった連中の中にはマトモな奴だって居たかも知れないって思うからだ。


 そうだと、思う。きっと。



 「姫、そろそろ」


 「―――あぁ、うん。それじゃ、シノとイライザは先行してロディーとカガラを回収して。米軍の手前、自衛隊も迎撃に出てくるかも知れないけど、今後の為に自衛隊との交戦はなるべく避けるように。最悪、怪我させるくらいは構わないけど、殺すのだけは避けて」


 「仰せのままに」


 「お任せ」


 「リヴァルトは何時も通り、退路の確保を最優先。カズは私とコッペリアとでデートね」


 「ハッ」


 「両手に花、でござるか。なかなか、スリリングな逢引きになりそうでござるな……」



 苦笑いを浮かべるカズを笑って、私は揚陸艇を目的地に程近い廃工場へと降下させるのだった。

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