バラがそろそろ咲きそうな話。
6日目。日に日に膨らんでいくバラの蕾。今日は咲いてるか、今日は咲いてるかと待ち遠しいです。
作者の住んでる所にはなんかちっちゃい庭らしきものがついていて、そこに枝葉を伸ばしているバラの話を今日はしたいと思います。
といっても、このバラは作者が植えた訳では無くて、どちらかというと気づいたら生えていたと言った方が自然なのです。ご近所さんがバラを育てていらっしゃったりするので、そこからなんらかの方法で種子が飛んできて、運よく成長したのでしょう。
このバラ、とても生命力が強くて、栄養剤はおろか水すらも与えていないのです。なのに雑草たちと互角に生存競争をしていて、本当に感心を通り越して驚かされています。
さて、そんなバラもそろそろ花を咲かせる季節になってきました。花はどちらかというと小ぶりなのですが、あの独特の美しい紅と、匂い立つ香りが見た者をハッと惹きつける美人さんです。
しかし、そんなバラを狙って今年もやってくるのは……アブラムシです。いっつもパンパンに腹を膨らまして、なんだか憎らしい。ついついそこらへんにいたてんとう虫の幼虫を捕まえて離したりしてしまう。さらにはうどんこ病に侵されたり……。
そんなこんなで大変なのですが、いつも負けずに美しい花を咲かして生き延びてくれるバラ。どんな逆境にも負けないシンボルは、作者の中ではバラです。そのように生きたいと毎年思わされます。
少女の小さな赤いドレスの様で、とても可愛らしい。いつまでも咲き続けて欲しいです。