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2番 5カード!!切り札はRERISE

美女アカネ対新登場の怪人プトラーン

日本全土狭しと暴れ廻る驚天動地の巨篇ラブコメ!



<評価を付けてくださった方へ>

評価ありがとうございます!

大変励みになっております



<よくわかるストーリーガイド>

時は現代

ある日突然、悪の怪人に襲われたキモオタ君ことワイ君

主人公の彼は謎の美少女戦士達に助けられ、怪人は倒された

美少女戦士のひとり、アカネにガチ恋したワイ君

なんとびっくり!

一方のアカネもワイ君にガチ恋している事が判明したのだ


アカネはワイ君を誘拐し、港へ向かった

港には拠点船NEO TITAN IC号が停泊していた

この船こそがアカネ達共愛戦隊の家なのだ

これから船の中で同棲するのだ、と

ワイ君は緊張と歓喜の繭に包まれていた…

「ここがワイ君とアカネの部屋だよっ♡」



眼前に広がる船室は

最高級ホテルのように豪華で広い空間であった



「ぇっ、ぁ…ふ、ふたりの部屋…//」


「うんっ

おやすみの時も、一緒だよっ

君と出逢えて、ほんとに良かった…♡」


「〜っ//」



<アカネと同棲出来る事に大きな期待を抱いたが、

親によって元の生活へ引き戻される事への不安に襲われた>



「ぁっ、すみません……その、親が迎えに来ないか不安で…っ…」


「それの事なら気にしなくて大丈夫だよ♪

これからは、ふたりで幸せになれるね♡♡」


「ぁ、あっ、はいっ//」



笑顔で答えたアカネの可愛さに

ワイ君は顔真っ赤になってしまった



「ワイ君の私物は、この箱に纏めて持ってきたよ〜」


「あ、え、あ、ありがとうございますっ…!」


(アカネさん、ワイが集めた大量の特撮グッズを

ダンボール箱に入れて全部持ってきてくださったんか…

美人な上に優しい人で、ガチ恋加速してまうンゴ〜!

ワイがネットで買ったラウズカードアーカイブスもちゃんと入っとる…

(ブレイド)好きが高じたのとトランプ遊びが出来るからって買ったやつやな

今までは誰も遊び相手がおらんかったけど、これからは…//

それにしても、

こんな綺麗で可愛いお姉さんと同棲生活出来るなんて…

これが現実なんて、ほんまに嬉しすぎるンゴ!)



ワイ君は

アカネがどうやって自分の部屋から私物を持って来れたのか

疑問に思う事は無かった


それが正しい選択だったと知るのは

もっと後の事だった





<ここは堕悪膩笨怩撓(ダークニホンジコウ)帝国軍の本部

帝国軍は

”公共福祉派”

”治安維持派”

”検閲派”

それぞれ三つの派閥に別れている

日本を支配するために暗躍する悪の組織なのだ>



公共福祉派大臣「一般仮面が死んでしまったではないか」


検閲派大臣「一般人など素体にするからいけぬのだぞ?所詮は下級国民よ」



<帝国軍の怪人は

怩撓政権を支持する人間を素体にした改造人間なのだ>



治安維持派大臣「ご心配なく

新たな怪人を造ったのだぞ?

大統領怪人の御到着です!」






<そのときだった>






がしゃいん!がしゃいん!

ずぎゃおん!


凄まじい怪人が現れおった



プトラーン大統領「SNSにデマを流して国民を洗脳シマース

奴らはバカだから情報源も見ずに勝手に信じ込みマース

政敵が不正選挙を起こしたことにすれば

私が不正してもバレまセーン」


検閲派大臣「素晴らしい作戦なのだ」


三大臣「くっくっくっ…」






<一方その頃、拠点船NEO TITAN IC号では…>



部屋のモニターが怪人出現反応を示す


「また敵が現れたみたい

ほかのみんなは寝ちゃったから…

ハムスターさん、見守りよろしくねっ」


ハムスター「わかりました」


アカネは

船で飼っているサイボーグハムスターにお願いをして

1人で出動する事にしおった



「あっ、あの、良かったら…

付いていかせてくださいっ…」


「うんっ いつでも一緒って、良いね…♡」


「ぁ、はいっ//」






<北緯13度 東経352度

レッドマフラータウン1(ワン)7(セブン)番地にて>



プトラーン大統領「ネットにデマを流せ!」


ウヨ兵達「ははーっ、親分!」



SNS「米軍がドイツのサーバーを押収!

