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幻星記~第一部〈八の要〉編  作者: キヒロ
第一章〈ララ編〉
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コーティアンその4

午後18時。昼食を取る面々。

昼18時、昼食を取るリューン達。朝より品数が、少し…多く、一皿に盛られた量は、3倍程。大盛に盛られた料理を、少しずつ取り…味見するリューンとミリリア。「ミラ!こっち!旨えぞ!。」「リューン!こっちも美味しいよ!。」そう言いつつ…取り皿に大盛に持る二人。エイナが、「野菜も取れ!。」「へえーい!。」「はぁーい!。」生半可な声で応えると、卵料理や肉料理の添え物として、盛られた野菜料理を取る。それも二口程。じろり!睨みつけるエイナ。その視線を無視して、食べまくるリューンとミリリア。はぁぁー嘆息を吐くと、カーン達を見るエイナ。シーナは、お茶だけ。カーンと〈三の剣〉は、あまり…手を付けていない。カーンが、手を止め、徐に…「出発は、明日の10時。〈グアペロ〉の町まで、二日間の距離。明日は、野営する。〈グアペロ〉の町で、三日間…泊まる。何も無い町だから、銀貨3枚渡す。」「分かった!。」「はぁーい!。」リューンとミリリアが、応える。「エイナ!。後で、渡すものがある。」「あぁ!分かった!。ミラ!少し…待ってくれ!。」「うん!。」「リューン!。5時迄に、戻れ!。〈三の剣〉の調整する。」「分かった!。〈三の剣〉は?。」「行かない。」カーンが、応える。「ふーん!。じゃぁ!一人で、行って来る。」銀貨を受け取ると、軽い足取りで、出て行く。「エイナ!。部屋で、待っているね!。」「あぁ!。」ミリリアも受け取ると、ゆっくり…出て行く。「〈三の剣〉。私は、〈ララ〉に、用があります。」「かしこまりました。自室にいます。」「エイナ!。わしらも…出よう!。」「はい!。カーン!。」4人が、出て行こうとすると、後片付けに入って来る下人とすれ違う。「後は、彼らの物になる。」怪訝な顔をするエイナに、カーンが、応える。納得し、静かに出て行く。1時の鐘が、ボーンボーンと、鳴る。4人は、それぞれに、散って行く。



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