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23)8歳 14月33日 水不足3

 前日の記事にはこう書いてある。


「さらに一週間たった。乾季ヤバイ。この前まではそんなに思わなかったけど、窓の外の景色が確実に茶色になってきている。草や木の葉っぱの緑色から葉っぱとかの枯れた黄色になってからついにそれらのなくなった茶色だ。そして最後の樽の水、絶対五分の一切ってる。昨日丘の村側にある川から革袋に水を入れてこっちに持って来たけど、あれ疲れるわりには持ってこれる量そんなに多くないし、革袋の水も臭いし、飲料水としてはあんまり使う気になれなかった。これもう次の雨季が来るまで一旦離れたほうがいいのか?でも今帰るのはちょっとなあ、失敗したのを認めるようでいやだなあ」

「ボウアにはちょっと前に実家に一旦帰ってもらった。もう本当に修行もこれで最後だって言ってた。なんかジル婆さんとすごいケンカに一時なってたらしい。一応ジル婆さんにも鶏を用意しておくか」


「なんか最近動物と話しているって? 本当か? え、なんかヤバイ人になってなくね? あれ俺の口調も代わってきてるのか?」


「あと卵料理は飽きた」


 今日言えるのはこれだけだ:


 

 ダメだ水が無くなる。雨も降らない。


 ヤマトもここ数日なにも言ってこない。


本当は一番最後の二行だけのすごく短い話なのですか、『小説家になろう』様のシステム的には200字未満の話は認められないので前の話を盛り込みました。ここまで短い話はもうないです。ここからは平均一話2500字くらいになります。

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