プトラーン大統領再選勝利確定www」


SNS「マスゴミは何故報道しない!?」


SNS「下院議長が逮捕!国家反逆罪で軍事法廷へwww」


SNS「愛国者の勝利だ!」


プトラーン大統領「くくく…笑いが止まらんな……」






<そのときだった!>






ウヨ兵達「ぐわあー!!!!」


プトラーン大統領「なんだ!?」


倒されたウヨ兵四人の額にトランプカードが刺さっていた


その4枚のカードとは

スペードのエース

ダイヤのジャック

ハートのクイン

クローバーのキング

なのだ


プトラーン大統領「ぬ!なにやつ!?」



アカネ「見てみてワイ君っ

“フォアカード”だよ〜♪」


彡(゜)(゜)「あ、凄いですっ!」


彡(゜)(゜)(ワイも特撮ヒーローマニアとして…

いつかアカネさんの助けになれるようになりたいンゴ!

電·ジ·エンドとか

V3回転三段キックとか

大切断とか

使えるようになりたいンゴねぇ)



そして

正義のヒーロー、アカネと

悪の怪人、プトラーン大統領が相対するのだ



「うぬ、きさまは!?」


「ある時は体操服

ある時はタイトスカート

ある時は縦セーター

そしてまたある時は、巫女服

ある時はメイド服」


「うぬぅ…」


「そしてその正体は!

リライジャー電撃隊行動隊長、アカネ」


「うぬっ…」


「そしてその実態は…」


ずびしっ!


アカネが投げた薔薇がプトラーン大統領の顔に刺さる


「ぐふぅっ…はっ!」



<プトラーン大統領の視界が開けた時

すでにアカネは変身していたのだ!>



「ビッグアカネ!」



<アカネは白い下地に緑·青·赤·黄の4色が入った

セーラー服を着ていたのだぞ>





プトラーン大統領「くくく、たった一人で何が出来るんだ?

You're fired!と言えば、貴様も終わりなのだぞ?」


怪人の背後で

多数の帝国軍製戦闘ヘリが巡回しておった


アカネ「…今のアカネは、独りじゃないから……

リライジャー電撃隊、出動!」





<そのときだった!

共愛戦隊メンバーの精神エネルギーが元になった

幻影が現れたのだ!>



プトラーン大統領「なっ、きさまらが噂の!?」


「アカネ♤エース!」


「クララ♢ジャック!」


「フィーロ♡クイン!」


「ロア♧キング!」


プトラーン大統領「いぃぃおのれ!」


4人「我ら、リライジャー電撃隊!」


彡(゜)(゜)(ファッ、アカネさん達の分身が現れたンゴ!?

見た感じ、ワイの推しセブン怪獣のプロテ星人みたいな能力やな…

…ひとりぼっちの地球人ってサブタイトルは

ワイに刺さってたけど…

これからは、アカネさんと一緒なんやなって……//)



プトラーン大統領「かかれぇー!」


ウヨ兵達「ウヨー!」


悪の怪人は戦闘員を(けしか)けた



アカネ♤「真っ赤に萌える愛の血潮!

