8番 女戦士愛の誓い
超愛欲
それは闇から生まれた!
<登場人物ざっくり紹介>
彡(゜)(゜)……特撮マニアな主人公
底辺スペックなキモオタ君
アカネガチ恋勢
アカネ……お姉さん系美女なヒロイン
赤メッシュ入り黒髪セミロングヘアー
赤いセーラー服を着て戦うぞ
ロア……敬語系美少女
緑髪エアリーボブヘアー
緑のセーラー服を着て戦うぞ
クララ……クール系美少女
青髪ロングヘアー
青いセーラー服を着て戦うぞ
ライオネ……方言系美少女
黄髪ショートヘアー
黄色いセーラー服を着て戦うぞ
フィーロ……小悪魔系美少女
ピンク髪ツインテールヘアー
ピンク色のセーラー服を着て戦うぞ
<悪の組織、堕悪膩笨怩撓帝国軍 本部にて>
公共福祉派大臣「うぬぬ、また敗戦してしまったではないか」
治安維持派大臣「無念なのだぞ?」
検閲派大臣「我々に任せて貰おう」
公共福祉派大臣「何か案でもあるのか?」
検閲派大臣「全ての敵を破壊し、国民に愛国心を根付かせる
それを為せる怪人を造ったゆえ…
ヒトツメガス、出撃!」
単眼の怪人が現れたのだ
三大臣「ワッハッハ!」
<拠点船NEO TITAN IC号
リビングルーム>
朝
テレビ「次のニュースは、謎の蒸発事件についてです
瀕死の重傷を負った夫婦が
突如として消息を絶った事が判明しました
今月発生した行方不明事件との関連性について
捜査が進められており…」
ライオネ「物騒やなあ」
フィーロ「それな〜」
呑気にそんな事を言っている2人
対照的にアカネの表情は冷たかった
ロア「アカネさん、どうかしましたか?」
アカネ「あ…えっと、ちょっと考え事してただけだから
大丈夫だよっ」
彡(-)(-)「ふぁ…」
部屋から起きて来たキモオタ君
アカネ「あっワイ君っ おはよ〜!」
アカネの顔がぱっと明るくなった
彡(>)(<)「あっ、おはようございます……//」
アカネ「おはようのハグだよっ ぎゅ〜♡」
彡(>)(<)「ぁっ……//」
いつも通り照れるキモオタ君
ロアとクララは顔を見合せ
不思議そうにその様子を眺めていた
<街>
ヒトツメガス「攻撃、ウヨ兵!」
ウヨ兵「どけどけ!」
市民「ヒェーッ」
巨大商店街で行進するウヨ兵軍団
<そのときだった!>
5人「バイオ·ガール!」
5人の美少女が変身したのだ
ウヨ兵達の背後に
セーラー服の戦士が現れた
ウヨ兵「きさまらは!」
「アカネ·レッド!」
「ロア·グリーン!」
「クララ·ブルー!」
「ライオネ·イエロー!」
「フィーロ·ピンク!」
アカネ「ワン!」
ロア「ツー!」
クララ「スリー!」
ライオネ「フォー!」
フィーロ「ファイブ!」
アカネ「共愛戦隊!」
5人「リライジャーファイブ!」
アカネ達は粒子で構成された剣を持ち、ウヨ兵軍団と交戦を始める
アカネ「レッド!
ファイヤーサーベル!」
火炎粒子を纏った剣で敵を焼き尽くすアカネ
ロア「グリーン!
ハリケーンサーベル!」
竜巻粒子を纏った剣で敵を吹き飛ばすロア
クララ「ブルー!
エレキサーベル!」
電粒子を纏った剣で敵の頭脳をショートさせるクララ
ライオネ「イエロー!
サンダーサーベル!」
雷光粒子を纏った剣で敵を爆破するライオネ
フィーロ「ピンク!
レーザーサーベル!」
レーザー粒子を纏った剣で敵を懲らしめるフィーロ
ずぎゃぎゃ!
ウヨ兵「ぐおお!」
ウヨ兵「なんたるつよさよ」
どがぁぁぁん!
ウヨ兵はいつも通りあっさり全滅しおった
<そのときだった>
「反日粒子反応あり!」
びきゅん!
怪人の放つ銃撃を
5人は避けたのだ
「フォー·ザ·ウヨク!」
フィーロ「うわっ、だれ?」
「教えてやろう
銀箭の狩人、ヒトツメガス!
この光線銃で民衆を単眼人間に変えて、
愛国兵士に改造してくれる」
アカネ「今だよっ
スーパーエレクトロン·バイオアロー!」
4人「オッケー!」
アカネ「スーパーエレクトロン!」
5人「バイオアロー!」
ヒトツメガス「これでも斬れるのか!」
怪人は
たまたまその辺に置いてあった大衆車を盾にしおった
しかし、5人はそれぞれ自分のサーベルを振り
粒子を矢のように放って
ヒトツメガスにだけダメージを与えおったのだ!
ばぎぃ!
ずぎゃぎゃ!
ヒトツメガス「なんだと!?」
車「無傷です」
彡(゜)(゜)(はぇ〜すっごい!コズミューム光線みたいや!)
<5人の持つ武器であるバイオサーベルは粒子で構成されているため、
障害物を貫通し敵のみにダメージを与える事が出来るのだ!>
アカネ「必殺、ハイパー·クロス!
お姉ちゃんハリケーン·大豆肉ハンバーグ!」
フィーロ「よろ〜!」
ライオネ「任せんしゃい!」
クララ「頼むわよ!」
ロア「行きます!」
アカネ「OK!エンドボール!」
パス回しされたミラーボールがヒトツメガスに迫りおった
ヒトツメガス「こうなったら非常手段だ
貴様らの技を元に開発した技 その名も
シルヴァレット·ハリケーンでおしおきしてやるのだぞ!」
ヒトツメガスは対戦車砲二丁を構え、ぶっぱなしおった!
ずがががががぁぁぁぁぁん!
ヒトツメガスの技は普通に破られ敗北しおった
ヒトツメガス「ギンギラギンにさりげなく〜
さりげなくやられるだけ〜だ〜!」
どっかぁぁぁぁぁん!!!!!
アカネ「“クラッシュ·アウト”!
ワイ君、一緒に帰ろ♡」
彡(゜)(゜)「ぁ、はいっ!」
<帰り道>
フィーロ「夏とかみんなでバーベキューしてーなー」
クララ「うん、良いねそれ」
ロア「焼きおにぎりが1番楽しみです!」
ライオネ「や、焼きおにぎりなんと?」
<帰宅したアカネとキモオタ君は
大豆肉ハンバーグを食べるのだ>
「はい、焼けたよ〜!」
テーブルに並ぶ
ふたり用のハンバーグ
「あ、美味しそうですっ」
「たくさん食べてね♡」
「あっ、はいっ//」
「じゃあ〜いつも通り、せーのっ」
「「いただきますっ!」」
<アカネとの永遠を望むキモオタ君
その胸中は、本当のシルバーの力で輝いていた
つづく>
次回予告
《孤独な日々の中で出逢ったアカネ
キモオタ君の淡い初恋物語
レッツ·チェンジ!
共愛戦隊リライジャーファイブ
「赤い愛の嵐」》
<フリートーク>
今話の元ネタは
超電子バイオマン
ヒトツメガスのモチーフは
新帝国ギアのネオメカジャイガン
+単眼フェチです
単眼娘がトラウマなのでw
もちろん単眼の怪獣とか怪人は好きですよw
本家のネオメカジャイガンと違って巨大じゃなかったり
ヒトツメガスのキャラが劣化版シルバなのは
とっても面目無い気もします