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現役高校生が書くフィクション歴史ぽい小説  作者: こうこーせいじぇーぴー
1/1

ローア戦記

*誤字脱字、句読点の位置、文法がおかしいその他諸々あると思いますのでご了承くださいm(_ _)m

初投稿なのでこれからもっと頑張ります!!

※この物語はフィクションです。読点の位置がおかしい箇所があります!申し訳ありません!


プロローグ


酒場

 

「ディーバ、共和国との戦争が終わったら結婚しよう。」


映画やアニメのモブキャラがよく言う死亡フラグ的セリフを放ったのはこの物語の主人公カルメウスである。

18歳の彼は士官学校に通っていて、成績優秀なエリートだ。今日は久々に彼女のディーバと士官学校の近くにある「サムおじさんの酒場」という軍人に人気な酒場に来ていた。

次の戦争で士官候補生として将軍の補佐をし安全な本営付近から実戦を見学するという「実習」を済ませ、士官学校を卒業後はエリートコースを約束されているカルメウスは「鉄は熱いうちに打て」と言わんばかりにディーバとの婚約を取りつけたのであった。

「勿論よ!カルメウス。私、待ってるから!」

予想通りの返答に満足げなカルメウスはディーバにそっと口づけをした。

彼はこの時、幸せの絶頂であったであろう。

しかし、人生というものにトラブルや挫折は付きものだ。

ディーバとカウンター席で酒を飲み、談笑している途中で青年将校三人が割って入った。

「そこのかわい子ちゃん、そんな下っ端と絡んでないで俺らエリートといい事しようぜ〜」彼らはカルメウスがまだ学生であるのをいい事に、ディーバにちょっかいを出してきた。

最初こそ堪えていたカルメウスだが、彼がローア人の見本のような自尊心と闘志を持ち合わせた人物だと彼らは知る由もなかった。

「ほらほら、こっちこっち!」リーダー格の一人が嫌がるディーバの手を無理やり握り、連れ出そうとした時「やめろ!」という声と同時に、訓練で鍛えられた鋼の肉体から繰り出したカルメウスの鋭い拳は、本当に同じ士官学校を卒業したのかと思うほど白く、細々とした「もやし」ボディの青年将校を近くのテーブル席まで吹き飛ばした。

取り巻きの青年将校二人は最初、青ざめた表情だったがすぐその顔に血色を取り戻し

「おい、やりやがったなこの野郎、ロッシの親父さんが誰だか分かってんのか!」と口を揃えて叫んだ。カルメウスは周りにいた軍人達に取り押さえられ、ディーバとも離ればなれになってしまったが階級が上の人間とトラブルになり殴った程度で、ましてや優秀な軍人候補である自分のエリートコースが途絶えたとは全く考えていなかった。

しかし、現実はそう甘くは無かった。軍人にとっての裁判所である軍神審判所が下した処罰は「次の共和国との戦争で軽装歩兵として戦うこと」つまりエリートへの道は閉ざされた。

しかも、実戦経験自体は、ほとんど無い士官候補生には死ねと言っている様なものだ。

何故、こんなことになってしまったのか、なんと「ロッシ将校の親父」というのは、ローア教帝国軍のトップであるガイア大将軍であったのだ。

息子を溺愛していた彼は審判所に圧力をかけ、将来、国の大将軍になるような金の卵と自分のバカ息子を天秤にかけ、バカ息子を選んだのであった。

ローア教帝年325年のことである。

読んでくれてありがとうございました!!!!

更新頑張ります!

良かったら推してね笑


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