『プロ野球戦力外通告〜クビを宣告された男たち〜』はイジメ
プロ野球は勝負の世界だからクビになる人もいる。
それは仕方ない。
毎年年末に『プロ野球戦力外通告』のドキュメンタリーが放送される。
クビになった人の今後を追った番組だ。
このドキュメンタリー自体は良いと思う。
問題はタイミングである。
年末12月はその年活躍したプロ野球選手がバラエティに出る。
今をときめくアイドルや芸人、MCは女子アナ。そんなキラキラした人たちと結果を残した人が出る。
同じ時期に戦力外通告を放送するのは悪趣味だ。
もっと言ったらイジメだ。
陽と陰の陰っぽくなる。
ナレーションが東山紀之なのもクビになった選手は可哀想だ。
東山が悪いんじゃなくて、彼のポジションが嫌味になってしまってる。
ジャニーズのエライさんに暗い感じでナレーションされるのは嫌味だ。成功にした人にナレーションされるのは屈辱だ。
ナレーションはアナウンサーで良いだろう。
TBSは面白い番組もあるんだけど、たまに弱者をバカにするね。
TBS系列の『ちちんぷいぷい』でも新聞記者が女子アナの言い間違いに対し
「フリーライターや。フリーターちゃうで。えらい違いやなハハッ」
スポーツ紙の正社員とテレビ局の正社員は笑ってた。
TBSはイジメ問題やワーキングプア問題を扱わないでほしい。