悪を切り裂け(アカ)(ウサギ)!」


ウヨ兵達「ぐわぁぁぁ!」


分身体のアカネ♤エースは、エースアーツという鞭を使用し

ウヨ兵達を蹴散らした


この鞭は弓矢にも変形し、

遠方から狙撃しようとしたウヨ兵は射抜かれ倒された


エースアーツは、敵の体を構成する原子を自在に操る事が出来るのだ



クララ♢「怒りのエレキで鍔鳴りさせて、

守ってみせるよ青い蟹!」


ウヨ兵達「ぎゃぁぁぁ!」


分身体のクララ♢ジャックは、ジャックソードという剣を使用し

ウヨ兵達を切り裂いた


ジャックソードは、敵の生体電気を自在に操る事が出来るのだ



フィーロ♡「娘1(じゅう)7(しち)涙を捨てて、

(いくさ)()に咲く桃の驢馬(ロバ)!」


ウヨ兵達「うわ〜!」


分身体のフィーロ♡クインは、

クインキュートという盾を使用し

ウヨ兵達を同士討ちによって混乱させた


クインキュートは、磁力を自在に操れるのだ


フィーロ「もーひとついかが?」


ウヨ兵達「もう結構〜!」


バタンキューと倒れるウヨ兵達



ロア♧「重いパンチが唸りを上げれば、

緑の鰐が渦を巻く!」


ウヨ兵達「おわぁぁぁ!」


分身体のロア♧キングは、

キングメガトンというグローブハンマーを使用し

ウヨ兵達をぶっ飛ばした


キングメガトンは、重力を自在に操れるのだ




ライオネ司令官「諸君、リライジャーコバックば使うばい」


ライオネの幻影が指示を出すと

アカネ♤エース、クララ♢ジャック

フィーロ♡クイン、ロア♧キングは

円陣を組んで怪人を取り囲み

その場で凄まじい回転を始めたのだ



<リライジャーコバックは

原子·電気·磁力·重力の

四大エネルギーを一瞬の内に

相手の体内に注入して爆発させる

恐るべき必殺武器なのだ!>



プトラーン大統領「うおお!?」


4人「リライジャーコバック!」


4人の幻影は怪人を空中に蹴り飛ばした


プトラーン大統領「おぁぁぉぁぁ!」


アカネ「リライジャー必殺武器!

ビッグアカネ·フィニッシュボンバー!」


がきぃぃぃぃぃん!



<ビッグアカネ·フィニッシュボンバーとは

ビッグアカネの持つ戦闘用バトンに秘められた

核·電気·重力·磁力のパワーを解放する必殺技なのだ!>



どがががどぉぉぉん!!!!!


プトラーン大統領「I shall return〜!」


プトラーンと全戦闘ヘリは爆散しおった





「じゃ〜ん♪」


アカネは持っていたバトンを回転させると、

サンドイッチに変形させたのだ!


「具材はね、トマトとブルーチーズと大豆肉ハムとレタスだよっ

さっきの必殺技の時に作ったんだ〜」


「あ、えっと…ありがとうございます!」


「船に帰る前に食べよ〜♪

ふたりっきりで…ね♡」


夜風がキモオタ君の火照った顔を冷やす…





<プトラーン大統領の作戦はアカネ達によって阻止された

しかし帝国軍の侵略はまだまだ終わらない

この国に安息の日が訪れるのは

遠い未来のことなのだろうか…

つづく>

次回予告

《ひたすらアカネにガチ恋し、貢ぎたくなった

泣き虫弱虫拗らせ非モテのキモヲタ君

世界最強の美女であるアカネの料理は

とっても美味しく、

キモヲタ君は夢中で食べたのだ

次回!

リライジャーファイブ

「美女とキモオタの本気恋愛」

みんなで見よう!》



<フリートーク>

今話の元ネタは

ジャッカー電撃隊

プトラーン大統領のモチーフは

犯罪組織クライムの侵略ロボット

+某大統領です

作者の好みとしては

侵略ロボットの中で

アリンガム将軍とカマキリ大酋長とコブラ大神官のデザインが好きです

キャラ的にはクロコダクル総統とカメレオン大隊長が特に印象に残ってますね

アトミック魔女と地獄天使はネーミングが好きなんですよw


ちなみに今回登場したサンドイッチの具材は

トマト=スペードエース

ブルーチーズ=ダイヤジャック

大豆肉ハム=ハートクイン

レタス=クローバーキング

をイメージしてます

本当ならライオネをビッグワン役にして5人で出撃させるべきなのですが、その役はどうしてもアカネにやらせたかったので今回の様な形になってしまいました

どうか大目に見てくださいm(_ _)m

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